2013/07/27

プレスリリース悪用のガイドライン違反化など、6-7月のGoogleガイドライン更新情報

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SEO関連Googleヘルプ更新情報

SEOに関係したGoogleのヘルプ、更新情報6-7月分です。
今回は「リンクプログラム」の更新に注目するべきでしょう。「プレスリリースを直接的に使ったリンク収集」「アドバトリアルによるリンク収集」がガイドライン違反であることがガイドラインに初めて明記されました。
他にもリンクプログラムのページは大幅に更新されていますし、URLの変更や、Googleニュース関連、Google+の登録についての変更、動画や画像のコピーだけのページに対する警告などが追加されています。



リンク プログラム

当ページが大幅に更新されました。新しい情報も含みますので詳しく見ていきましょう。

引用:変更前
論理の一貫性に乏しい記事に挿入されたリンク。
例:ほとんどの人は夜眠ります。お店で手頃な毛布を買うのもよいでしょう。毛布があれば夜も暖かく過ごせます。また、卸価格のヒーターを買うのもよいでしょう。ヒーターがあればより暖かくなりますし、夏休みになってフランス旅行に行くときはオフにすればよいだけです。

引用:変更後
他のサイトに配布される記事やプレス リリース内の最適化されたアンカー テキスト リンク。次に例を示します。
市場には多くの婚約指輪が流通しています。結婚式を開くなら、最高の指輪を選ぶべきです。また、ウェディング ドレスを購入する必要もあります。

「プレスリリース内の最適化されたアンカーテキストリンク」がガイドライン違反として警告されました。

これまでは「論理の一貫性に乏しい記事に挿入された」と記載されていた部分が更新されたのですが、具体的に「他サイトに配布される」コンテンツに仕込まれるSEOを意図したリンクの内容に変わったと言えます。

特に明記されている、プレスリリースが掲載されるページを「直接的に」リンク元として使う手法は、以前は確かに効果的でしたが最近はほとんど効かなくなっています。効果検証をしない人/どの施策の効果が発生しているかを区別しない人が多いようですので、未だに一般的に行われています。

今回Googleが明確にガイドライン違反として明記しましたので今後は扱いがさらに変わるのかもしれません。プレスリリースを掲載しているニュースメディアなどのWebサイトにとっては、発リンク側としてのリスクもあるかもしれませんので、注意が必要でしょう。

SEOの目的も含めてプレスリリースを行うことは否定されるものではありません。プレスリリースをうまく行う事で、情報の拡散に弾みが付き、それによって他サイトでリンクも含めて取り上げられて良いリンク構築につながるものです。しかし、直接的な被リンクを求めたプレスリリースの活用のリスクは高まったと言えます。注意しましょう。

引用:追加部分
PageRank を転送するリンクを含む記事に対して支払いが行われるアドバトリアルやネイティブ広告。

すでにアドバトリアルリンクに対する警告は米Googleによって行われていましたが、ガイドラインにも追記されました。

引用:消去部分
Google 検索結果におけるサイトのランキングは、そのサイトにリンクしている他のサイトの分析によっても影響を受けます。検索結果でのランキングに影響するのはリンクの量、品質、関連性です。サイトにリンクしている別のサイトから、そのサイトのテーマや、品質および人気度を知ることができます。

この部分は冒頭に記載されていたのですが、7/18の更新で消滅しました。

引用:変更前
:PageRank を操作する意図でウェブ スパマーのサイトや無関係なサイトにリンクすること。

引用:変更後
アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。

ちょっと直訳風ですが、特定ワードの順位をを上げることを目的とした記事投稿のキャンペーンがガイドライン違反として否定されました。

引用:変更前
Google のガイドラインへの違反にあたる不自然なリンクの例としてよくあるケースを次に紹介します:

引用:変更後
さらに、サイトの所有者が編集時にページに配置したリンクではないリンクや保証していないリンク(不自然なリンクと呼ばれます)を作成することは、Google のガイドラインへの違反と見なされることがあります。Google のガイドラインへの違反にあたる不自然なリンクの例としてよくあるケースを次に紹介します:

