2016/04/21

タイ全裸の株式会社DYMが評判の隠蔽に使った7つの手法

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2016年3月、社員旅行で訪れたタイ国ホアヒン、タイ王室ゆかりの地にて社員数十名が全裸で騒いだ件が株式会社DYMの評判としてネットで話題になりました。

タイの王室保養地で、日本人20人が全裸狂乱事件…国際問題に発展、タイ国内が騒然/
(魚拓)

さて、この話題はどのように検索結果に表示されているでしょうか。
4/10と4/21に[DYM]と検索した結果を見比べてみましょう。
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赤枠が事件を紹介した記事です。4/10に5枠あったものが2枠に減りました。
そのかわりに現れた表示がこちらです。
dym2

前回このブログでは、DMCA申請が悪評隠しに悪用されたと思われる事例をご紹介しました。
そして今回も本来クリエイターの著作権を守るためのDMCA(デジタルミレニアム著作権法)が、タイ国での騒動という株式会社DYMの評判に影響するのを隠そうと悪用されたものだと考えます。

この株式会社DYMは、ネット上での悪評隠蔽を事業として行っています(魚拓)。調べてみますと、このDMCA活用以外に様々な方法を使って自社の悪評隠蔽を行っていた証拠が見つかりました。

この記事では、どのような方法を使って株式会社DYMが悪評を検索結果から消していたのかを7つに分けてご紹介します。

株式会社DYMが評判隠しに使った方法7つ

7つありますので、簡単な紹介です。
もし詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら、別記事で詳細解説いたしますので、Twitter等でリクエストをお待ちしております。

微妙なDMCA申請

最初にご紹介したDMCA、デジタルミレニアム著作権法に基づく申請です。
DMCAとは?ということについては、私が書いた記事で説明していますが、一言でまとめますと「主にインターネット上での著作権侵害に対応するための米国の法律で、この申請を行う事で著作権侵害ページを早々に検索結果から排除できるもの」です。この仕組自体はクリエイターを守るために必要なもので素晴らしいしくみですが、悪質な団体による悪用が目立っています。

さて、今回のDYM社がどのようにDMCAを使っているかを見てみましょう。

どのようなDMCA申請が行われたかはインターネット上で公開されています。「株式会社DYM」が実名で申請したDMCAを確認しますと、沢山出てきました。
今回、申請が出されていたのは下記のページです。

DMCA申請の内容は、ロゴ画像やコーポレートサイトのキャプチャや文章を「無断引用」したというものが主ですが、興味深いのは、「弊社のプレスリリースを無断引用し掲載」したとしてDMCA申請をしているケースもあることです。(1 2 3 4)

「弊社のプレスリリースを無断引用し掲載」ということ、「無断引用」という段階で「引用」の意味が間違えていますが、そもそもプレスリリースを紹介すると著作権違反というのは???と不可思議な申請です。
プレスリリースを紹介することが本当に著作権侵害とは思っていることはないでしょう。これは『悪評削除のためのDMCA申請の悪用」目的と考えられます。

この申請の結果は、申請フォーマットが誤りだらけということもありまして、多くは無視されています。
しかし、実際に「プレスリリースを無断引用」したとして申請されたエキサイト株式会社によるエキサイトニュースの記事(魚拓)が検索結果から削除されてしまっています。
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今のDMCAの仕組みは非常に問題ある状況ですので悪用しようとすると簡単にできます。ここを突いて株式会社DYMは悪評隠蔽に活用しています。

複数のドメインでのサイト立ち上げ

次の方法です。前の項目が長くなりましたので簡単に。

1つの検索結果では1つのドメインは多く表示されづらくなっています。
そのため公式サイトをひとつしか持っていないと、検索結果では9件がコントロールできない非公式サイトということになります。検索結果をコントロールできるページで埋めるためには、公式サイトのドメインを分けることが有効です。

株式会社DYMがどのように分割しているかはちょっと検索してもらえますとすぐに何十ドメインと発見出来ると思いますが、例えばBingでこう調べると簡単ですね!なんか変なサイトもいっぱい出てきますけど詳細を調査しちゃだめですよ!

Webサービスへの高圧的連絡

タイ全裸事件が話題になったタイミングで、このTwitterまとめがネット上で多くシェアされました。

(魚拓)DYMの悪評をソーシャル上に書くと、会社員なら社長にクレーム電話/フリーなら弁護士連絡という噂 – Togetterまとめ
このリンク先は魚拓です。元記事は消されています。

更に、ここではない複数のWebサービスの話を確認できましたが、削除申請や発信元情報開示申請として相当高圧的な形での削除要請が入るとのことでした。

おかしい削除要請は無視する立派なWebサービスもあるようですが、面倒だと全て削除してしまうサービスが有ることは仕方がないことと思います。

たとえばNAVERまとめを確認しますと4/21現在は数十記事がGoogleのキャッシュに残っていますが、クリックすると全てが消されています。

特に国内WebサービスへDYM社の評判、悪評を書いた場合、DYM社はすぐに消スために動いていることは確かでしょう。

Webサービスへのスパム投稿

Webサービスへの投稿が行われて、消しきれない場合はどうなるのでしょうか。その場合はWebサービスへの攻撃が始まります。

Yahoo!検索では検索結果にYahoo!知恵袋が差し込み表示されます。Googleでは、Googleマイビジネスとしてクチコミが表示されます。
これらに対する削除申請も行っているようですが、なかなか消しきれていないようです。
その場合、悪評を良い評判で押し流すために、大量投稿を始めます

Yahoo!知恵袋の場合

Googleマイビジネス クチコミの場合

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3/14段階では92件の悪評があったものの、コメント付きのレビューは全て削除されています。その後、連続した★5つのレビューなどもあり平均点は上昇しています。

恐怖を感じさせる連絡

国内企業が運営するWebサービスに悪評が投稿された場合には、上記のように削除されます。
では、このような理由ではなかなか削除されないTwitterやFacebookや、レンタルサーバで行う個人ブログの場合はどうなるでしょうか。

この場合、メールや電話などで連絡が始まります。

会社員の場合は、消されるまで会社の広報窓口や社長への恫喝的な連絡があります。この件はなかなか証拠が残りづらいのですが、周りにSEO会社の方、特に業界経験が長いSEO関係者がいましたら確認してみてください。悪評記事をRTした人の会社にまで怒号の連絡が入った事件などを覚えている人もいることでしょう。

そして、会社員ではない場合には色々な側面から脅す連絡が入ります。
私が確認したものでは「記事を消さないとあなたが親しい人に対して危害が及ぶ」としか読み取れない連絡すらありました。実際にそういう連絡を数点確認しましたが、どう読んでも社会的な団体が行う連絡では無い内容です。

そして更には

直接訪問

こうなるわけですね。

深夜の訪問は証拠を残せなかったのですが、弊社は自宅件事務所として営業しておりますし、昼の3名での訪問だけでも高圧的な口調に非常に強い恐怖を感じました。
それ以後、外出するときは警戒が欠かせません。

訴訟

上記の連絡は、記事を消さなくては訴訟を行う、という言及も含まれています。

この段階で大きな出費が必要な訴訟を恐れて消されてしまうのですが、消されなかったケースもありましてその場合は実際に訴訟になるようです。

「ブログ名の設定は、まだ。」へのSLAPP(スラップ)‐SEM酒場

7つ以外の方法

上記は、ひとまず公開できる7つの方法です。
その他、様々な方法を使ってどうにか悪評を消そうとしているようです。

株式会社DYMには今回のタイ全裸事件の前から様々な逸話があります。しかし、それらを検索結果で見ることはほぼありません。それには、このような方法が使われていたわけです。

「Googleは使わない、SEOをしているから」そんな言葉は、一部のジャンルの検索においては明らかに正しい選択といえるのです。

おわりに

さて、この記事では、株式会社DYMが評判、悪評を消すのに使った方法7つをご紹介してまいりました。

ここまでお読みの方にはお分かりの通り、ほとんどの事が明確に証拠が残っていることです。そのほとんどはインターネット的、社会通念的に問題有る行動ばかりですのでその証拠を掲載したこの記事もDYM社の悪評でしょう。
ある意味、これまでの悪評記事を大きく上回る悪評かもしれません。

これまで様々な悪評をどんどん消してきた会社です。
きっとこの記事もどうにか消そうとしてくるでしょう。

さて、ここでクイズです!
この記事はどのように消されるでしょうか!?
ぜひツイートで予想をお寄せください。当選者の中から抽選で1名の方に豪華景品をプレゼントいたします!

さぁどれでしょう。
DMCA申請は行いづらい記事のはずですし、Webサービスに対しての連絡もレンタルサーバのさくらインターネットしか関係していないため難しいでしょう。直接訪問はすでに実施済み、私は悪いことをしていませんので訴訟も難しいでしょう。
そうなると本命は最後の2つとかになるのでしょうか……

正解発表はこの記事が消去された後で、筆者のTwitterアカウントで公開する予定です。
正解が訴訟の場合は、訴訟の行方を随時実況でご報告する予定ですが、最後の2つになった場合は物理的に発表できない場合がありますこと、予めご了承くださいませ。

発表日は未定ですが、どうぞお楽しみに!

蛇足:記事を書いた理由

多くの方にお伝えしたい事は以上です。ここからは蛇足、SEM界隈の方向けに、どうしてこのような記事を書いたのかを追記しておきます。

本件は、2016年3月からTwitter等で何度か言及してきました。
上で書きました通り恐怖を感じる事もありましたし、いろいろと面倒な事も増えました。
なぜそんな被害を受けながらもまた攻撃されるだろう記事を書いているか、不思議に思う人もいらっしゃるかもしれません。

某社では「成功している会社で嫉妬されているので」「競合つぶし意図だ」などと社員に説明していると聞きましたが、冗談でしょう。

あの会社とはそもそも顧客層が違うので一度も仕事でぶつかったことはありません。
被害を受けた会社からの相談は多く受ける機会がありましたが、業界の責任かと無償で相談に乗っていましたので全く利益になっていません。

そもそも弊社はご紹介などで十分にお仕事を頂いております。社員2名の小さな会社ですが多くの日本を代表するWebサイトの方々と仕事をさせていただいており、SEO会社として顧客サイトへの検索流入ベースでは日本一のはずです。お問い合わせを頂いてもほぼお断りしている状況で他社を蹴落とす意味がありません。

個人的には、タイ国でマナー違反の行為を行ったことがそこまで悪い事とは思っていません。それを問題視して罰するのは当局の仕事でしょう。私が考える事ではありません。

ただ私は、私が過去10年働いているSEM業界、SEO界隈にいる者として許しがたいことと思っています。

検索結果からの情報削除の方法は、ある程度SEOの経験がある方でしたら今回の7つ以外もご存知でしょうし、証拠が残ったりしないもっとスマートな方法があることもご存知でしょう。
SEOに習熟した人は悪質な形に検索結果を歪めることができます。インターネットのインフラとなった検索を簡単に壊すことができます。
しかし最低でも私の周りのまっとうなSEOの人はやっていいことと悪いことの区別は付いていますので、悪質な行為は行っていません。
検索結果を悪質に歪める行為は、自分たちが生活するインターネットを壊す行為ですから。

今回の事だけではなく、過去に行った悪質SEOでの商売違法性疑われる事を行い、その評判を封殺し続ける事。
封殺する方法も脅迫などの悪質な形で、「SEO界隈は恐ろしい」という印象を多くの方につけたことはスルーするべきことではないと考えています。
今回、このように騒動を公開するのは、更に恐ろしいという印象を付けてしまうことになるかもしれませんが、最低でも今後、被害者を減らすことはできるかと思います。

検索エンジンのガイドラインに違反したブラックハット「黒の行為」に対しては、検索エンジンが対処を行っていくものです。
しかしガイドラインではなくモラルに反した「悪の行為」ことに対処できるのは検索エンジン側ではなく同業界の我々だとわたしは考えています。

私が望む事は、私も所属する日本の検索エンジンマーケティングの業界から悪質な事を行う会社が少しでも減ることです。

同業の皆様へ伝えたい事は、どうか「消極的にでも悪質なことが行いづらくなる方法を考えていただきたい」ことです。
特にSEOにある程度知見のある方でしたら、今回の説明をせずとも、ネット上の情報は色々な方法で消せる事、悪行の履歴を消すことが十分に可能なことはご存知でしょう。
そして、それに気付いて問題提起出来るのも同業の方だけだと思います。

積極的に行うべきとは申しません。
今回説明してきましたように積極的に動くのは普通の会社員にはリスクが大きすぎますし、フリーランスや社長の方々にも面倒な事です。しかし消極的にでも出来ることは有るはずと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

2016/02/09

フリー素材に権利を主張するDMCA申請が悪評隠しに悪用されたと思われる事例

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DMCA、デジタルミレニアム著作権法と検索エンジンの関係は様々な問題を抱えています。

前に正式な権利を持っている会社のコンテンツが消されるケースをご紹介しましたが、今回は別の事例です。

提出、受理されたDMCA申請を定期的に見ていますが、違和感がある申請が時々あります。
それを詳しく見ていくと「検索結果に存在する悪評を消すために虚偽のDMCA申請がまかり通っている」事に気づきました。

フリー素材サイトの画像で削除された事例

フリー画像サイトの写真を使ったブログ記事が著作権侵害で検索結果から削除された
この記事が話題になっています。
ユーザ投稿型フリー素材サイトにアップされている画像をブログで使った所、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に違反しているとして、そのページが検索結果から削除されたという事です。

結論から書きます。これはフリー素材サイトの問題ではないとわたしは考えます。

今回の画像に著作権上の問題があるのかないのかはわかりません。しかし検索結果から削除されたのは別の意図を含むものだろうと推測できます。

このケースをじっくり見てみましょう。
DMCA申請は全て公開されていますので、でじねこ.comさんに届いた内容も全て確認可能です。
このページで確認しますと、申請はひとつしかありません。そのため、今回の問題はこの申請のことだと考えられます。

