2010/08/29

Androidの短所・欠点 | アンドロイドに後悔しないために必要な覚悟

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昨年7月、Androidケータイが日本で発売されてから1年ちょっとが経ちました。
私は発売日にHT-03Aを購入しましたので、1年間以上使ったことになります。

アンドロイドケータイを実際に使ってみて、私が普段使うケータイとしてAndroidが一番の選択と思います。
しかし「iPhone4とAndroid、どっちを買うべき?」と私が聞かれると、「iPhone4がいいんじゃないの?」と言うことが多いです。
いくつかのポイントを覚悟した上でAndroidを選択するなら良いと思います。しかし、現状のAndroidには色々な不満があって無条件で薦めることはできません。

どのような不満があるのか、それでもAndroidを使う場合にはどのような覚悟が必要なのかを、独断と偏見でまとめてみました。

バージョンがバラバラ

今使っているNexusOneに入っているAndroid2.2=FroyoはすばらしいOSと思います。モバイルデバイスで最高速度を誇る諸々の処理速度、練られたインターフェース、テザリングやブラウザ連携機能、どれも最高の使用感!

でもこのFroyoは、NexusOneでダウンロードできるようになってから3ヶ月、まだ正式に日本では使えないのです。

私がHT-03AでAndroid1.6を使っていた頃は、面白そうなアプリの発表があるたびに、2.1対応、という文字をみては悔しい思いをしていました。
海外で出るAndroid2.1端末を見ては、買って半年も経っていないHT-03Aを捨ててしまいたく・・・結局1年も待たずに、DOCOMOの2年縛りを破ってNexusONEに買い換えることになるわけですが。

Androidは端末がたくさんあるので、機種毎にバージョンもバラバラになっちゃうのがやはり短所といえます。バージョン差がそれほど無いならいいのですが、Android1.6と2.2は性能差が激しすぎます。
ソフトウェアバージョンアップで機能が良くなることは長所でもありますが、やはり、バージョンアップがなかなかされない機種が多いことを考えると、バージョンアップによる急激な進化は、短所の面が大きいと思うのです。

なにやら、本年末?にはAndroid3.0が発表されますが、NexusOneにも乗るか乗らないかが不透明な模様。
もしも、NexusOneに対応せず、2.1と2.2のような差が2.2と3.0にあればまた買い換えることになりそうです。

今後、バージョンアップの頻度は下がると言われていますので、この不満は減っていくのかもしれません。

でも今買うのでしたら、NintendoDS全盛で、ネット上の記事とかはそのレビューで溢れているのに、一人GBアドバンスを買った人のような気持ちを味わうことになるかもしれない覚悟は必要かと思います。

アプリケーション不足

Androidのアプリがどんどん増えていること、iPhoneに迫る勢いだということはよく言われます。
確かに実用アプリはどんどん充実していきます。Iphoneと比べて作りやすく、制限も少ない利点から、色々な魅力的な実用アプリも生まれています。24時間返品可ですし、どんどん試してみることもできるAndroidで、魅力的なアプリをどんどん試すこともできます。

しかし、Androidにはゲームなどエンターテインメントアプリが少ないのです。

iPadを購入して、iPhone向けゲームの多さとその充実に驚きました。まるでプレイステーション版?と思うようなバイオハザードや、ストリートファイター、太鼓の達人などのラインナップ。移植だけではなく、iPhone独自のアプリも充実しています。

一方のAndroidで遊べるゲーム、人気のゲームの多くはファミコンでも再現できそうなものです…

まぁゲームでいうと、iPhoneには絶対おいつけない「エミュレーター」という利点はありますけど、簡単に楽しめるものではないです。

シェアの問題があるのかと思いますが、ここまで偏るのはなにか理由があるのですかね?Androidのゲームの人気ランキングとiPhoneのランキングを見比べると、iPhoneの20位くらいのゲームをAndroidに出せば、大量の購入者が出ると思うのですが。

ゲーム以外でも、やはり多くのアプリは最初にiPhone版が登場する事が多いことも悲しいです。セカイカメラなどの先進的アプリがTwitterなどで盛り上がっている中、ぢっと1年近く耐えることになる覚悟も必要かと思います。

開発者視点が多すぎる

iPhoneでは、あの少ないボタンにもかかわらず長押しでスクリーンキャプチャができる様になっています。この機能は、iPhoneの魅力を多くの人に共有する上で非常に大きな役割を果たしていると思います。
しかしAndroidでは、英語の開発者向けツールをインストールした上でパソコンとを繋いで、初めてキャプチャ出来るようになっています。

他にも、フォントを変えるためにはRoot権限を取っての作業が必要です。やってみると簡単なんですが・・・やはり、普通の人にはオススメできる作業ではないです。

これは極端な例ですが、他にもパソコンが苦手な人にはかなり難しい操作が多く有ります。普通の操作をする限りでは問題ないと思いますが、ちょっと複雑なことをしようとおもったら、困ることになるかもしれません。

アプリケーションが英語

これは、iPhoneでもある程度はあることですが、Androidは特に顕著な気がします。
Androidの人気のアプリで、日本語化されていないものが多いのです。

高校生程度の英語力で問題なく読めますが、英語が苦手な人にとっては苦しむことになる覚悟が必要でしょう。

それでも・・・Androidが良い!

Androidへの文句を書き連ねてきましたが、やっぱり私はAndroidケータイはiPhoneよりもすばらしい、と思っています。Androidの利点は多くあります。私には欠点よりも利点が大きいように思います。

  • ケータイでのPC用Flashを閲覧ができることは、非常に大きな利点です。ケータイでFlashを必要とする機会はそんなに無いかと思っていましたが、これまで無意識に「無理」と思っていただけのようで、実際にストレス無く見られるようになるとかなりの利用頻度になりました。
  • Android2.2になって、インターフェースは非常に良くなりました。
  • iPhoneの世界のクローズドさによるマイナスが注目される中、Androidのオープンな世界の利点は、やはり大きなものです。
  • 最近ではAndroidでは出るもののiPhoneで出ないアプリも増えてきましたし、Google製のすばらしいアプリはiPhoneにありません。
  • 日本では電波の問題から、iPhone一台で生活するのは一部の地域に住む人以外には難しそうです。
  • 普段からGoogleサービスを使っている人には、強力なGoogleサービスとの連携は非常に便利です。

数年しましたら、AndroidとiPhoneのシェアが逆転して、不満は殆ど解消されると思います。シェアも大方の予想通り、Androidに傾くはずです。アプリの購入や、データを移行することを考えると、今からAndroidを使っておくべきかもしれません。

将来を見ずに、現段階の機能でも上で挙げたような利点はありますし、Androidを選択する価値は充分にあると思います。
ただ、やはり今までのケータイが便利になった、という認識で乗り換えると、後悔することになるように思います。

和式ケータイからAndroidへの乗換を検討している方、覚悟の上、お越し下さい。最初は辛いかもしれませんが、慣れると本当に快適な世界が待っていますので。

どうか、そんな覚悟しなくてはならないような欠点が無くなって「絶対Androidのほうが良いって!」と断言できる日が一日でも早く来て欲しいと思います。

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