ちょっと直訳風ですね。おそらく今後修正されることでしょう。

引用:変更前

他のサイトから自分のサイトへの関連性の高いリンクを作成してもらう最善の方法は、インターネット コミュニティですぐに人気となるような、関連性の高い独自のコンテンツを作成することです。役立つコンテンツの数が多いほど、誰かがそのコンテンツが自分のサイトのユーザーにとって役立つことに気付き、リンクを作成してもらえる可能性が高くなります。何かを決定する際は、まず「これはサイトのページにアクセスしたユーザーにとって有益か」と考えてください。
自分のサイトへのリンクの数だけではなく、それらのリンクの品質と関連性も重要です。良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。リンクは編集者による人気投票のようなもので、にぎやかなブロガー コミュニティは興味をひくのにもってこいの場所です。

引用:変更後
他のサイトから自分のサイトへの高品質で関連性の高いリンクを作成してもらう最善の方法は、インターネット コミュニティで自然に人気を獲得する、関連性の高い独自のコンテンツを作成することです。良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。リンクは編集者による人気投票のようなもので、役立つコンテンツの数が多いほど、誰かがそのコンテンツが自分のサイトのユーザーにとって役立つことに気付き、リンクを作成してもらえる可能性が高くなります。

最後のまとめ部分も大きく更新されましたが、情報としては大きくは変わりません。
役立つ、良質なコンテンツを作ることがリンク獲得の一番の方法だ、とGoogleのガイドラインは記載しています。

リンク収集はSEOでは非常に重要な要素です。
しかしGoogleが認めない方法によるリンク収集のリスクは高まリ続けています。
基本的にコンテンツによるリンク収集を中心に進めていくしか無いと考えるべきでしょう。

URLの変化

6月にウェブマスター向けガイドラインのURLが変更されました。
以前は「http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=99170」というようなURLでしたが、全て「http://support.google.com/webmasters/answer/99170?hl=ja」といったURLに変わりました。動的URLから静的URLへの変更が行われた事になります。
なお、記事の多くはリダイレクトで繋がっていますが、一部の記事はこの前後に統廃合が行われました。

URLについてはGoogleは「動的URLならば動的URLのままで良い。Googleのために静的URLに変える必要はない」と明言していますが、Google自体が変えた事になります。もちろん、これはSEOの意図で行われたものではないのでしょうが。
個人的には、やはりアルゴリズムでURLの正規化が行われる際の処理の正確性や、URL構造づくりのためには静的URLが望ましいと考えています。

今回の変更は、Googleヘルプの様々なジャンルで徐々に行われてきました。1ヶ月に1カテゴリなどの頻度で半年前からしばらく進んでいましたが、ウェブマスター向けガイドラインは最後に近い変更です。
同じシステムですので一括で変更できそうなものですが段階的な修正を行ったのは、不具合が発生しないかを確認するためだったのでしょうか。実際、変更はあまり影響力が無いものから始めて影響力が高いものへ変わっていったように考えます。

この変更に合わせて多くのページで情報の更新もされています。表現レベルの変更ばかりと思いますが、あまりに大量の変更のため、私が確認仕切れていない部分もあるかもしれません。重要なページについては再度見なおして見ることをお勧めします。

無断複製されたコンテンツ

コンテンツに関するガイドラインの「無断複製されたコンテンツ」に関するガイドラインには、いくつかの問題有る情報の例がでています。そこに一つの情報が追加されました。

引用:追加部分
ユーザーに実質的な付加価値を提供することなく、他のサイトの動画、画像、その他のメディアなどのコンテンツを埋め込んだだけのサイト

例の一つ目には「他のサイトのコンテンツをコピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなく転載しているサイト」という記載もありますが、わざわざ4項目目として動画や画像などのメディアの埋め込みのみのサイトを指摘しています。

ここでGoogleが警告しているのは著作権違反という部分ではありません。「実質的な付加価値を提供することなく」ということが問題です。

そのようなWebページは非常に多くありまして、著作権違反としてDMCA違反での削除はよく見られましたし、ガイドライン違反としての警告もありました。
このタイミングで今回の項目が追加されたことを考えると、他から引用した動画等を添付しただけのWebページについて、Googleも注目しているということでしょうか。

リンクを否認する

リンクの否認(Disavow Links)ですが、以前はGoogleの日本語表記は「リンクを非承認とする」となっていましたが、6月に「リンクを否認する」に変わりました。Google ウェブマスターツールと表現が一致しましたね。
なお、同じタイミングでページも多くの部分が更新されましたが、私が確認した限り情報の変化は無く表現レベルの変化にとどまっています。