この申請の詳細を見てみましょう。
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私はフリーで写真家を生業としているものです。 私が提供した写真の一部が無断で様々なサイトに掲載されており、著作権を侵害しております。私自身はサイトを持っておりませんが、許可を得て掲載している写真は以下のサイトのみとなっております。その他は著作権を侵害している状態となっておりますので、対処をお願いします。

この内容が正しいものでしたら、確かに有効なDMCA申請です。
しかし違和感があります。この写真家の名前でのDMCA申請はこの1件しかありません。写真家を生業としている人が、それほど特徴的ではない1枚の写真だけを問題視してDMCA申請する理由が思いつきません。

問題とされた画像をGoogleで画像検索すると、相当量のサイトが使っています。しかし特定のニュースサイトの1記事だけに許諾を出して、特定の1ページだけを消そうとするでしょうか。これはおかしいです。

では、実際に消されたページを見てみましょう
Hi-Bitがフレッツ光のサービス卸でまた行政指導。NTTを装う電話勧誘には要注意

この記事だけがなぜか消されたわけです。

さて、ここでこの記事で書かれている内容「とあるプロバイダの悪評」を検索してみましょう。

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検索結果からDMCAで消えている記事が多いですが、これらは今回のでじねこ.comさんの記事ではなく、別のURLです。
10分ほど調べましたが、5ページ消されている事を発見しました。

例として1つ見てみますと、
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Yahoo!知恵袋に記載された文章が自分のブログのコピーだということで申請が出されています。

Yahoo!知恵袋の質問は「2009/9/13 18:50:14」に投稿されています。この方のブログ記事は「2009-08-23 21:00:00」に投稿されています。
確かに知恵袋への投稿よりも前ですね。
しかしこの方のブログは「Toppa!をつかっています。」という1記事だけが公開されたまま7年放置されているにもかかわらず、しっかりとパクられるとはどういう不運な方なのでしょう。

他の申請も見ると同様に1記事のみのブログか、他に3-4のゴミ記事だけがあるブログばかりでした。
偶然、ブログで1記事だけまともに書いたらそれがパクられるなんて、よほど不運な方ばかりですね。
しかも消された記事が公開された日時はまちまちですが、「とあるプロバイダに関する悪評」のページに対する著作権侵害の申請は、ほぼ同時期に集中しています。

これは、「とあるプロバイダ」の悪い記事を書くととても不運になる、もしくは

「特定の話題に触れた記事をDMCA申請で消すために
過去の日付に投稿したことにできるブログサービスを使って
消したい記事よりも前に記事が存在した事にした

のどちらかということでしょう。

「とあるプロバイダ」つまり株式会社Hi-Bit(ハイビット)の光GIGA(光ギガ)やToppa!というサービスの悪評記事が色々な方法でDMCA申請されて検索結果から消えている事、そして今回のフリー素材で消えたとされる記事もそのプロバイダの悪評記事で同じ時期にDMCAという手法を使って消えた事、それらから考えますと、画像の著作権侵害ではなく何かの意図があると考えるのが自然です。

逆SEOの問題

検索結果に現れた悪評を問題視する企業があるのは当然です。
そうならない事を目的のひとつとして、好評の話が多く出るように企業活動を行うのはまっとうな事でしょう。

しかしそれは簡単な事ではありません。時間もかかります。時間とコストに耐えられないと、一部の企業は検索結果での悪評隠しを専門にした会社に外注する場合があります。

たとえば、良い評判のページの順位を上げて相対的に悪評のページを下げる「逆SEO」と呼ばれる施策や、虫眼鏡SEOと呼ばれるYahoo!の関連検索を操作するサービスも多くあります。2chやソーシャルメディアでの悪評隠しのサービスも存在しています。

これらの手法・サービスが問題なのか、問題が無いのかはここでは言及しません。
しかし最近、より効果的かつ簡単な方法としてDMCA申請を使った悪評削除が行われだしています。

この手法は悪です。
著作権を守るための仕組みを悪用して、権利者を偽装して自社に不都合のある情報へ到達する動線をWeb上から消すのは許されない行為でしょう。

こういう事はどうにか防ぐことを考えなくてはなりません。

DMCA対策

今回、DMCAで全く問題が無いページが削除されるケースを見てきました。
これはひとごとではありません。上で見ました通り、フリー素材を使っていない普通のテキストの記事も消されています。

貴方の書いた記事も、全く問題が無いにも関わらず虚偽のDMCAで潰されるかも知れないのです。
ではこの状況にどう対応するべきでしょうか。

まずは、自分のコンテンツが消されていないかを確認することが必要です。

DMCA申請が出されると全て公開、保存されます。
それはこのサイトで確認が可能です。
定期的に自分のサイトを確認して虚偽の申請がされていないか確認しましょう。

また、Google Search Consoleに登録してメールアドレスを登録しておけば、新規のDMCA申請があった場合にはすぐにアラートが届きます。

そして、消されているページがあった場合、まずはそのページが本当に問題があったのかを確認しましょう。
他者の著作物を一部使用していてDMCA申請がで消された場合でも、そのコンテンツがフェアユース、問題が無い著作物の利用だった場合には再掲載がされます。

フェアユースについては、このページに詳しく記載されています。
「フェアユース」とは – Legal ヘルプ
自分のコンテンツ利用が該当しないかをまずは確認して、該当している場合は「Counter Notice」をしてください。

そしてこのDMCA申請が悪質な意図で行われたと確信できるものでしたら、検索結果への再掲載だけではなく、偽装した団体と戦うべきだと私は考えます。

いま、DMCAには問題が多く存在していますが、簡単に解決されるものではないと思います。

当然の前提として著作権は守られるべきです。
そのためにデジタルミレニアム著作権法は必要な法律でしょう。
デジタルミレニアム著作権法の元では、インターネット上の著作権侵害に対応するために検索エンジンは著作権侵害をある程度の短期間で消していく必要があるとされていますが、その申請は毎日200万件以上が全世界から寄せられていて、それに対して正確な審査を行うのは現実的ではないのが現状と考えられます。

インターネット上でも著作権を守られる体制は必要ですが、それを全て正しく行える状況にはなっていないのです。
以上の事から、疑わしいものはとりあえず削除して反対声明があったら戻すという体制になっていることは、しかたがないことと思います。

毎日増え続けるインターネット上での著作権侵害という問題に対して、早々にこの問題が解決するとは思えません。

しかしDMCAが悪用されるようになると、特定の情報をインターネットで到達できなくなります。それはインターネットにとって大きな問題です。

DMCAの悪用はどうにか防がなくてはなりません。

DMCA申請された情報は全て公開されることになっています。それは悪用を減らすための目的もあると思います。どうにかこの情報を有効活用して悪用を防ぎたい所です。
公開された情報を監視して、悪質な利用があれば声を上げていくことができればそのような悪用は行いづらくなるはずです。

DMCAは著作権を守るためには必要な仕組みです。しかしそれは完璧な仕組みではなく完璧になるのも遠い事です。そして悪用されると非常に危険です。

もし、あなたのコンテンツに対するDMCA申請を受けましたら、それがDMCAの悪用ではないのか?と考えてみてください。そして悪用だと確信できましたら、ソーシャルメディアやブログなどで声を上げてください。
見つけましたら、私も協力したいと思います。

インターネットと著作権を守るためにできる事として、悪質な会社・人による制度の悪用はどうにか発見、駆逐していきたいですね。

2015/12/21

DMCA(デジタルミレニアム著作権法)で権利を持ったページが削除

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デジタルミレニアム著作権法、DMCAをご存知でしょうか。
米国の法律で、特にデジタルコンテンツにおいて著作権侵害されたものの流布を防ぐためのものです。詳細はWikipediaなどを御覧ください。

このDMCAに違反とされたコンテンツに対して、Googleは検索結果からの削除対応を行っています。

削除状況は「Google透過性レポート」として詳細が公開されていますので興味がありましたらご覧ください。レポートでわかる通り、非常に多くのコンテンツが削除されています。

当然ながら著作権侵害は大きな問題です。それに対してGoogleがこのように対策を行うこと、そしてその詳細情報を公開していることは素晴らしい事でしょう。

しかしこの著作権侵害の訴えは、特に2015年の夏からはその数が一気に増え、直近では1週間に1500万以上のURLに対して削除リクエストが送られています。
DMCA侵害の訴えが増えている今、ひとつ恐ろしいことが発生しています。

問題無いコンテンツの検索結果からの削除

このGoogle検索結果をご覧ください。
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デジタルミレニアム著作権法にもとづいて削除されたURLはこのように検索結果から排除され、何らかのページが削除されたことが分かります。

ではこれで何が消されたのかを調べてみますと、このページでした。
dmca-1
よくURLを御覧ください。このページは、TVアニメ「Free Eternal Summer」のニコニコ動画による公式配信ページなのです。

他にも多くの公式に許諾を得たページが著作権侵害として削除されています。こちらは「東京レイヴンズ」の公式配信ページです。
dmca-2

ニコニコ動画の公式配信ページを調べてみますと、2015/12/20現在、下記のページがDMCA侵害として検索結果から削除されていました。

これは、ニコニコ動画だけではありません。
DMCA-3
このページは、TVアニメ「SHIROBAKO」公式サイトのキャラクター紹介のページです。
公式サイトのページが、「著作権違反」として検索結果から消されています。

10分ほど調べてこの量です。本来は問題ないページであるにも関わらず消されているページの量は相当のものでしょう。

消されているのは大手サイトや公式サイトだけではありません。引用の範囲であって著作権上は問題無い個人ブログの記事も当然消されているのです。

どうしてこの問題が起きるのか?

どうして、著作権上問題が無いページ、そして公式サイトのページまでもが「著作権侵害」として検索エンジンから消されるのでしょうか?
正しい所はわかりませんが、下記のような事情だと考えます。

米国には「DMCA申請代行業者」が存在しています。そこが大量のDMCA侵害申請を送信しているようです。

DMCA侵害の申請はそれなりの手間がかかります。特に有力なコンテンツを持っているコンテンツホルダーの場合、毎日のように増え続ける著作権違反コンテンツの著作権侵害を監視・削除申請を出し続けるのは現実的ではありません。その結果、代行業者に委託する事はあるでしょう。

このあたりは米国の制度ですので私も詳しくはわかってはおりませんが、先に紹介しましたSHIROBAKO公式ページが検索結果から削除されているのは「Japan Creative Contents Alliance LLC」という団体が権利を主張して「Remove Your Media LLC」という代行業者に委託して申請されたものです。
自分たちが日本のコンテンツの権利を持っていて他のWebページはDMCA侵害と主張する米国の団体がいくつかあります。これらが日本の権利者から権利行使の許諾を得た団体なのか、それとも何か事情があるのかは私は調べていません。
しかし日本のコンテンツについて何らかの権利を主張する米国の団体が、代行業者を通してDMCA侵害を訴えた結果、日本でもそれらが検索できない状態になっている事は確かです。

そして、それらの権利者から依頼を受けた代行業者ですが、数万のDMCA侵害申請を定期的に出している所もあります。一部では適当に申請を投げているとしか思えない業者もあります。
現実的に世界中の多様な言語を全て精査して申請することは難しいでしょうが、適当にURLにブランド名を含むページを一括で著作権侵害として申請しているように思われる団体さえあるのです。

DMCAに基づく削除リクエストがGoogleに送られると、全てのページが消えるわけではありません。一定数のページはリクエストが却下されています。
しかし現状、1週間に1500万以上のURLに削除リクエストが送られています。削除リクエスト送信側も受信・対応側も自動化しているのでしょうが、毎日200万URL以上の申請にそれが本当に著作権侵害なのか、それとも正式に許諾を得ているか、騙りではない公式サイトなのかを調べる事は、現実的に難しいでしょう。機械学習による自動化なども行われているでしょうが、それが100%の精度とならず、誤った削除があるのは仕方がない事と思います。

そのような結果、著作権上問題が無いページも消える事になっていると私は推測します。

実際にはこのDMCAで検索されなくなるページのほとんどは実際に問題あるページです。実際に著作権上問題が無いにも関わらず消えているページはごく稀です。そして、映画・アニメ関連以外ではあまり見られません。
しかし最近のDMCA侵害申請の増加量を考えますと、この問題は今後更に様々なジャンルへの拡大とともに増えていくのではないでしょうか。

権利者側が注意するべき事

ここまで、膨大に増えたDMCA侵害申請によって本来は著作権上問題無いページですら検索エンジンで探せなくなる状況が発生していることをご紹介しました。

では、実際にこれにどのように対応するべきでしょうか。
抜本的な対策ではありませんが、まずは下記の3つを注意してください。

Google Search Consoleから異議申し立て

これが一番の対抗策です。
何らかのDMCAの訴えにより自分のサイトから特定のURLが削除された場合、Google Search Consoleに無料登録さえしていれば、この連絡が届きます。
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この通知が届いても、直ちに正しく異議申立てを行いますと問題無いコンテンツだった場合には検索結果に復活します。
異議申し立てを多く行っていく事で、問題が無いコンテンツに対してDMCA申請をする業者の申請が通りづらくなるかもしれません。

まずは、Google Search Consoleに登録していないサイトがありましたら直ちに登録してください。その上でDMCA関連のメッセージに注意される事をおすすめします。

権利の委託時には細心の注意を払う

「本来の著作権保持者が海外の著作権管理のために海外業者への委託を行う」ことが発端になるケースが多いように思います。

海外の著作権違反に対抗するならば、委託を行うのは仕方がない事かもしれません。しかし、その委託した業者が正しく活動してくれるのか、日本の公式コンテンツも削除してしまうような業者ではないのか、ということは確認しておくべきでしょう。

URLを注意

現段階の微妙な海外DMCA代行業者は、申請するURLを探すのにURLで検索しているケースが多いようです。URLには著作権物の名前を入れておかない方が、どちらかといいますと安心でしょう。

微妙な対策ではありますが、現状発生しているリスクはこれで避けられるケースが多いように思います。

コンテンツホルダーが海外DMCAに対応するために

著作権上問題がないコンテンツがDMCA侵害として削除されるケースと、現段階でできる対応について説明してきました。

非常に微妙な状況です。そしてこの微妙な状況は今後拡大するものと思います。
こんなことになっているのはどこが悪い事なのでしょうか?

