2010/07/13

クラヤミ食堂に参加してみた

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7月10日、念願のクラヤミ食堂夏休みバージョン2010に参加してきました。

「目隠しをして食事する」というイベントですが、それだけではありません。ひとつのテーマを元に様々な演出がある中、同じテーブルの方々と交流しつつ未知の食材を食べるという楽しいものです。
今回のテーマは「夏休み」。昭和の夏休みを思わせる演出を元に、工夫された料理を楽しませてもらいました。

クラヤミ食堂、期待通り楽しいイベントでしたのでレビューしようと思います。

会場での体感

会場に着くと順番に目隠しをされ、スタッフの方に手を引かれて店内の席へ誘導されます。
そこは静かなクラヤミ。恐る恐るテーブルにあるものを手探りしたりしている内に、スタッフの方から「周囲の方と挨拶などしてみては」という促しが。

静かだった会場は一斉にがやがやとしだします。手の届くすぐ隣にも人がいて、座ったのは8人がけのテーブルだったようです。
みなで笑いあったり、手探りの握手をしているうちに、料理とワインが運ばれてきます。

同じテーブルの方々と騒ぎつつ、食事を進めてゆきます。どの料理も面白い食感があるものばかり。嬌声をあげつつ、これは赤ワインだ、これはうなぎ?ブロッコリー!などと騒ぎつつ、食べ進んでいきます。

私は「クラヤミ食堂」を視覚を塞いだ状態での味覚を楽しむもの、とだけ思っていました。でもそれだけではなくて、様々な感覚を総動員しつつ、珍しいコミュニケーションを体感できるとても楽しいイベントでした。
声だけで同じ事を体験していく経験は普通ではないものですよね。おそらく、目での第一印象があったならば、こんなに楽しい、新鮮な交流にはならなかったように思います。

2時間はあっという間に過ぎ、夏休みの終わりが演出されたBGMの中、一人ひとりスタッフに手を引かれて退出していきます。
まだ始まってもいないはずの夏の終わりを感じてみたり、まるで夏休みに帰省した田舎で仲良くなった人との別れのような印象で、すっかり名残惜しくなります。

外での待ち合わせのために暗号(なぜか「キン肉マン」(笑))を決めていましたので、すぐに合流はできたのですが、予想していた姿とはまったく違ってそれもまた面白いものです。
私はちょっと用事があって2次会には参加できなかったのですが、この2時間だけでもこれまでに経験したことが無い楽しさと刺激的なコミュニケーションを体験できた時間でした。

クラヤミ食堂のメニュー

会場を出る際に、メニューが印刷された紙を渡され、また、見本メニューも展示してありましたので、ここでいくつかメニューをご紹介。

クラヤミ食堂のメニュー
これが全メニューです。合計7品とワイン4種類。

スープ
これは2品目の「夏のさわやかごはん 山形名代だし」
大きなボールに入ったスープを、お玉で手元の小椀によそって飲むのですが、小椀にはあらかじめきゅうり、なす、切りゴマ、じゅんさい、さざえなどが。
恐る恐るお玉を手渡ししあって、おそるおそる飲みますと複雑な味の出汁と刻み野菜が。キュウリの味が強いのですが、和風の出汁と、ちょっとのぬるぬる、不思議な食感です。食べているときには「きゅうりとみょうが、あと昆布?」と一致していたのですが、ナス、サザエは全く予想外。

このときに飲んだスパークリングワインもおいしかったなぁ。今メニューをみると「ヴィーニャ マルティナ カヴァ ブリュット NV」というものらしいです。今度買ってみよう。

うなぎとうなぎにみせかけたたべもの
山と川のめぐみ 豆腐湯葉うなぎの蒲焼仕立てと山の幸
下は、うなぎと、うなぎに見せかけたもの(大和芋、豆腐、湯葉、松の実、かんぴょう、のりを組み合わせ)とのこと。うなぎはすぐにわかりましたが、蒲焼仕立てはまったく分らず。白身魚だと思い込んで、何の魚か当てていたのですが。わたしはすっかりヒラメかと…
でも、これは本当に美味しかったです。蒲焼仕立て、また食べてみたいなあ。

とうもろこしとたこやき
これは6品目の「いろいろな味の屋台ごはん」
このたこ焼き風の串が曲者。中にはタコ・チーズ・ホタテと3つとも違うものでしたが、1つ目がタコで期待通りだったので、2つ目以後も最初はその印象でたこ焼きと思わされます。あれ?ちょっと違うかな?と、じっくり味わってチーズはわかりましたが、もうひとつがホタテとは・・・

クラヤミ食堂、とても楽しいイベントでした

食べる事は、味覚だけではなく、嗅覚や触覚、視覚、聴覚以外の五感を総動員しているといいますが、そのうちの視覚をブロックするだけで、こんなにも新鮮に食を楽しめるものだ、驚かされるイベントでした。

必死に視覚以外の情報で食べていると、残りの感覚が鋭敏になるようで、面白いだけではなく、普段よりも美味しく味わう事ができたように思います。
あと、第一印象というのがどれだけ強いかも実感できましたね。最初に誰かが立てた予想に影響されて、すっかりその素材だと思い込んでしまいます。味覚がここまで引っ張られるとは思いませんでした。

それと、声だけの交流というのも本当に面白いものでした。ネットでの交流に通じるものもありますが、声は聞こえますので、ネットとリアルの中間点だったような感じがします。

今回のクラヤミ食堂は、7/11で最後になりますが、定期的にやっているようですので、ぜひ、一度参加されることをお勧めします。私もリピーターになっちゃいそうです。



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