Google+ プロフィールの名前付けポリシー

Google+アカウントのプロフィールの名前については、これまで実名が必須でしたが、一部変更されました。
一部の人には非常に重要な変更でしょう。

引用:変更前
Google+ を使用すると、現実の世界と同じようにウェブ上のユーザーと交流することができます。そのため、交流したいユーザーがあなたを見つけられるように、あなたが実際に使用している名前を使用することが重要です。実際に使用している名前とは、友だち、家族、同僚などから普段呼ばれている名前です。たとえば、法的なフルネームが「田中ジョージ太郎」で、普段は「田中ジョージ」や「田中たろう」という名前を使用している場合は、いずれの名前も使用できます。
Google+ の登録手続きを完了できない場合や、名前に関する問題によりプロフィールが停止された、または停止されている可能性がある場合は、下記の Google のガイドラインをご覧ください。ご登録のプロフィール名が Google のポリシーに従っていないことが判明した場合には、Google で対応措置をとる前に、プロフィール名を変更していただくために 4 日間の猶予期間が設けられます。
・実名をフルネーム(氏名)で使用する。
実名を使用すると、あなたを知っているユーザーと交流できるようになり、自分を見つけてもらうのに役立ちます。職業、教育、社会、宗教上の称号(Dr.、Rev.、Prof. など)を含む名前を姓名の欄に入力することはできません。
違反の例: Doctor Stan Livingston、Bill Smithwick DDS、Rev. Jim Copley、S. P.
ほとんどの人は現実の世界で本名やそれに準じた名前を使用していますが、Google ではこのようなケースが常に当てはまるものではないことを理解し、Google+ で通称を使用することも容認しています。入力された名前に疑いがある場合は、これが認められた身元であることを証明できるものの提出をお願いしています。その場合は、この名前であなたについて言及している他のソーシャル ネットワーキング サイト、ニュース記事、公式文書へのリンクをお知らせください。この名前とあなたのプロフィールは、アバターやその他のオンラインでの第 2 の身元ではなく、あなた自身を表すものである必要があります。冒涜的な名前や他の人を不快にさせる名前は使用できません。

引用:変更後
Google+ を使用すると、現実の世界と同じようにウェブ上のユーザーと交流することができます。あなたを知っているユーザーと交流したり、あなたを検索しやすくするために、自分の姓と名を使用することをおすすめします。
このポリシーは Google+ プロフィールにのみ適用されます。Google+ プロフィールは個人用です。職場、友だち、家族、ペットなど、自分以外を紹介するために Google+ を使用する場合は、Google+ ページを作成する必要があります。

これまでは非常に厳格に実名を求められていましたが、大きく変更されました。
ただ、やはり本名の使用を「おすすめ」されていることは変わりません。

引用:追加部分
・イニシャルや名前だけを使用することはできますか?
2 つの部分からなる名前を入力する必要があります。どちらか一方をイニシャルにすることはできますが、両方をイニシャルにすることはできません。たとえば、「Jane Smith」、「Jane S.」、「J. Smith」は可能ですが、「J. S.」とすることはできません。

苗字・名前のどちらかをイニシャルにすることを許容する内容が追加されました。本名をすべて出したくない人には朗報でしょう。

また、他にニックネームの追加などが含められていますが、これは本名に追加して掲載するものです。

Google+がより気軽に使えるようになりますね!

Google ニュースに登録する

表記ページが大幅に更新されました。

冒頭に、下記の部分が追加されています。

引用:追加部分
以下は重要なガイドラインの一部です。サイトを送信する前にご確認ください。下記のニュースの品質に関するガイドラインをよくお読みください。このガイドラインでは Google ニュース インデックスからサイトが削除されてしまう可能性のある実例や、アルゴリズム対策や手動のスパム対策で影響を受ける可能性のある実例もまとめています。サイトがスパム対策によって影響を受けた場合、今後 Google ニュースの検索結果に表示されない場合があります。

こう書かれています通り、様々な情報が追加されています。Googleニュースへ登録されている方、登録を検討中の方は、一度読み返してみるべきでしょう。

「編集部のおすすめ」RSS フィード/ニュース(ソース提供元)

表記の記事が大きく更新されました。

引用:変更前
記事ごとに記者/ライターの名前が必要です。記事に特定の記者/ライターがいない場合は、「[ニュースメディアの名前]編集部」などのように一般的な署名を使用するか、「政治・経済」「記者コラム」など、記事が掲載されているセクション名を入れることもできます。