著作権管理を精度の低い代行業者に委託する(もしくはそれを放置する?)日本のコンテンツホルダーが悪い?

精度の低いDMCA侵害の申請を大量にするDMCA申請代行業者が悪い?

何百万のURLであっても完璧な精査をせずに通してしまうGoogleが悪い?

そもそもDMCA侵害とされたURLが日本の検索結果から削除される事が悪い?

私にはわかりません。ただ絶対に正しいことは「著作権侵害は悪」ということです。

しかし多くはスパマーの手によって毎日何百万と著作権侵害コンテンツが新規生成されている現状、そしておそらく今後も増え続けることを考えると、現状の仕組みでは完璧な対策はありません。著作権上問題無いコンテンツが削除されるリスクを完璧に避ける事は不可能なのでしょう。
よく言われるように、著作権と検索エンジンの関係は破綻し始めているのかもしれません。

著作権侵害コンテンツの検索結果からの削除は、ここ数年で一気に注目されるようになりました。この大きな変化に対してどのように対応していくか、Googleや関係する機関は検討を進めている所でしょう。おそらくこの問題は今後抜本的な解決があるのかもしれませんが、難しい問題ですので近い事ではないように思います。

この過渡期に自分の持っているコンテンツを多くの人に伝え続けるためには、注意を払って随時対応していくしかありません。
どうぞご注意ください。

2013/12/31

2013年末のご挨拶

カテゴリ: その他 | |

2013年末のご挨拶です。

みなさまのお陰で良い1年を過ごすことが出来ました。どうもありがとうございました。

今年を振り返って

仕事

個人としては、今年の7月に株式会社so.laを立ち上げました。
法人化したものの一人仕事を続けていますので、仕事の内容は変わっていません。「最良と考えるサービスをご提供して、素晴らしいWebサイトがさらに価値を上げるためのお手伝い」という事を、法人化した後も続けています。

SEO業界としては、今年は数年来の激変だったと思っています。
渡辺隆広さんの記事「2013年のSEOを振り返る – SEM 10大ニュースから」に詳しいですが、2010年にYahoo!検索のアルゴリズムがGoogleにリプレイスされた時以来の大きな動きがあった一年だったのではと思っています。

これはニュースになっている「流入キーワードが見られづらくなった」「スパム対策がメガ進化」などの事だけではありません。今年、テクニカルなSEOの難易度が更に上がった印象を強く持っています。

テキストを少し変える・内部リンクを少し変えるといったほんの少しの工数で大きな検索流入に繋げる方法は確かにありますが、年々少なく難しくなってきました。そして今年の春頃からでしょうか、急に難しくなってきている印象があります。

そのような中、充分な成果を上げるために大規模なご提案をする事も増えてきました。これまではSEOの専門家として足を踏み入れなかった領域で今年に始めたこともありましたし、それによって成果も上げられました。しかし、そのようなご提案をするために必要な知識と経験も更に大きくなってきた一年でした。

「望ましい形でのWebサイト運営」を行うことだけで得られる検索流入は今後増えていくのだろうと思います。しかしその枠を超えた成果を得る事や、複雑なWebサイトが充分な検索流入を得るためのSEOは難しくなってきていますし、今後更に難しくなっていくだろうとは思っています。
ただしその分、しっかりとした成果をあげられる事には更に価値がありますし、なによりもやりがいのある楽しい仕事です。いい形でお客様に貢献できるよう、2014年もたのしくやっていこうと思います。

登壇

今年も何度かセミナー等でお話させていただく機会が有りました。

前半のほぼ毎月の登壇はやはり大変でしたり、9月の東京でのCSS Niteは今までセミナーでは話していなかったテクニカルな話をさせて頂くために大変だった記憶が残っていますが……どのイベントでも好評いただき、参加してよかったといつも思っています。

特に今年は、札幌・大阪・甲府でお話する機会がありましたのが嬉しい事でした。地方で働いていた頃に思った辛さを少しでも減らす事になっていたのでしたらとても嬉しいのですが。

2014年も機会がありましたらお話させてもらいます。よろしくお願いいたします。

来年

自己紹介の資料、Decadeも更新しました。
色々と大変だった今年を1ページにまとめて気づきましたが、実は2012年と変わりない1年だったのかもしれません。
2012年と同じくSEOの仕事に専念していた一年でした。2012年に比べて仕事の量も質も上げられましたが、それは時間が経っているので当然です。

来年は少しづつでもより多くの素晴らしいWebサイトとそれを運営される方に関われるように、また業界にいるものとしての責任を果たせるように、色々と考えていきたいと思っています。

どうぞ2014年もよろしくお願いいたします!

2013/07/27

プレスリリース悪用のガイドライン違反化など、6-7月のGoogleガイドライン更新情報

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

SEOに関係したGoogleのヘルプ、更新情報6-7月分です。
今回は「リンクプログラム」の更新に注目するべきでしょう。「プレスリリースを直接的に使ったリンク収集」「アドバトリアルによるリンク収集」がガイドライン違反であることがガイドラインに初めて明記されました。
他にもリンクプログラムのページは大幅に更新されていますし、URLの変更や、Googleニュース関連、Google+の登録についての変更、動画や画像のコピーだけのページに対する警告などが追加されています。



リンク プログラム

当ページが大幅に更新されました。新しい情報も含みますので詳しく見ていきましょう。

引用:変更前
論理の一貫性に乏しい記事に挿入されたリンク。
例:ほとんどの人は夜眠ります。お店で手頃な毛布を買うのもよいでしょう。毛布があれば夜も暖かく過ごせます。また、卸価格のヒーターを買うのもよいでしょう。ヒーターがあればより暖かくなりますし、夏休みになってフランス旅行に行くときはオフにすればよいだけです。

引用:変更後
他のサイトに配布される記事やプレス リリース内の最適化されたアンカー テキスト リンク。次に例を示します。
市場には多くの婚約指輪が流通しています。結婚式を開くなら、最高の指輪を選ぶべきです。また、ウェディング ドレスを購入する必要もあります。

「プレスリリース内の最適化されたアンカーテキストリンク」がガイドライン違反として警告されました。

これまでは「論理の一貫性に乏しい記事に挿入された」と記載されていた部分が更新されたのですが、具体的に「他サイトに配布される」コンテンツに仕込まれるSEOを意図したリンクの内容に変わったと言えます。

特に明記されている、プレスリリースが掲載されるページを「直接的に」リンク元として使う手法は、以前は確かに効果的でしたが最近はほとんど効かなくなっています。効果検証をしない人/どの施策の効果が発生しているかを区別しない人が多いようですので、未だに一般的に行われています。

今回Googleが明確にガイドライン違反として明記しましたので今後は扱いがさらに変わるのかもしれません。プレスリリースを掲載しているニュースメディアなどのWebサイトにとっては、発リンク側としてのリスクもあるかもしれませんので、注意が必要でしょう。

SEOの目的も含めてプレスリリースを行うことは否定されるものではありません。プレスリリースをうまく行う事で、情報の拡散に弾みが付き、それによって他サイトでリンクも含めて取り上げられて良いリンク構築につながるものです。しかし、直接的な被リンクを求めたプレスリリースの活用のリスクは高まったと言えます。注意しましょう。

引用:追加部分
PageRank を転送するリンクを含む記事に対して支払いが行われるアドバトリアルやネイティブ広告。

すでにアドバトリアルリンクに対する警告は米Googleによって行われていましたが、ガイドラインにも追記されました。

引用:消去部分
Google 検索結果におけるサイトのランキングは、そのサイトにリンクしている他のサイトの分析によっても影響を受けます。検索結果でのランキングに影響するのはリンクの量、品質、関連性です。サイトにリンクしている別のサイトから、そのサイトのテーマや、品質および人気度を知ることができます。

この部分は冒頭に記載されていたのですが、7/18の更新で消滅しました。

引用:変更前
:PageRank を操作する意図でウェブ スパマーのサイトや無関係なサイトにリンクすること。

引用:変更後
アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。

ちょっと直訳風ですが、特定ワードの順位をを上げることを目的とした記事投稿のキャンペーンがガイドライン違反として否定されました。

引用:変更前
Google のガイドラインへの違反にあたる不自然なリンクの例としてよくあるケースを次に紹介します:

引用:変更後
さらに、サイトの所有者が編集時にページに配置したリンクではないリンクや保証していないリンク(不自然なリンクと呼ばれます)を作成することは、Google のガイドラインへの違反と見なされることがあります。Google のガイドラインへの違反にあたる不自然なリンクの例としてよくあるケースを次に紹介します:

ちょっと直訳風ですね。おそらく今後修正されることでしょう。

引用:変更前

他のサイトから自分のサイトへの関連性の高いリンクを作成してもらう最善の方法は、インターネット コミュニティですぐに人気となるような、関連性の高い独自のコンテンツを作成することです。役立つコンテンツの数が多いほど、誰かがそのコンテンツが自分のサイトのユーザーにとって役立つことに気付き、リンクを作成してもらえる可能性が高くなります。何かを決定する際は、まず「これはサイトのページにアクセスしたユーザーにとって有益か」と考えてください。
自分のサイトへのリンクの数だけではなく、それらのリンクの品質と関連性も重要です。良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。リンクは編集者による人気投票のようなもので、にぎやかなブロガー コミュニティは興味をひくのにもってこいの場所です。

引用:変更後
他のサイトから自分のサイトへの高品質で関連性の高いリンクを作成してもらう最善の方法は、インターネット コミュニティで自然に人気を獲得する、関連性の高い独自のコンテンツを作成することです。良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。リンクは編集者による人気投票のようなもので、役立つコンテンツの数が多いほど、誰かがそのコンテンツが自分のサイトのユーザーにとって役立つことに気付き、リンクを作成してもらえる可能性が高くなります。

最後のまとめ部分も大きく更新されましたが、情報としては大きくは変わりません。
役立つ、良質なコンテンツを作ることがリンク獲得の一番の方法だ、とGoogleのガイドラインは記載しています。

リンク収集はSEOでは非常に重要な要素です。
しかしGoogleが認めない方法によるリンク収集のリスクは高まリ続けています。
基本的にコンテンツによるリンク収集を中心に進めていくしか無いと考えるべきでしょう。

URLの変化

6月にウェブマスター向けガイドラインのURLが変更されました。
以前は「http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=99170」というようなURLでしたが、全て「http://support.google.com/webmasters/answer/99170?hl=ja」といったURLに変わりました。動的URLから静的URLへの変更が行われた事になります。
なお、記事の多くはリダイレクトで繋がっていますが、一部の記事はこの前後に統廃合が行われました。

URLについてはGoogleは「動的URLならば動的URLのままで良い。Googleのために静的URLに変える必要はない」と明言していますが、Google自体が変えた事になります。もちろん、これはSEOの意図で行われたものではないのでしょうが。
個人的には、やはりアルゴリズムでURLの正規化が行われる際の処理の正確性や、URL構造づくりのためには静的URLが望ましいと考えています。

今回の変更は、Googleヘルプの様々なジャンルで徐々に行われてきました。1ヶ月に1カテゴリなどの頻度で半年前からしばらく進んでいましたが、ウェブマスター向けガイドラインは最後に近い変更です。
同じシステムですので一括で変更できそうなものですが段階的な修正を行ったのは、不具合が発生しないかを確認するためだったのでしょうか。実際、変更はあまり影響力が無いものから始めて影響力が高いものへ変わっていったように考えます。

この変更に合わせて多くのページで情報の更新もされています。表現レベルの変更ばかりと思いますが、あまりに大量の変更のため、私が確認仕切れていない部分もあるかもしれません。重要なページについては再度見なおして見ることをお勧めします。

無断複製されたコンテンツ

コンテンツに関するガイドラインの「無断複製されたコンテンツ」に関するガイドラインには、いくつかの問題有る情報の例がでています。そこに一つの情報が追加されました。

引用:追加部分
ユーザーに実質的な付加価値を提供することなく、他のサイトの動画、画像、その他のメディアなどのコンテンツを埋め込んだだけのサイト

例の一つ目には「他のサイトのコンテンツをコピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなく転載しているサイト」という記載もありますが、わざわざ4項目目として動画や画像などのメディアの埋め込みのみのサイトを指摘しています。

ここでGoogleが警告しているのは著作権違反という部分ではありません。「実質的な付加価値を提供することなく」ということが問題です。

そのようなWebページは非常に多くありまして、著作権違反としてDMCA違反での削除はよく見られましたし、ガイドライン違反としての警告もありました。
このタイミングで今回の項目が追加されたことを考えると、他から引用した動画等を添付しただけのWebページについて、Googleも注目しているということでしょうか。

リンクを否認する

リンクの否認(Disavow Links)ですが、以前はGoogleの日本語表記は「リンクを非承認とする」となっていましたが、6月に「リンクを否認する」に変わりました。Google ウェブマスターツールと表現が一致しましたね。
なお、同じタイミングでページも多くの部分が更新されましたが、私が確認した限り情報の変化は無く表現レベルの変化にとどまっています。

