2010/10/13

2010年10月のTwitter仕様変更の解説

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Twitterの返信、Reply関連の仕様変更につきまして、前エントリーで簡単に説明を書きましたが、思ってもいませんでした大きな反響を頂きました。Twitterでご紹介頂いた方、はてブ下さった方、どうも有難うございます!
ただ、その中で、分りづらいという声が多くありましたので、少しでもわかり易いように補足エントリーとして詳細説明をまとめさせてもらいます。

この仕様変更は、「返信」が他の人のタイムラインに現れる条件の変更です。
まず、「返信」と「通常ツイート」はどう違うのか、9月まで「返信」と「非公式RT」がどう違ったかを記載します。

仕様変更以前の返信と非公式RT

公式RT機能や、非公式RTは、普通にフォロワー全員のタイムラインに表示されますが、「返信」については若干複雑です。
公式サイトでの説明を引用しますと「返信が見られる範囲について、「他ユーザーの返信は、送信側と受信側を両方フォローしている場合にのみそのツイートはTL上に表示されます」と説明されていますが、これが分りづらいですので、例を挙げましょう。

下記のような3アカウントがあったとします。

@tsuj は、@tsuwと相互フォローしています。
@SEO_tsujiも、@tsuwと相互フォローしています。
@tsujと、@SEO_tsujiはお互いフォローしていない無関係な人です。

img01
さて、このようなツイートを@tsujと、@SEO_tsujiがした場合、当然ながら両方をフォローしている@tsuwは上図の通り見られます。

次に、相互フォローしている@SEO_tsujiと@tsuwは下記のような会話をしたとします。
img02
この2つのツイートは、ツイートの先頭が「@+ID」で始まっています。その場合は全て「返信扱い」のツイートになるのです。
このとき、@tsujのタイムラインには、フォローしていない@SEO_tsujiはもちろん、フォローしている@tsuwのツイートもTLに現れません。これは、@tsuwのツイートが、「@」から始まっているので「返信」扱いになるためです。「返信」扱いのツイートは、会話する2人の両方をフォローしていないと、タイムラインに表示されないのです。

さてこのときに、@tsujがフォローしあっていない@SEO_tsujiに話しかけたとします。
img03
この2ツイートは、@から始まっているので「返信」になりますが、@tsuwには見る事ができます。@tsuwは、@tsujも@SEO_Tsujiもフォローしているので、フォローしている人から、フォローしている人への『返信』は見られるからです。

さて、その後、下記のようなツイートがあったとします。
img04
上は普通のツイート、下は@から始まる「返信」です。
この場合、@tsujにとって下の「返信」は「フォローしている人から、フォローしている人への『返信』」では有りませんので、上下ともにタイムライン上で見られない事になります。

しかし、下記のようなツイートだった場合どうでしょう。
img05
上の例と変わらないように見えますが、下のツイートは、@の前に「.」、ドットが入っています。この場合、先頭に@が無いので返信扱いにはならず、@tsuwをフォローしている人のタイムラインには現れる事になります。@tsujのタイムラインには、下のツイートだけは表示されるのです。

例ではドットで書きましたが、先頭が@以外なら何でもかまいません。
img06
この下のツイートのように、「RT」などの文字を入れて、相手のコメントを表示した上で自分のツイートを記述すれば、全フォロワーのタイムラインに現れることになります。これが「非公式RT」と言われるものです。

つまり、この仕様では、「ツイートの先頭に@があれば返信扱い」「返信扱いだと送信側と受信側を両方フォローしている場合にのみそのツイートはTL上に表示される」という事になります。

さて、上記が今回の仕様変更が発生する前の仕様です。これが、どう変わったのでしょうか。

2010年10月の仕様変更後の返信と非公式RT

以前は「@」がツイートの先頭にあるか無いかだけで判断されていた、「返信」か「普通のツイート」かの判定が、複雑になりました。

img05
img06
この2つの例の@tsuwのツイートのように、@が先頭に無かったとしても「返信」扱いにならずに、@tsujなど、@tsuwの全フォロワーのタイムラインに現れる場合があります。

表示されるかされないか、「返信扱い」か「普通のツイート」扱いかは、「返信」をクリックしてのツイートか、そうではないかの違いです。
ツイートの例
下部の中央、「返信」のリンクをクリックしてからのツイートに、 @+ID が含まれる場合は、必ず「返信」扱いになる仕様に変わったのです。(Twitter公式サイトの新UIからだけのようです。)
ただし、例外としまして、「返信」のリンク以外からのツイートでも、「先頭に@+ID」を記載した場合、「返信」扱いになります。(たった今実験しましたので確かかと)

Twitter公式サイトでの新UIの場合、下記のような条件になります。
@ID からはじまるツイート → どこからツイートしても「返信」扱い
@ID から始まらないものの、ツイートのどこかに@IDを含むツイート
 →「返信」からのツイート→「返信」扱い
 →「返信」以外からのツイート→「通常のツイート」扱いで全フォロワーのタイムラインへ
@ID を含まないツイート →「通常のツイート」扱いで全フォロワーのタイムラインへ

公式サイト以外、アプリからではどうかといいますと、アプリによって異なるようです。

Androidのアプリ「Twicca」のVer0.7.32では、「引用してツイート」で非公式RTをすると通常のツイートに、「引用して返信する」を選択すると返信扱いになります。
Windows用アプリ「Tween」のVer0.9.6.0では、「Retweet(unofficial)」で非公式RTすると通常のツイートに、「Quote」で非公式RTすると返信扱いになります。

まず、使われているアプリがどのような挙動をするのか確かめておく必要があるでしょう。(確認されたら、コメントいただけましたら幸いです。)

今回のTwitter仕様変更について

今回の仕様変更については、公式発表があるものではありません。ただ、Twitterはこのような仕様変更を発表無しに行う場合がありますので、今回も正式仕様なのかもしれませんし、突然撤廃される仕様かもしれません。

どちらにしても、慣れるまでは大変です。ただ、これを把握していないと、自分のツイートがどのような方に届くかを把握できないことになります。面倒ではありますが、アプリの仕様などをご確認くださいませ。

以上、前回のエントリーで、たくさんの反響、「分りづらい」や「アイコンがキモすぎる」などをいただきましたので、補足エントリーでした。

追伸:キモくてすみませんorz 近日中に変更しますのでご容赦を・・・

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