引用:変更後
記事ごとに記者/ライターの名前を指定することをおすすめします。<dc:creator>(RSS)または <author>(Atom)タグを省略すると、「[ニュース メディアの名前] 編集部」の署名が表示されます。記者/ライターの名前は指定どおりの表記で Google ニュースに反映されるので、標準的な表記を使用してください。たとえば、「JOHN SMITH」ではなく「John Smith」と表記します。<dc:creator> または <author> タグ内に「記者:」などの語を含める必要はありません。

「必要です」から「おすすめします」に変更されました。

また、他にフィードの例も若干更新されています。もし「Googleニュース」の「編集部のおすすめRSSフィード」に対応されている方がいましたら確認しておくべきでしょう。
なお、下記の項目に注意が必要です。

引用:追加部分
現在、[編集部のおすすめ] をご利用いただけるのは一部の国のみです。また、リクエストへのご返答は英語のみとさせていただく場合があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

この情報が追加されました。日本はどうなのでしょうか?
日本でも使えるという話を聞いた事はありますが、実際の挙動は確認できていません。対応してみる場合は、もしかすると日本未対応の可能性もあることを踏まえるべきでしょう。

Google ニュースで使用されるカテゴリ

更新されました。

引用:変更前

Google ニュースで現在使用されているカテゴリには、次のものがあります。
アメリカン フットボール (スポーツ)
芸術 (エンターテインメント)
陸上競技 (スポーツ)
自動車 (生活)
バドミントン (スポーツ)
野球 (スポーツ)
バスケットボール (スポーツ)
書籍 (エンターテインメント)
ボクシング (スポーツ)
ビジネス
有名人 (エンターテイメント)
大学対抗野球 (スポーツ)
大学対抗バスケットボール (スポーツ)
大学対抗フットボール (スポーツ)
大学対抗スポーツ (スポーツ)
会社 (ビジネス)
コンピュータの使用 (テクノロジ)
クリケット (スポーツ)
カルチャー (生活)
サイクリング (スポーツ)
経済 (ビジネス)
教育
エンターテイメント
環境 (科学)
ホッケー (スポーツ)
フードおよびドリンク (生活)
地理学 (科学)
ゴルフ (スポーツ)
ハンドボール (スポーツ)
見出し
健康
高校スポーツ (スポーツ)
家庭および園芸 (生活)
ユーモア
アイス ホッケー (スポーツ)
産業 (ビジネス)
インターネット (テクノロジ)
法律
生活
ローカル
市場 (ビジネス)
映画 (エンターテインメント)
音楽 (エンターテイメント)
国家
オリンピック (スポーツ)
特集ページ
パーソナル テクノロジ (テクノロジ)
政治
レース (スポーツ)
宗教
ラグビー (スポーツ)
風刺
科学
サッカー (スポーツ)
宇宙 (科学)
スポーツ
卓球 (スポーツ)
テクノロジ
テニス (スポーツ)
映画館 (生活)
旅行 (生活)
テレビ (エンターテイメント)
ビデオ ゲーム (テクノロジ)
奇妙なニュース
国際

引用:変更後

Google ニュースで現在使用されているカテゴリには、次のものがあります。
American Football(Sports)
Arts(Entertainment)
Athletics(Sports)
Automotive(Lifestyle)
Badminton(Sports)
Baseball(Sports)
Basketball(Sports)
Books(Entertainment)
Boxing(Sports)
Business
Celebrities(Entertainment)
College Baseball(Sports)
College Basketball(Sports)
College Football(Sports)
College Sports(Sports)
Companies(Business)
Computing(Technology)
Cricket(Sports)
Culture(Lifestyle)
Cycling(Sports)
Economy(Business)
Education
Entertainment
Environment(Science)
Field Hockey(Sports)
Food and Beverage(Lifestyle)
Geography(Science)
Golf(Sports)
Handball(Sports)
Headlines
Health
High School Sports(Sports)
Home and Garden(Lifestyle)
Humor
Ice Hockey(Sports)
Industry(Business)
Internet(Technology)
Legal
Lifestyle
Local
Markets(Business)
Movies(Entertainment)
Music(Entertainment)
Nation
Olympics(Sports)
Op/Ed
Personal Technology(Technology)
Politics
Racing(Sports)
Religion
Rugby(Sports)
Satire
Science
Soccer(Sports)
Space(Science)
Sports
Table Tennis(Sports)
Technology
Tennis(Sports)
Theater(Lifestyle)
Travel(Lifestyle)
TV(Entertainment)
Video Games(Technology)
Weird News
World

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