Google+ プロフィールの名前付けポリシー

Google+アカウントのプロフィールの名前については、これまで実名が必須でしたが、一部変更されました。
一部の人には非常に重要な変更でしょう。

引用:変更前
Google+ を使用すると、現実の世界と同じようにウェブ上のユーザーと交流することができます。そのため、交流したいユーザーがあなたを見つけられるように、あなたが実際に使用している名前を使用することが重要です。実際に使用している名前とは、友だち、家族、同僚などから普段呼ばれている名前です。たとえば、法的なフルネームが「田中ジョージ太郎」で、普段は「田中ジョージ」や「田中たろう」という名前を使用している場合は、いずれの名前も使用できます。
Google+ の登録手続きを完了できない場合や、名前に関する問題によりプロフィールが停止された、または停止されている可能性がある場合は、下記の Google のガイドラインをご覧ください。ご登録のプロフィール名が Google のポリシーに従っていないことが判明した場合には、Google で対応措置をとる前に、プロフィール名を変更していただくために 4 日間の猶予期間が設けられます。
・実名をフルネーム(氏名)で使用する。
実名を使用すると、あなたを知っているユーザーと交流できるようになり、自分を見つけてもらうのに役立ちます。職業、教育、社会、宗教上の称号(Dr.、Rev.、Prof. など)を含む名前を姓名の欄に入力することはできません。
違反の例: Doctor Stan Livingston、Bill Smithwick DDS、Rev. Jim Copley、S. P.
ほとんどの人は現実の世界で本名やそれに準じた名前を使用していますが、Google ではこのようなケースが常に当てはまるものではないことを理解し、Google+ で通称を使用することも容認しています。入力された名前に疑いがある場合は、これが認められた身元であることを証明できるものの提出をお願いしています。その場合は、この名前であなたについて言及している他のソーシャル ネットワーキング サイト、ニュース記事、公式文書へのリンクをお知らせください。この名前とあなたのプロフィールは、アバターやその他のオンラインでの第 2 の身元ではなく、あなた自身を表すものである必要があります。冒涜的な名前や他の人を不快にさせる名前は使用できません。

引用:変更後
Google+ を使用すると、現実の世界と同じようにウェブ上のユーザーと交流することができます。あなたを知っているユーザーと交流したり、あなたを検索しやすくするために、自分の姓と名を使用することをおすすめします。
このポリシーは Google+ プロフィールにのみ適用されます。Google+ プロフィールは個人用です。職場、友だち、家族、ペットなど、自分以外を紹介するために Google+ を使用する場合は、Google+ ページを作成する必要があります。

これまでは非常に厳格に実名を求められていましたが、大きく変更されました。
ただ、やはり本名の使用を「おすすめ」されていることは変わりません。

引用:追加部分
・イニシャルや名前だけを使用することはできますか?
2 つの部分からなる名前を入力する必要があります。どちらか一方をイニシャルにすることはできますが、両方をイニシャルにすることはできません。たとえば、「Jane Smith」、「Jane S.」、「J. Smith」は可能ですが、「J. S.」とすることはできません。

苗字・名前のどちらかをイニシャルにすることを許容する内容が追加されました。本名をすべて出したくない人には朗報でしょう。

また、他にニックネームの追加などが含められていますが、これは本名に追加して掲載するものです。

Google+がより気軽に使えるようになりますね!

Google ニュースに登録する

表記ページが大幅に更新されました。

冒頭に、下記の部分が追加されています。

引用:追加部分
以下は重要なガイドラインの一部です。サイトを送信する前にご確認ください。下記のニュースの品質に関するガイドラインをよくお読みください。このガイドラインでは Google ニュース インデックスからサイトが削除されてしまう可能性のある実例や、アルゴリズム対策や手動のスパム対策で影響を受ける可能性のある実例もまとめています。サイトがスパム対策によって影響を受けた場合、今後 Google ニュースの検索結果に表示されない場合があります。

こう書かれています通り、様々な情報が追加されています。Googleニュースへ登録されている方、登録を検討中の方は、一度読み返してみるべきでしょう。

「編集部のおすすめ」RSS フィード/ニュース(ソース提供元)

表記の記事が大きく更新されました。

引用:変更前
記事ごとに記者/ライターの名前が必要です。記事に特定の記者/ライターがいない場合は、「[ニュースメディアの名前]編集部」などのように一般的な署名を使用するか、「政治・経済」「記者コラム」など、記事が掲載されているセクション名を入れることもできます。

引用:変更後
記事ごとに記者/ライターの名前を指定することをおすすめします。<dc:creator>(RSS)または <author>(Atom)タグを省略すると、「[ニュース メディアの名前] 編集部」の署名が表示されます。記者/ライターの名前は指定どおりの表記で Google ニュースに反映されるので、標準的な表記を使用してください。たとえば、「JOHN SMITH」ではなく「John Smith」と表記します。<dc:creator> または <author> タグ内に「記者:」などの語を含める必要はありません。

「必要です」から「おすすめします」に変更されました。

また、他にフィードの例も若干更新されています。もし「Googleニュース」の「編集部のおすすめRSSフィード」に対応されている方がいましたら確認しておくべきでしょう。
なお、下記の項目に注意が必要です。

引用:追加部分
現在、[編集部のおすすめ] をご利用いただけるのは一部の国のみです。また、リクエストへのご返答は英語のみとさせていただく場合があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

この情報が追加されました。日本はどうなのでしょうか?
日本でも使えるという話を聞いた事はありますが、実際の挙動は確認できていません。対応してみる場合は、もしかすると日本未対応の可能性もあることを踏まえるべきでしょう。

Google ニュースで使用されるカテゴリ

更新されました。

引用:変更前

Google ニュースで現在使用されているカテゴリには、次のものがあります。
アメリカン フットボール (スポーツ)
芸術 (エンターテインメント)
陸上競技 (スポーツ)
自動車 (生活)
バドミントン (スポーツ)
野球 (スポーツ)
バスケットボール (スポーツ)
書籍 (エンターテインメント)
ボクシング (スポーツ)
ビジネス
有名人 (エンターテイメント)
大学対抗野球 (スポーツ)
大学対抗バスケットボール (スポーツ)
大学対抗フットボール (スポーツ)
大学対抗スポーツ (スポーツ)
会社 (ビジネス)
コンピュータの使用 (テクノロジ)
クリケット (スポーツ)
カルチャー (生活)
サイクリング (スポーツ)
経済 (ビジネス)
教育
エンターテイメント
環境 (科学)
ホッケー (スポーツ)
フードおよびドリンク (生活)
地理学 (科学)
ゴルフ (スポーツ)
ハンドボール (スポーツ)
見出し
健康
高校スポーツ (スポーツ)
家庭および園芸 (生活)
ユーモア
アイス ホッケー (スポーツ)
産業 (ビジネス)
インターネット (テクノロジ)
法律
生活
ローカル
市場 (ビジネス)
映画 (エンターテインメント)
音楽 (エンターテイメント)
国家
オリンピック (スポーツ)
特集ページ
パーソナル テクノロジ (テクノロジ)
政治
レース (スポーツ)
宗教
ラグビー (スポーツ)
風刺
科学
サッカー (スポーツ)
宇宙 (科学)
スポーツ
卓球 (スポーツ)
テクノロジ
テニス (スポーツ)
映画館 (生活)
旅行 (生活)
テレビ (エンターテイメント)
ビデオ ゲーム (テクノロジ)
奇妙なニュース
国際

引用:変更後

Google ニュースで現在使用されているカテゴリには、次のものがあります。
American Football(Sports)
Arts(Entertainment)
Athletics(Sports)
Automotive(Lifestyle)
Badminton(Sports)
Baseball(Sports)
Basketball(Sports)
Books(Entertainment)
Boxing(Sports)
Business
Celebrities(Entertainment)
College Baseball(Sports)
College Basketball(Sports)
College Football(Sports)
College Sports(Sports)
Companies(Business)
Computing(Technology)
Cricket(Sports)
Culture(Lifestyle)
Cycling(Sports)
Economy(Business)
Education
Entertainment
Environment(Science)
Field Hockey(Sports)
Food and Beverage(Lifestyle)
Geography(Science)
Golf(Sports)
Handball(Sports)
Headlines
Health
High School Sports(Sports)
Home and Garden(Lifestyle)
Humor
Ice Hockey(Sports)
Industry(Business)
Internet(Technology)
Legal
Lifestyle
Local
Markets(Business)
Movies(Entertainment)
Music(Entertainment)
Nation
Olympics(Sports)
Op/Ed
Personal Technology(Technology)
Politics
Racing(Sports)
Religion
Rugby(Sports)
Satire
Science
Soccer(Sports)
Space(Science)
Sports
Table Tennis(Sports)
Technology
Tennis(Sports)
Theater(Lifestyle)
Travel(Lifestyle)
TV(Entertainment)
Video Games(Technology)
Weird News
World

なぜ英訳!?

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。
また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。

2013/05/19

データハイライター対応範囲拡大など、Googleヘルプ更新情報(4-5月中旬)

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

5月中旬にGoogleウェブマスターツール及びGoogleヘルプで、データハイライターの対応範囲が大きく拡大されました。これまではイベントのみの対応でしたので実質的に使えるWebサイトは少なかったのですが、多くの人が使えるようになりました。この拡大に伴いヘルプも更新されています。それに加えてGoogleプレイスのカテゴリの拡張などのいくつかの更新情報をお知らせします。



データハイライターについて

データハイライターのページが5/15に更新され、対応する内容が大幅に広がりました。
既にGoogleウェブマスターツールでもこの機能が使えるようになっています。

これまではデータハイライターではイベントのみが設定出来ましたが、下記のタイプに新しく対応しています。

  • 記事
  • 地域のお店やサービス
  • 映画
  • 商品
  • ソフトウェア アプリケーション
  • テレビ番組のエピソード

わたしは既にイベントでデータハイライター設定を行った経験がありますが、単純なページ以外では非常に難しいケースがほとんどでした。今回の拡大に伴い様々なWebサイトで試す事ができるようになりましたししっかりと使えると良いですね。

対応の理想としては、データハイライターだけではなくて、マークアップでサポートすることでしょう。それが不可能な場合はGoogleウェブマスターツールでのデータハイライターを試すべきでしょう。

データハイライターを設定するとどのようになるのかを確認してから、貴方のWebサイトに良い効果になるようならばぜひ対応しましょう。

構造化データ マークアップ支援ツール

表記ページが追加されました。

データハイライター等で作った構造化データをダウンロードするツールのようですが、現段階ではまだ動作を確認できませんでした。
実際の機能が使えるようになってから確認をするべきでしょう。

リッチ スニペット(microdata、microformats、RDFa、データ ハイライター)

5月15日に更新されました。

引用:変更前
データ ハイライターはウェブマスター ツールの 1 つで、提供されたいくつかの例からサイトのデータ構造を把握し、データを抽出してリッチ スニペットに使用できるようにするものです。

引用:変更後
データ ハイライターはウェブマスター ツールの 1 つで、ウェブサイトの構造化データのパターンを Google に伝えるものです。データ ハイライターを使用すると、マウスで簡単にサイトのデータ フィールドをタグ付けできます。データをタグ付けすると、Google がそのデータをより効果的に、また新しい方法で、検索結果や Google ナレッジグラフなどの他の Google サービスに表示できるようになります。

データハイライターの使用用途が、以前は「リッチスニペットに使用」だったものが「検索結果やGoogle ナレッジグラフ」に変わりました。データハイライターやセマンテックでの記述をナレッジグラフに参考にしているということが明言されましたね。

上で書きました通り、データハイライターの対応範囲も広がっていますので、対応を考えても良いのではないでしょうか。

ビジネスオーナー向けプレイス 一括アップロード用のスプレッドシートを作成する

表記ページが更新されました。

表現もいくつか変わりましたが、4月末に選択できるカテゴリが数倍に増えました。
これはいつ増えたのかわかりませんが、通常の登録時に選択できる項目も増えていました。

今回非常に多くのカテゴリが追加されました。健康と医療には「アルコール依存症カウンセリング/治療」といったマイナーなものから「足専門」といった日本に何件あるのか分からないものも増えています。レストランには「ケージャン料理」「クレオール料理」「ハラール料理」といった聞いたことが無いカテゴリも。サービスには「ウェブ デザイン」「ウェブ開発」とどう違うのか迷う項目から「インターネット マーケティング」「コンピュータ セキュリティ」とかまでありますね。大抵の業種はカバーできそうです。

以前登録したものの適切なカテゴリが無くて困った方は一度設定しなおしを検討するべきでしょう。

スマートフォン サイトによく見られるミス

表記ページの日本語版が追加されました。素早い和訳ですね。
私もよく見るミスですし、時々致命的な問題になることもあります。注意しましょう。

他にも、4/29に携帯端末に最適化されたウェブサイトの構築方法ページは表現レベルで若干の更新が行われました。わかりやすい表現に変わっていますので、以前読んで理解出来なかった人は読んでみることをお勧めします。

キャッシュリンク

表記ページが更新されました。

Google公式のChrome 拡張機能「Quick Scroll」が紹介されました。

この拡張機能は私も知りませんでした。
こちらでレポートしました通りとても有益ですよろしければお試し下さい。

Google の統計情報とデータについて

更新されました。

引用:変更前
[コンテンツ キーワード] には、サイトで重要だと Google が判断したキーワードの一覧が表示されます。この情報から、サイトのコンテンツがどのように認識されているかを知ることができます。

引用:変更後
[コンテンツ キーワード] には、サイトで最も顕著に検出されたキーワードの一覧が表示されます。この情報から、サイトのコンテンツがどのように認識されているかを知ることができます。

Google ウェブマスターツールのコンテンツ キーワードについて、「重要と判断したキーワード」から「顕著に検出されたキーワード」に変更されています。これはコンテンツキーワードをしっかり見ている人にはわかる事と思いますが、確かに重要性までは現れないですね。

セーフサーチ: 不適切なコンテンツの除外

5月10日に大幅に更新されました。新しい情報はありませんが、色々とわかりやすくなりました。
特に下記部分は知らない方が多いのではないでしょうか。

引用:追加部分
フィルタリング(強): Google 検索結果のページから、露骨な性描写を含む動画や画像だけでなく、不適切なコンテンツにリンクされている可能性がある検索結果も除外されます。
フィルタリング(中): Google 検索結果のページから、露骨な性描写を含む動画や画像は除外されますが、不適切なコンテンツにリンクされている可能性がある検索結果は除外されません。これはセーフサーチのデフォルト設定です。
フィルタリングなし: セーフサーチ フィルタリングが完全にオフになります。

強では、不適切なコンテンツだけではなく、不適切なコンテンツへリンクしているコンテンツも非表示になります。

当然ながら、完璧な精度とはいえませんが、この部分のアルゴリズムは定期的に更新されていて、どんどん良くなっていますし、通報も早期に反映される印象です。

rel="alternate" hreflang="x"

表記ページが4月11日に更新されました。

国際化されたWebサイトのSEOのために、Googleはhreflangなどの仕様を用意していますが、4月上旬にGoogleとYandexが新仕様「x-default」を用意しました。これは、トップページなどで各言語に切り替えるようにしているWebサイトに対応するための仕様です。

この仕様変更に対応した形にヘルプページも修正されました。

これに対応する事が必要なWebサイトはわずかでしょうから、まだ事例もありません。どのような挙動をするか確認ができていませんのですぐに飛びつくべきかは迷う所ですが、もしもそのようなサイトを運営されていましたら検討の必要はあるでしょう。

加えて、下記部分が追加されています。

引用:追加部分
同じ言語を使うが別の地域にいるユーザーのために URL がいくつかある場合は、地理的に未特定なユーザー向けの URL も提供することをおすすめします。たとえば、アイルランド(en-ie)、カナダ(en-ca)、オーストラリア(en-au)在住の英語を使うユーザー向けの特定の URL はあるが、他のすべての英語を使うユーザーには汎用的な英語(en)のページを、それ以外のユーザーにはホームページを表示したい場合、英国在住などの検索ユーザー向けに汎用的な英語(en)ページを指定する必要があります。
(以下略)

例えば、イギリスとアメリカに店舗があるものの商品が違う、というようなケースの対応方法ですね。これを必要とする人は少ないでしょうが、海外では非常に重要な問題です。

Google+ カスタム URL に関するよくある質問

更新されました。

引用:変更前

Q: 誰でもカスタム URL を使用できますか。
A: 現在のところ、カスタム URL をご利用いただける Google+ プロフィールやページの数は限られています。今後ご利用いただけるプロフィールやページを増やしていく予定です。

引用:変更後
Q: 誰でもカスタム URL を使用できますか。
A: 現在のところ、カスタム URL を使用できるのは、限られた一部の確認済み Google+ プロフィールとページのみです。将来的には、より多くのプロフィールとページでご利用いただけるよう計画しています。

「確認済」という表現が加わりました。

検索結果ページ

表記ページが更新されました。

4月下旬から、検索結果からキャッシュ等のリンクが消えて、▼をクリックすると現れるようになりましたが、その情報が4月24日に日本語ヘルプにも反映されています。

ネタ:Google.com から他の Google サイトが自動的に表示される

他のヘルプと比べて、検索サービスのヘルプは更新が早いです。しかし、こういう更新が公開されていることも……
あくせすすr
早いのは素晴らしいのですが、これはどうかと思いまs

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。
また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。

2013/05/12

CSS Nite in SAPPORO「いま必要なSEO」でお話してきました

カテゴリ: 活動報告 | |

4月21日、CSS Nite in SAPPORO Vol.9の「いま必要なSEO」で話してきました。

私からもセルフレポートとご参加頂いた方への補足エントリを書きました。

CSS Nite in SAPPOROの様子
(撮影:児玉 昌樹様)

「ひとりでもできる、理想のSEO」

私は小学校、高校、大学と札幌で育ちました。その後東京で営業として社会人になった後、2002年に転職して札幌に戻り広告制作の仕事に2007年まで取り組んだのですが、主に携わったのがWebの仕事です。

ほぼ未経験からWeb制作を学んだわけで、初めは酷い仕事をしていました。そんな中でもお客様や仲間に教わって徐々にいい仕事をできるようになったのではと思います。

その中でSEOも始めたのですが、小規模な制作会社に所属していましたので、SEOも制作会社としての仕事の合間に行なっていたものでした。しかし今思い返してみても理想的なSEOを行えていたと思います。
その当時に作ったWebサイトで対策していたキーワードをSEOの専門家になってから別サイトで対策したものの、どうしても抜けなかった事もありしました。書籍による独学で行ったSEOですが、非常に効果的な事を行なっていた証明だと思っています。

今回のセッションでは、「ひとりでもできる、理想のSEO」と題しまして、その事を中心にお話しました。
理想的なSEOと言いますのは「初期構築からSEOを配慮した構成やコンテンツを用意」して「日々の運営でも検索流入が徐々に増えるコンテンツ追加や定期的にリンクが集まるコンテンツづくりを行う」事です。

このようなSEOを行うために必要な事を一言で書きますと「常に頭の片隅にSEOを置いてWeb制作に取り組む」事と思っています。

Webの企画・制作を行う際には無数の選択があります。どういうタグを使ってマークアップするべきなのか、どういうコンテンツをどのように演出して配置するべきなのかなど、一瞬一瞬で選択をして制作を行なっているのではないでしょうか?

その選択は非常に重要なものもあるのでしょうが、多くは「どっちでもいいけどこっちのほうがほんの少し楽だからこっち」「どっちでもいいけどこっちの方がほんの少し使いやすいだろうからこっち」などのように、実は「どっちでもいい」事が多いように思います。
そういうときにSEOの基礎知識と少しづつでも積み上げた経験があれば、どちらでも良い事を「こっちの方が検索エンジンに評価されやすい」という選択ができます。

SEOの判断軸を持って少しづつでも強くしていけたのでしたら、検索流入も伸ばす事ができます。そしてその判断軸を持つためには、本一冊を完全に理解する程度のSEOの基礎知識を得る事と、実践して効果を確認し続ける事が必要です。

今、私は専門家として多くのWebサイトのSEOを担当していますが、それが出来るのは実践し続けているからだと考えています。
大小含めて数十サイトを担当していますので、私が把握出来ているだけでも2日に1度はお客様のどこかのWebサイトが大きめの変更をされています。その検索流入への影響を確認するために、ほぼ毎日アクセス解析を通して月間で億を超える検索流入を確認し続けています。
そのようにWebサイトの変更とその影響を繰り返し見ていると、思ったよりも些細な事で検索流入は変わるという事が判りますし、しっかりと把握しているWebサイトではこうすればこうなるという事も、ある程度の精度で予想できるようになります。

ただ、それは必ずしもSEOの専門家だけにできる事ではありません。実際に私は札幌で独学で学んでいた時期にもやれていましたし成果も上げる事ができました。

実践するためには、ある程度Webサイトを自由に変更できるような環境が必要です。それは普通の環境では難しいのかもしれませんが、私が働いていた頃の札幌のような場所ではお客様と制作の距離が短いのでより実践しやすいはずと思います。今回、懇親会などで伺った限りでは、今もそれほど変わらないと思います。

どうか、まずは実践して下さい。

セッションの詳細につきましては、CSS Niteのセッション資料や録音データは半年後に公開されますので、よろしければ御覧ください。

ありがとうございました!

冒頭で書きました通り、札幌で育った私です。生物学的にもWeb制作者としても札幌に育てられた私です。札幌と札幌の人には深い恩があると思っていますし、そのご恩返しが少しでもできればと頑張ったつもりでした。
ご参加頂いた方に少しでも参考になることが有りましたら嬉しく思います。

私が札幌で仕事をしていた頃は、同僚とお客様以外のWeb業界の人と会って話す機会はありませんでした。当時はSNSも発達していません。閉じた世界で仕事をしていましたので、かなりの失敗もしました。

そんな私が東京に引っ越して最も嬉しく思いましたのは、Webに取り組んでいる様々な人と会って話す機会がふんだんにあることです。今回のイベントの休憩時間や懇親会の様子を見て、札幌でもこのような機会があるのはいいなあと感慨深いものがありました。自分だけの経験や、非常に優れた仲間がいたとしても限られた人から得られるものは限られています。私が札幌で働いていた頃もこういう機会があれば、いろいろ変わっていたように思います。

CSS Nite in SAPPOROは、7/21に「HTML5+CSS3特集」をテーマに開催されるようです。札幌近郊の方はぜひ検討してみてくださいませ。個人的にはセミナーイベントだけではなく懇親会で多くの人と話せるのもとても参考になると思いますので、そちらも合わせての参加をおすすめします!)

次は大阪で出前セミナーをします

次は5月25日に大阪で出前セミナーに参加します。「自分でSEOを行う際に知っておきたいポイント」として私から90分ほどお話させてもらう他に、河野武さんと一緒に行う『SEO + コンテンツマーケティング 質問コーナー』もあります。

私が一人でお話するパートが90分と普段よりも長めですので具体的な内容も含めてお話しようと思っていますし、河野さんのお話は実際に取り組む上で非常に勉強になる話が聞けると思います。私も楽しみです!

下記のような方を対象にしています。

  • 現在、インハウスSEOの実務を担当していらっしゃる方
  • 現在は取り組んでいないが、新たに取り組んでみたい方
  • SEOを外部に発注していらっしゃる方
  • そういった方のマネージャーの方

比較的小さな箱ですので、欠員が出た場合を除いて対象ではない方にはお断りをする場合もありますが、よろしければご検討ください。

2013/04/13

3、4月に登壇したセミナーと寄稿のご報告

カテゴリ: 活動報告 | |

3月・4月といくつかセミナーへの登壇や寄稿を行いましたので、ご報告します。

In-house SEO Meetup

インハウスSEOの担当者の集い、In-house SEO Meetupの3月22日に開催された第7回で「企業サイトSEO担当者 はじめの一歩」と題してお話ししてきました。
inhouse

普段からインハウスでSEOに取り組まれている方の話を伺う事は多いです。SEOの専任となっている人は非常に少なく、兼務でSEOに取り組む中で社内調整も難しくて、やりたいことはあるけれどもやれない、というのが多くの方の悩みでした。そういう中で、まず何をやるべきかということをお話しました。

これまで多くのSEOに関わって来ました。その中で感じた成果を左右する一番の変数は「施行率」です。
世の中のWebサイトでSEO面で完璧なサイトはほとんどありません。本一冊の知識でもSEOを学んだ人でしたら、どんなサイトでもどこが問題か思い浮かぶのではと思っています。

そのような場合、頭の中にある修正案は効果に大小ありましても大概プラスに働きます。しかし、それを社内調整や工数確保が出来ずに施行出来ないでいる場合がほとんどと思います。それを実行するためには小さな事からでも施行を行なっていくしか無いはずです。

システムの修正なども含む大規模な修正を適切に行えば、大きな成果になる場合が多いでしょう。しかしそれを行うのは大変です。まずは小さな施行で小さな成果を上げて、積み上げていくしかありません。
私も、以前は行っていただけなかった施行を、1-2年以上経ってから実装して頂き大きな成果に繋げられた経験はいくつもあります。それは数年待っていただけではなく、それよりも小規模な施行で成果を上げたから出来たことだと思っています。
まずは積み上げていくしかありませんし、その積み上げの中で、より効率的な方法を思いつけるものだと思います。ぜひ、小さなことでも取り組みを始めてはいかがでしょうか。

アクセス解析イニシアチブ「ユーザー行動から取り組むSEO」

3月27日にアクセス解析イニシアチブのセミナー「ユーザー行動から取り組むSEO」が開催されました。このセミナーはGoogleのサーチクォリティチームの方と、Webサイト運営者とSEOの専門家が2組登壇する内容でしたが、私はnanapiけんすうさんと一緒に登壇しました。

a2i

nanapi様のSEOの事例については、昨年8月のCSS Nite LP24でもお話しましたが、今回は特にGoogleウェブマスターツールの活用方法をテーマにした講演です。

Googleウェブマスターツールは、マニュアル的な情報はGoogleのヘルプも含めて様々な情報がありますが、どのように活用できるかについては非常に少ないと思いますので、私がどう活用しているのかを中心にお話ししました。

一緒に登壇くださったけんすうさんのお話は、今回のセミナーのテーマでもある「ユーザー行動から取り組むSEO」を行う上での考え方など、私にも参考になるものでした。また、Googleウェブマスターツールの検索クエリの活用方法など、参加された方にもとても好評だったように思います。

Googleウェブマスターツールの活用法については1年半前に私がお教えしたはずが、最近はそんな活用方法があるのか!と驚く立場になっているのがお恥ずかしい限りですが……nanapi様からも他のお客様からも教わる事が多くて、レベルが高いお客様と仕事をさせて貰えるのは本当に幸せです。

今回のイベントは、私たちのセッション以外でも「ユーザ目線でのサイト運営」の重要さを説いた内容が中心でした。ただ、必ずしも「ユーザのためになる事」だけを考えてもSEOが全て上手く行くとは限らないと私は考えています。もしも検索エンジンが完璧であれば、ユーザが感じる価値と検索エンジンが感じる価値は同一になるでしょう。現段階では検索エンジンは発展途上です。ユーザ目線での価値と検索エンジンが認める価値には若干のズレがあります。このズレは年々縮まっていますが、やはりゼロにはならずに大きなズレが残っています。このズレを正確に把握してユーザにも検索エンジンにも評価されるために必要なものが、アクセス解析とGoogleウェブマスターツールだと私は考えています。
Googleウェブマスターツールは、SEOを行う上で宝の山ですので、ぜひ活用をお勧めします。

当日お話しました内容の一部「クロールエラーの使い方」は、nanapiで公開していますので、よろしければ御覧ください。今後、別の機能についても投稿します。

はてなブログ SEOについての寄稿

はてなの新しいブログサービス、はてなブログのSEO面について、仕事としてお手伝いしておりました。

今回、はてなブログのユーザ様の記事をより検索されやすいようにするためにどのような配慮を行なっているかをご紹介する記事を、はてなブログスタッフブログに寄稿致しました。

ブログ等に投稿した記事がより検索されるようにするためには、コンテンツとして価値ある内容となっている事が必要です。しかし、それだけではベストではありません。投稿先のシステムも検討するべきです。
GoogleのMatt Cuttsは、他のブログプラットホームに比べてWordPressはSEO面で優れていると発言したことがあります。しかしWordPressでのブログ運用は手軽なものではありません。サーバ・ドメインの用意やセキュリティのための定期的なアップデートの必要性などもありますし、運用次第ではSEOの利点も薄れる場合があります。無料ブログもありますがなかなか敷居が高いものです。

はてなブログは簡単に開始・利用出来て、使いやすいブログだと思います。そのはてなブログをSEO面でも良い形にするために様々なご提案をしておりました。記事に記載した事、していない事を含めてほとんどを盛り込んで頂けましたし、今後さらに改善されるものと思います。定期的に確認しておりますがSEO面でも他に負けないブログサービスになっています。もしブログの開設をお考えでしたら一度記事を御覧くださいませ。

今回、続けてお客様との取り組みについて公開する事になりました。
「アドバイザーを入れてSEOに取り組んでいる」ことを公開すると競合を刺激しますので通常全て伏せています。しかし実際のSEOの取り組みを公開することは、SEOが誤解されがちな現状では価値があることと考えています。今後もなにか機会がありましてお客様の許可が頂けましたら共有したいと思います。

今後の予定

宣伝です。

直近になりますが、来週日曜日4月21日のCSS Nite in SAPPORO「いま必要なSEO」でお話致します。複数のセッションを含む大きなSEOのイベントが地方で行われることは珍しいと思います。4/13現在、まだ申込み可能なようですので、お近くの方はぜひご検討ください。

また、5月25日に大阪で出前セミナーを行います。
出前セミナーは、河野武さんが2008年から行われている取り組みで、最近リスティング広告の阿部さんアクセス解析の小川さんも行われています。

今回、私も初めて行いますが、今後継続的に行おうと思っています。大阪でのセミナーが終了後にまた募集などしますね。

今回の大阪でのセミナーは、自分でSEOを行う際に知っておきたいポイントと題してお話するのですが、河野さんと一緒にお話する部分もあります。

河野さんに突っ込まれてしどろもどろになる私を見られるのはこの機会だけかもしれませんw

少ない枠ですので、SEOを専門で行なっている方ではなくインハウスでSEOに取り組んでいる人を優先させて頂きます。大阪近郊でそのような方がいらっしゃいましたら、ぜひご検討ください。

2013/04/02

Googleウェブマスターアカデミー日本語版等、Googleヘルプ更新情報(2-3月)

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

SEOに関係するGoogleヘルプの更新情報、2013年2-3月に確認した更新です。多くの人にとって重要な更新は無いと思いますが、マーチャントセンターやGoogleプレイスの仕様変更や、いくつかの新機能の解説が加わりました。比較的重要と考えます内容順に書いていますので、ご確認ください。



ウェブマスター アカデミー

Googleの公式ブログでも発表されましたようにGoogleの検索を踏まえたサイト作りや、Googleウェブマスターツールについての知識を学ぶことができるコンテンツの日本語版が公開されています。

このコンテンツは英語版としては以前からあり、少し前から日本語版も公開されていましたが、今回、全面的に日本語の翻訳も見直されて非常にわかりやすい内容になりました。
もしまだ見ていないのでしたら、一度ご覧になることをお勧めします!

Google Developer (モバイルサイト作成)Common mistakes in smartphone sites

先日日本語版が公開されたばかりの、Google公式のスマホサイト関連の仕様ですが、新情報が追加されました。ただし、このページは3月31日現在英語版のみです。おそらく今後日本語版も公開されるものと思われますので、期待ですね。

内容としては、リダイレクト失敗例や、スマホのみで404を出しているケース、スマホ版?PC版のリンクの失敗例など、私も何度も見たことがあって大きな問題になるようなミスばかりです。非常に良い情報ですので、スマホサイトに関係する人は早めに見ておくことをお勧めします。

リンクの否認(英語版)

リンクの否認の英語版ページにつきまして、3/27に下記部分が追加されました。

引用:追加部分
Note: When looking at the links to your site in Webmaster Tools, you may want to verify both the www and the non-vww version of your domain in your Webmaster Tools account. To Google, these are entirely different sites. Take a look at the data for both sites. More information

wwwの有無について、Googleでは全く別のサイトとして認識している事を追記する内容です。
「全く別のサイトなので、対象としたいサイト以外は否認が不要」「全く別のサイトなので、別にGoogleウェブマスターツールを登録して対応する必要がある」という二つの解釈が行えます。
念のため、もしも普段使っていない方に否認すべきリンクがあった場合には対応するべきでしょう。

データハイライター

リッチスニペットを、セマンテックマークアップではなくGoogleウェブマスターツールから指定する方法、「データハイライター」が日本語に対応しました。それに伴い、表記ページが2/19に追加されました。

かなり細かく解説がされています。

現段階では「イベント」のリッチスニペットにしか対応していませんので、多くのウェブ担当者には使えるものではないと思います。
ただ、今後さらにさまざまなリッチスニペットに対応予定ということなので期待ですね。

リンクを非承認とする

前回の報告で「リンクの非承認」の英語版が更新されたことを記載致しましたが、2月11日に日本語版も変更されました。

詳細はページをご覧頂きたいのですが、サンプルやドメインごとの非承認などの情報が追加されています。

リンクの非承認を実施、検討されている方はぜひご確認ください。

検索エンジン最適化(SEO)

GoogleによるSEOの解説のこのページが、3/14に更新されました。順番の変更や、文章をよりわかりやすく変更されたものが主ですが、一部内容も変更されています。

引用:変更前
多くの SEO 業者が有益なサービスを提供する一方で、一部の非道徳的な業者の強引な営業姿勢や、検索エンジンの検索結果を不正操作しようとする試みによって業界の信用が損なわれてきました。

引用:変更後
SEO 業者によって有益なサービスが提供される一方で、一部の非道徳的な SEO 業者による非常に強引な宣伝や、検索エンジンの検索結果を不正操作しようとする試みが業界の信用を損なってきました。

「有益なサービスを提供する」SEO業者から「多く」という表現が消えました。これは英語版の「While SEOs can provide clients with valuable services, 」の翻訳ですので誤訳の修正ですね。

リスティングのステータスが「要対応」になっている

Google プレイスの登録についての情報が2月中旬に更新されました。

引用:変更前
注: ガイドラインに準拠していないリスティングが多すぎる場合は、アカウント停止の措置がとられることがあります。その時点で、すべてのリスティングのステータスが [要対応] となり、アカウント画面の上部に「アカウントが停止されました」という赤いバナーが表示されます。アカウントが一度停止されると、そのアカウントを再開することはできません。その場合は新しいアカウントを作成し、リスティングがガイドラインに準拠するようにしてください。

引用:変更後
注: ガイドラインに準拠していないリスティングが多すぎる場合は、アカウント停止の措置がとられることがあります。その時点で、すべてのリスティングのステータスが [要対応] となり、アカウント画面の上部に「アカウントが停止されました」という赤いバナーが表示されます。アカウントが停止された場合は、まず、リスティングがガイドラインに準拠するようにしてください。その後、トラブルシューティングからアカウントの再開をリクエストしてください。

Google プレイスの登録においてガイドライン違反が多い場合は、アカウント停止となるようです。停止された場合には新しいアカウントを作る必要がありましたが、再開のための手続きが公開されました。
かといって、悪質なスパムの場合は普通には復活できないのでしょうね。
このスパムは米国では非常に多くあったという事を聞いていますが、日本ではあまり行われていません。私もこれでアカウント停止となった事例は聞いたことがありませんのであまり日本には関係あることではないかもしれません。

Google プレイス品質ガイドライン

2月中旬に、Googleプレイスの品質ガイドラインの下記部分が追加されました。

引用:追加部分
開業者が親組織内で公共的なサービスを提供している場合は、開業者を個別に掲載することができます。このような開業者の一般的な例には、医師、歯科医師、弁護士、不動産エージェントが挙げられます。開業者は、登録された場所で掲載されている営業時間内に直接つながる電話番号を指定する必要があります。また、開業者はすべての専門分野ごとに複数のリスティングを作成することはできません。
企業、大学、病院、政府機関の建物内の各部門は個別に掲載することができます。これらの部門は、親組織内のエンティティまたはグループとして公に区別されている必要があリます。できれば専用の電話番号および/またはお客様用の入り口を設けてください。

医者や弁護士など、ひとつの事業所で複数の独立した人が働いている状態で、別個の登録が可能になりました。
「直接つながる電話番号」が必須という条件があります。

この登録を行いたいというニーズは確かにありました。条件に合う場合は登録を検討されてはいかがでしょうか。

Merchant Center:属性要件のまとめ商品フィード仕様

表記ページが3/18-24の間に大幅更新されました。

わかりやすく情報が整理されたのが主な変更ですが、一部「アメリカを対象国とするフィード」のみの制限が日本にも適用された部分など大きな変更点があります。
他に、ざっと見ただけで変更が気付けない部分として下記があります。

引用:変更前
商品アイテムのリンク先ページでは、在庫状況を明示する必要があります。それには、在庫状況を明示する(アイテムの在庫状況が上記の値のどれに該当するかを明示する)か、アイテムの発送まで何日かかるかを表示します(注: フィードで ‘取り寄せ’ [available for order] と指定し、ウェブサイトで ‘在庫なし’ [out of stock] と指定することは可能です)。

引用:変更後
商品アイテムのリンク先ページでは、在庫状況を明示する必要があります。それには、在庫状況を明示する(アイテムの在庫状況が上記の値のどれに該当するかを明示する)か、アイテムの発送まで何日かかるかを表示します。

引用:変更前
指定するアイテム: すべての商品アイテムに必須です。ただし、ファッション関連商品、カスタムメイド商品、’ブランド’ [brand] と ‘製品番号’ [mpn] を指定したアイテムは除きます。

引用:変更後
指定するアイテム: すべての商品アイテムに必須です。ただし、書籍、メディア、カスタム メイドの商品や、ブランド [brand] と製品番号 [mpn] を指定したアイテムは除きます。

Merchant Centerを使っている方は一度見なおしておくべきでしょう。

Google+ポリシーと原則

Google+の利用に関わるポリシーについて、追加及び変更が3月第1週に行われました。

引用:追加部分
コンテストおよびプロモーション
コンテスト、くじ、優待、クーポン、その他のプロモーションを Google+ 上で直接実施しないでください。このポリシーの詳細については、コンテストおよびプロモーションのポリシー ページをご覧ください。

引用:変更前
暴力的行為
無意味な暴力を描写したコンテンツを配布しないでください。他のユーザーを脅迫または攻撃してはなりません。

引用:変更後
嫌がらせまたはいじめ
他のユーザーへの嫌がらせやいじめはしないでください。Google+ を使用して嫌がらせやいじめを行うと、問題のコンテンツが削除されたり、サイトの利用を完全に禁止されることがあります。オンライン上での嫌がらせも多くの場所で違法であり、実際に深刻な結果を招くことがあります。
暴力
露骨な暴力描写や不要な暴力表現を配布しないでください。

後者の変更は当然の事ですのでどうでも良いですが、前者は企業でGoogle+を利用している方は覚えておくべき情報でしょう。
この追加部分の内容は、以前から存在するページで公開されていた情報ですので、特に要件が変わったわけではなく、「ユーザー コンテンツおよび行動のポリシー」のページに追加されただけですので、特にGoogle+が制限を増やしたというわけではありません。同じようなポリシーはFacebookでも似た制限が課せられていますね。
しかしわざわざ別ページに追加したというのは、なにか理由があるものなのでしょうか。

個人情報を Google に公開しない方法

更新されました。

引用:変更前
肯定的なコンテンツは、さまざまな方法で公開し、広めることができます。たとえば、一部のウェブサイトでは、問題となった企業が苦情への対応に返信できるようになっています。自分のビジネスに否定的なレビューを書いている顧客がいる場合は、満足している別の顧客に、そのビジネスについての総括的な意見を投稿してもらうことができます。写りの悪い自分の写真をブロガーが公開している場合は、気に入っている写真をブログ記事に公開します。訴訟に関して自分に不利な意見が新聞記事に掲載されていて、その後自分に有利な判決となった場合は、その判決について、記事の更新や続報の公開を依頼することができます(最後の例はまれなケースのようですが、実際に Google はこの状況に該当する人からのリクエストを何度か受けています)。

引用:変更後
肯定的なコンテンツは、さまざまな方法で公開し、広めることができます:
顧客からの苦情に対応する。一部のウェブサイトでは、苦情を受けた企業が顧客の投稿に返信して、顧客の不満に対応できるようになっています。自分のビジネスに否定的なレビューを書いている顧客がいる場合は、満足している別の顧客に、そのビジネスについての総括的な意見を投稿してもらうことができます。
自分が気に入っているコンテンツを公開する。 写りの悪い自分の写真をブロガーが公開している場合は、気に入っている写真をブログ記事に公開します。

具体的なアドバイスが減りました。

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。
また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。

2013/02/15

昨年CSS Niteに登壇した際の話とCSS Nite in SAPPOROへの登壇

カテゴリ: 活動報告 | |

昨年9月にCSS Nite LP24で登壇させて頂いた際のセッション「事例で考えるSEOの力」が、2012年のベスト10セッションにご選出頂きました。大勢の人の前で話すのにも慣れていない拙いセッションを多くの方にご評価いただきまして非常に光栄に思います。どうもありがとうございました。

今後も多くの方に良い形のSEOをお伝えできるようにがんばります!

CSS Nite LP24でのセッションでの準備

昨年は何度か登壇させて頂く機会がありましたが、昨年9月のCSS Niteでの登壇は、一人での本格的な登壇としては初めてでしたので準備・練習などは入念に行なっていました。

そのうち、資料で一番苦労したのはこのページでした。

CSS Niteでのネタスライド
「世界がヤバイ」
配布版ではPDFだけご覧になる方も多いかと削っていましたので、会場にいた方しかご覧になっていないページです。

はい、ネタ画像ですとも。某ゲーム・アニメのファンにしか分からない定番ネタですとも。

著作権がある画像はまずいとイベントの前日に気づいて自分でオムライスを作ってみたところ、どうみても数百人にお見せできる代物にはならずに断念。
慌ててコンビニ・スーパーを4件を周ってみるもオムライスは無く、唯一売っていたオムソバを購入。
オムソバ
このソースとマヨネーズを丁寧に拭き取り、
世界がヤバくなる二歩前
ケチャップで文字を書いて
世界がヤバくなる一歩前
軽くレタッチしたものでした。
世界がヤバイ

※撮影に使った冷えたケチャップ味オムソバは後でスタッフが美味しく頂きました。

コンテンツは一部でもターゲットをニッチに絞る事でもソーシャル言及が得られるはず!と意気込んでいたのですが、確認した限り誰からも触れられずにスルー。
コンテンツにどれだけ力を入れたとしてもその方向性を誤ると無駄になるという証明になりました……

公式サイトから音声と、滑ったネタを除いた資料をダウンロードできますので、よろしければご確認ください。

他のネタはあまり外さずにセッション全体は非常に高評価を頂きまして、再来月、4月に次の機会を頂く事ができました。

CSS Nite in SAPPOROに登壇致します。

4/21(日)に開催されるCSS Nite in SAPPORO, Vol.9「いま必要なSEO」に登壇致します。
複数の人が登壇する本格的なSEOを中心としたセミナーイベントは、日本では片手で数えられる位しか開催されていません。今回は、初の東京都外での開催です。私は札幌出身ということもありまして光栄にもお呼び頂きました。

私は札幌で小学校、高校、大学と育って、東京・仙台での仕事を挟んだ後札幌に戻り、5年間働きました。札幌は合計17年を過ごした故郷で、一番好きな場所でもあります。
さらに、広告/Web制作の仕事を始めて多くの人に助けられて仕事を学んだ場所です。今は東京で働く身ではありますが、札幌と札幌の人には恩を強く感じています。
今回、札幌の方々に少しでもご恩返しができる機会を心から嬉しく思います。

私は「ひとりでもできる、理想のSEO」としてお話いたします。

札幌でのWebの仕事は、小規模な会社で一人もしくは数名のチームでWeb制作をしていました。SEOについては2003年に書籍で知りまして、独学で取り組んでいました。Web制作と兼務で相談相手も居ない独学ですので効率の悪い事や失敗もありましたが、非常に望ましいSEOも複数行なっていました。
数名?十数名のチームの一員としてWeb制作など様々な仕事の中でSEOにも取り組む必要がある状況は、同じという方も多いのではないでしょうか。
今回のセッションでは、小規模な団体や一人でWeb制作を行ってきた経験の中から、そのような環境での理想的なSEOを行うためのポイントや、その学び方を御共有したいと思います。

昨年、似たテーマで名古屋でお話しまして好評を頂きました。今回は、最近考えた事も含めて構成しなおして、より多くの方に役立つようにお話したいと思っています。

今回は札幌で登壇させていただく念願の機会です。100人以上を集める予定のSEOに特化した東京都外のイベントは今後いつあるか分からない貴重な機会とも思っています。また、私が一番好きなホテルの一つ、札幌パークホテルでの開催というのもテンションが上がります(天皇陛下が来道される際の宿に何度も選ばれた由緒正しいホテルです)。

最大限がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

CSS Nite in SAPPORO, Vol.9「いま必要なSEO」

2013/02/04

ウェブマスターツールチェックリストの日本語版や名称の変更等の開設(12-1月)

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

今回はGoogleウェブマスターツール知識のチェックリスト「Webmaster Academy」の日本語版の公開や、リンクの非承認機能が若干変更がありました。



ウェブマスター ツール チェックリスト

表記ページが追加されました。

このページは、英語版が「Webmaster Academy」として以前からありましたが、日本語版が公開されました。
チェックリスト形式になっていますので、ウェブマスターツールを使うWeb担当者の方は理解しているか確認をしておくべきでしょう。

リンクを非承認とする

このページは以前は、「リンクの否認」というタイトルでした。1月末に、ヘルプでは否認はすべて非承認に変更されたようです。Googleウェブマスターツールでの表記は、2/3現在では否認のままですが今後統一されるのでしょうか。確かに否認よりは非承認の方がわかりやすいですね。

文章も一部変更されています。

引用:変更前
。たとえば、ご自身やご利用の検索エンジン最適化業者(SEO)が、有料リンク品質に関するガイドラインに違反した他のリンク プログラムにより、サイトへの不適切なリンクを作成している場合があります。まず、ウェブからスパム性のリンクや品質の低いリンクをできる限り削除することをおすすめします。
それでも削除できないスパム性のリンクや品質の低いリンクがある場合は、そのリンクを非承認にすることができます。つまり、Google でサイトを評価する際に特定のリンクを考慮に入れないようにご依頼いただくことが可能です。

引用:変更後
たとえば、ご自身やご利用の検索エンジン最適化(SEO)業者が、有料リンク品質に関するガイドラインに違反した他のリンク プログラムにより、サイトへの不適切なリンクを作成している場合があります。何よりもまず、あなたサイトへの作為的なリンクあるいは低品質なリンクをウェブからできるだけ多く削除することをおすすめします。
できる限り多くのスパム リンクや品質の低いリンクをウェブから削除したうえで、それ以上リンクの削除を進められない状態になった場合、残りのリンクを否認することができます。つまり、Google でサイトを評価する際に特定のリンクを考慮に入れないように指定することが可能です。

非承認機能を使う前に、事前に可能な限りリンクを消す必要があることを強調されました。

Disavow links

「リンクの非承認」関連の英語情報が更新されました。

引用:変更前
You’ll download a file containing all the pages linking to your site. Use this to create a text file containing only the links you want to disavow―one link per line, like this:

http://spam.example.com/stuff/content.htm
If you want Google to ignore all links from an entire domain (like example.com), add the line domain: example.com. Do not upload the entire list of links to your site: the text file that you upload is the list of links you want Google to ignore.

引用:変更後

You’ll download a file containing all the pages linking to your site. Use this to create a text file (the file type must be .txt) containing only the links you want to disavow―one link per line. If you want Google to ignore all links from an entire domain (like example.com), add the line “domain:example.com”. Your text file can include additional information about excluded links, as long as each line of description begins with the “#” character (all lines beginning with # will be ignored). Don’t upload the entire list of links to your site: the text file that you upload is the list of links you want Google to ignore.
Here’s a sample of a valid file:

#example.com removed most links, but missed these
http://spam.example.com/stuff/comments.html
http://spam.example.com/stuff/paid-links.html
# Contacted owner of shadyseo.com on 7/1/2012 to
# ask for link removal but got no response
domain:shadyseo.com
If you want Google to ignore all links from an entire domain (like example.com), add the line domain: example.com. 

ガイドライン以外の場所では言及されていましたコメント部分の書き方の情報が2013年1月末に追記されました。
まだ日本語版は更新されていません。

リッチ スニペット(microdata、microformats、RDFa、データ ハイライター)

表記ページが更新されました。

手動でGoogleに構造化データを送信する「データハイライター」機能の解説が追加されています。

データハイライターについては、まだ日本語環境では使えませんし、イベント情報のみとなっています。日本環境では、現段階では現実的に使えるものではありませんが、今後に期待ですね。

サイトのウェブマスターに連絡する

下記部分が追加されました。

引用:追加部分
Google にサイトの削除を依頼する代わりに、ウェブマスターに連絡する必要がある理由
あるサイトに不満があり、そのサイトを Google 検索結果から削除したい場合があります。しかし、Google でこのサイトを Google 検索結果から削除しても、このウェブページは残っており、直接(そのサイトへの URL を通じて)、または他の検索エンジンに表示されます。サイトが Google のインデックスにあるという事実は単にそのページが幅広いウェブ上に存在しているということを反映しているだけで、Google がそのページを承認しているということではありません。Google 検索結果からサイトを削除するよりも、最善の選択はそのページを完全に削除できるウェブマスターに連絡することです。

当然の事ですね。
この辺りの情報はよく更新されています。問い合わせが多いのでしょう。

地域ターゲティング

12月3日に更新されました。

引用:変更前
国際ドメイン(.com、.org、.eu など)が使用されている場合は、IP アドレスを参照します。

引用:変更後
国際ドメイン(.com、.org、.eu など)が使用されている場合、Google は IP アドレス、ページの位置情報、ページへのリンク、Google プレイスの関連情報といった複数の情報を利用します。

国際ドメインの場合について、IPアドレスやリンクなどは周知の情報でしたが「Google プレイスの関連情報」を使っているというのは初めて聞きました。Googleプレイスに適切に登録しておくことで、国認識も正せるということですね。

ただし、この件はその後にも記載されています通りGoogleウェブマスターツールでの指定がとても強いですので、あまり悩むことは無いかもしれません。

ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

更新されました。

引用:変更前
次のガイドラインに沿ってサイトを作成すると、Google のインデックスに登録されやすくなります。

引用:変更後
次のガイドラインに沿ってサイトを作成すると、Google がサイトを認識し、インデックスに登録し、ランク付けをするプロセスをスムーズにおこなう手助けとなります。

確かにインデックスのされやすさだけの問題ではありませんので、正しく改められたということでしょう。

特殊な Google 検索

12月3日に下記部分が追加されました。

引用:追加部分
リダイレクトされるページに対して site: 検索を行うと、検索結果にはリダイレクト先の URL が表示されます。これは正常な動作です。たとえば、www.example.com が www.redirectedexample.com にリダイレクトされたとします。この場合、site:www.example.com で検索すると、www.redirectedexample.com の結果が返されます。このようなリダイレクトがページのランキングに影響することはありません。

時々見られる状態ですね。

SSL 検索

更新されました。ほとんどの人には関係無いNoSSLSearch関連の情報が大きく削られました。メモとして残しておきます。

引用:変更前
学校向けの SSL オプション
学生が SSL を使用して https://www.google.com で検索を行うと、特定の種類のコンテンツを学校ネットワークで制限する既存のプログラムが影響を受ける場合があります。SSL を使用すると、ネットワークのコンテンツ フィルタとプロキシが、検索キーワードまたは Google の応答を参照または変更できない場合があります。
前記のような状況が問題になる学校のために、「NoSSLSearch」オプションが用意されています。ネットワーク管理者は、NoSSLSearch エンド ポイントを指し示すように、Google ドメイン(たとえば、www.google.com)の DNS 設定を調整できます。通常の http トラフィックに関しては、ユーザーに影響のある違いはありません。
NoSSLSearch オプションに関する学校ネットワーク管理者向けの情報
ネットワークで NoSSLSearch オプションを利用するには、Google ドメイン(たとえば、www.google.com)に対する DNS エントリを、nosslsearch.google.com の CNAME として設定してください。このホスト名で受け取ったリクエストに対しては、SSL 検索結果は提供されません。ポート 443 で検索リクエストを受け取った場合、証明書ハンドシェイクは正常に完了しますが、ユーザーは、非 SSL の検索環境にリダイレクトされ、最初にそのことを示すメッセージが表示されます。
すべてのカスタマイズと個人設定は SSL を使用できるかどうかに依存するので、一部の機能は使用できない場合があります。NoSSLSearch アドレスを利用しても、検索以外の他の Google サービスには影響ありません。Gmail と Google Apps へのログイン、および他のサービスでの認証は、同じように使用できます(SSL 経由で行われます)。
アクセスのブロック
学生が https://encrypted.google.com を使用して検索を行うと、ネットワークに導入されているコンテンツ フィルタリング システムが、学生の検索キーワードまたは Google の応答を読み取ることができない場合があります。このことが学校で問題になる場合は、https://encrypted.google.com をブロックできます。学生が http://www.google.com を使用して検索を続けた場合、コンテンツ フィルタリングはこれまでと同じように動作します。
https://www.google.com をブロックすることはおすすめしません。代わりに、上記で説明した NoSSLSearch オプションの使用を検討してください。

引用:変更後
学校向けの SSL オプション
学生が SSL を使用して https://www.google.com で検索を行うと、特定の種類のコンテンツを学校ネットワークで制限する既存のプログラムが影響を受ける場合があります。
前記のような状況が問題になる学校のために、「NoSSLSearch」オプションが用意されています。

どうして削ったのですかね?

Google+ ローカル ページ

Google+ローカルページ関連が大きく整理されました。

この機能は以前は「地域のGoogle+ページ」や「ローカルGoogle+ページ」という表現も使われていましたが、「Google+ ローカル ページ」に統一されています。
この機能の表記が「Google+ ローカルページ」決定したのでしょうか。

商品フィード仕様

更新されました。

引用:変更前
ポイント価値(必須): ショップが発行するポイント数を絶対値で指定します。

引用:変更後
ポイント数(必須): ショップが発行するポイント数を絶対値で指定します。

Google ショッピングのフィードとして、日本独自の使用として「ポイント」があります。そのサブ属性「points_value」の説明がわかりづらかったものが、おそらく1月末に更新されました。

Google+ページのページ名変更について

Google+ページのページ名の変更は「2 年間に 3 回までに制限されています。」となっています
この仕様に気づかないと、変なページ名から変えられなくなってしまいます。ええ、私の様に……

しかし本日、ページ名の変更を試してみたところ、以前は出来なかった変更を完了することができました!

Googleのガイドラインは変更されていないのですが、こういうこともあるのですね。2年は経っていないはずなのですが。同じ悩みをお持ちの方がいましたら、お試し下さい。

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。
また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。

2012/12/31

2012年末のご挨拶

カテゴリ: その他 | |

2012年末のご挨拶です。

本年は、大変お世話になりました。

フリーランスのSEOとして2011年10月に独立してから、今年本格始動を始めて1年が経ちました。
この1年、2012年は大きく進むことができた一年と思っています。それも全て皆様のおかげです。

今年を振り返って

仕事

仕事の中では多くのお客様で成果を上げられたと思いますし、その中で私も大きく成長できました。

年末段階で数十サイトに関わらせて頂いています。お客様の検索流入数を合算してみると日本で行われる検索の2%程度で私が関わらせていただいているサイトがクリックされていることになります。

大規模なWebサイトを中心に様々なWebサイトに関わらせて頂く事。多くのデータを御共有頂けること。積極的に施行をしていただける事。様々な分野で私とは比べられないほど優れている方とお仕事が出来る事。

その全てのお陰でノウハウを増やしてそれをお客様に提供できました。仕事で関わって下さった方々、どうもありがとうございました。
来年も精一杯頑張ります。

登壇

4月の「HTML5とか勉強会」のパネルディスカッション参加、9月のCSS Nite LP24、10月のOut Of Tokyo 地方Web担サミット、11月のWeb担当者Forumミーティング、12月のアクセス解析イニシアチブ Webアナリスト養成講座と、5回の登壇をさせていただきました。

これまでの登壇経験も僅かな中で参加させていただき、どうなるかと思いましたがどれも好評をいただきまして、自分が一番驚いています。
イベントで発表する能力と普段のコミュニケーション能力は一致しないということを証明できたように思う経験でしたw

お話させていただいたのは全てSEOの事です。特に人工リンクが中心となっているSEO業界が大きく変わりつつあるいま行うべきことをお話させていただきました。
この変化は2013年もさらに加速するものと思います。SEO業界にいる者の責任として今後も可能な範囲でお話する機会を持てればと思っています。

生活

上のように仕事をしていると、仕事以外の生活はなくなるものですw
今年は、人生で一番長時間働いた一年でした。

時間だけなら今年の8割程度しか働かなかった去年は月に一度は風邪を引いていましたし、今年と負けず劣らず長時間働いた31歳の頃は仕事の最中に意識を失って倒れる事もあったほどです。
しかし今年は、仕事に支障をきたすほど体調を崩したのは2度だけでした。
人ごみや地下鉄の中では必ずマスクをする、うがい手洗いは欠かさないと注意はしていましたが、なによりも精神的に辛さがあまりなかったおかげかと思っています。
やはり肉体的な辛さよりも精神的な辛さのほうが体には響くんでしょうね。

と、いいつつも12月には39度が3日続くひどいダウンでした。少しづつでも体に余裕を持てるようにして、ご心配かけることを減らしたいと思います

今年の自分とdecadeの更新

decade2012
2010年版から作り始めましたDecadeを更新しました。
今年は色々ありましたが、一ページの追加と更新だけですが。

decadeは、自分の十年史プレゼン資料というようなものでしょうか。始められた河野さんの説明がこちらです。

自分のこれまでを振り返るには、本当に良い機会と思います。今回私も去年これを書いた時のことを思い出しては、色々と考えることができました。
ぜひ空いている時間に作ってみてはいかがでしょうか。

来年について

今年は素晴らしい一年を送ることができたと思います。
後半には光栄なお話を頂くことも増えましたし、色々な方から期待されているのを感じます。

ただ、来年も身に余るような事をせずに着実に進んでいければと思っております。
お客様との仕事の中で成果を上げつつ一緒に成長することに軸足を置きつつ、可能な範囲で素晴らしいWebサービスを提供している/されようとしてい方や、良い形のSEOに取り組む方、地方で努力されている方にSEOでお力になれるように頑張りたいとおもいます。

ちょうど年末にお会いした方から伺った話がありました。
結局、自分が納得できる範囲で物事を進めるしかないですし、納得できる範囲は自分のこれまでやってきた事や影響を受けた人から形成されるもので、人によって違うしそれを超える範囲で無理をすると必ず破綻すると。

考えてみると、今年は自分が納得できることだけを進めてきたようにも思います。肉体的にはかなり無茶をしましたが、精神的にはほぼ無理をしない一年でした。
来年も自分の心が納得できる範囲で、肉体が許容する範囲をちょっとだけ超える程度で頑張って行きたいと思います。

どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。

Webアナリスト養成講座でSEOについて話してきました

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2012年12月19日にアクセス解析イニシアチブ(a2i)のウェブアナリスト養成講座にて、「データで取り組むSEO」というテーマで3時間弱話してきました。

Webアナリスト養成講座

内容の概要は村山さんが詳細レポートを公開してくださっていますので見ていただきたいと思います。


以前、このブログでSEOのスキルセット/あるいはSEO業界へのお誘いというエントリを書きました。その中で「SEOのアドバイスをする仕事」に必要なスキルは幅広いので「アクセス解析」や「Web制作を全領域で続けてきた方」のスキルセットが近いのでは、と記載しています。

人工リンク中心ではないSEOのプレイヤーが日本に少ない中、アクセス解析に取り組む方にSEOの基本をお教えするのは価値があるのではと今回のセミナーをお引き受けさせていただきました。

実際に内容を考えてみると思った以上に難しいものでした。できる限り具体的にすぐに役立つような内容も含めたいと考えておりましたが、取り組んでいるWebサイトによって行うべきSEOは全く変わります。数十ページの規模のWebサイトであればキーワードマーケティングと適切な静的コンテンツの増加が一番重要なポイントになりますし、数十万-数億ページの大規模サイトであればテンプレートの整備と内部リンクの整理及び効率化が重要と考えます。

Webサイトの規模によって見るべきデータも注意しないといけないシグナルも変わります。今年行った数回のセミナーとは違い、今回は大規模サイトの方も多いようでしたので、迷いに迷った結果、共通となる基礎的な部分と外部リンクの話をしつつ、アクセス解析に取り組んでいる人には活かしやすいデータをSEOのアクションに繋げるためのポイントを中心にお話しました。

アンケートでは好評を頂き安心しておりますが、伝わらなかった部分や理解できなかったという声もありまして反省しています。次の機会がありましたら、もう少し考えた上でもう少し内容を絞った形でお話しようと思います。

アクセス解析とSEO

SEOの専門家として仕事をしていると、やはり現状の検索エンジンアルゴリズムを調査・推測しつつ、今後の方向性などを予想して捉える必要が出てきます。

しかしアルゴリズムは複雑化してその把握の難易度は更に上がっています。大きな変動が合った場合に膨大なデータと何十時間戯れても、私には変更内容が把握できないことも増えてきました。恥ずかしながら。

変更されるアルゴリズムの分析はSEOを専門にしていない人には、あまりに難しい事です。推測する情報も多くありますが、より多くのデータをもとに確認すると大概は勘違いだったりします。おそらく私が把握したことにも誤りはあるはずです。
ただし、難しいアルゴリズムの分析は行わずとも、アクセス解析やWeb制作にしっかりと取り組まれている方には別のアプローチがあるはずです。

検索エンジンがランキングを作るための評価をつける上で、内部・外部リンクを重要視することは昔から変わっていませんが、その評価は何度も変化してきました。ただその多くは「ユーザに使用されづらいリンクをシミュレートして評価され過ぎないようにする」という流れが続いています。

難易度が上がる検索エンジンのアルゴリズム分析を継続する覚悟のある人、そしてアルゴリズムの変更にあわせてWebサイトを変更し続ける工数を確保してもらえるWebサイトに関わっている人以外では、想定されるユーザの動線をもとに少しのSEO観点も加えて欲しい評価を考えて内部リンクを組むのが一番だと私は考えています。
そして内部リンクの変更によるユーザ動線の変化は、SEOの専門家よりも高いレベルでWeb制作を行われている人や、アクセス解析を行なっている人の方が把握しているのではないでしょうか。

もちろん、実際には単純にクリック数が多いリンクがそのまま評価されるわけではありません。ユーザの動きを限定的にしか知ることができない検索エンジンが見られるデータの限界や、様々なWebの仕様を前提にアルゴリズムが組まれているわけですので。
しかし、どんどんとその精度は上がっていく事でしょう。また何度かSEOも踏まえた内部リンクを組んでは成果を見ているうちに、コツもつかめてくるはずです。

今、日本では成果を上げられるSEOのプレイヤーが少なくなっています。多くのお客様がSEOに悩まれています。ぜひ、アクセス解析に取り組まれている方が、その悩みを解決に導くための取り組みを始められることをすすめたいと思います。
私もアクセス解析をさらに学んで自分のSEOのサービスに活かしつつ、時間が許す限りアクセス解析の方がSEOに取り組まれるためのお手伝いをしたいと思っています。

2012/12/24

Web担当者ForumミーティングでSEOについて話してきました

カテゴリ: 活動報告 | |

2012年11月8日にWeb担当者Forum主催のWeb担当者Forumミーティング 2012 Autumnで「悪のSEOに泣かないために」と題して話をして来ました。
Web担当者Forumミーティングの様子

内容は、Web担当者Forumで詳細をレポート頂いています。
ここまで詳細にレポート頂けるとは思っておらず、最初は燃えないか?攻撃されないか?と焦りましたが、いまの所カミソリのプレゼントや弁護士からの連絡も無いまま、多くの方にご覧いただけたようです。記事は大きく話題にもなりまして、Web担当者フォーラムのいいね!数のランキングにも出ている程でした。御覧頂いた方、シェアして下さった方ありがとうございました。

このセッションの詳細は上記記事をご覧頂くとしまして、お伝えしたかったことを簡単にまとめます。

このセッションでお伝えしたかったこと

最近、悪質なSEO会社に騙されて非常に大きな被害を受けたという話を多く聞いております。
悪質なSEOの問題は以前からありました。しかし、最近聞く話はさらに問題が大きく悪質になっているようです。

全てのSEO会社が悪いわけではありません。有益なサービスを提供している会社もありますが、あまりにその比率が少ないと感じています。また、そういう会社は私が今新規の仕事をお受け出来ていないように非常に多忙でしたり、費用が数百万円からという会社が多く、付き合える可能性は少ないです。また、SEOのプロでない限りは良いSEO会社、悪いSEO会社を見極める事も困難と思います。

今、SEO業界は大きな過渡期です。今後は良いSEO会社も増えていく事でしょう。
しかし今は過渡期で混乱している状況と思います。現段階では可能な限りSEO会社に頼らずに進めるべきと考えますし、SEO会社に頼る必要があるならば、多くの場合リスクに対する覚悟が必要ということを忘れてはいけません。

あまりにひどい話を聞くとSEO業界に席を置く者として申し訳なく思いますが、今は自衛するしかありません。少しでも騙される人が減れば良いと思っています。

Webマーケティング施策とサイコロ

サイコロ
最近、SEOの施策方針について相談された時に、サイコロの話をすることがよくあります。

ほとんどのWebマーケティング施策はサイコロのようなものだと思います。振る前からどの目が出るのかわかることはほとんどありません。

施策の内容や配慮によってそのサイコロの各面に書かれる数字は変わります。1から6が出る普通のサイコロなのかもしれません。1-4が出る4面ダイスかもしれませんし、1-100が出る100面ダイスかもしれません。
高い値が安定して出るようなサイコロは滅多にありませんし、大きな数字が出るサイコロを振るには高いコストが掛かりましたり、いくつかの面には負の値が刻まれている事でしょう。

さて、SEOのサイコロはどのようなものでしょうか。
SEO会社のサービスとして一般的な人工リンクのサイコロは、昨年まではゼロから数十まで値が刻まれていました。
しかし最近はそうではありません。数十の高い数値は減ってゼロの面が増えました。そして「-100」というような負の値が入ってきました。

以前は、どれだけ振っても最低値はゼロで、振るためのコストを損するだけでした。
しかし今は違います。最低の面は「ふりだしに戻る」です。

多くのWebマーケティング施策のサイコロには大きなマイナスの値はあまり刻まれていません。悪くても振る前の状態に戻す事になる「ゼロ」や、問題が起きて修正、謝罪することになる「1回休み」位でしょうか。

しかし今の人工リンクを中心としたSEOは違います。Googleから大きなペナルティを受けて数ヶ月にわたってマイナスを受ける事例が非常に多く発生しています。
サイコロの出目の最高値を調べても、その価値はわかりません。注意しないとならないのは致命的なリスクが発生する確率です。
スパムに対する対応をどんどん変化させているGoogleは今後どのような目を用意してくるかわかりません。「100回休む」でしょうか。それとも「ゲームオーバー」でしょうか?
しかもその値は、最初にプラスが出ても、後でプラスはゼロに、そしてマイナスに変化しがちです。

技術力の高い人工リンクのSEO会社は、ゼロやマイナスの出る可能性を最大限減らしています。しかしマイナスの面を放置してプラスの面だけを見せる会社が多いです。そしてそのふたつの違いを見極めることはとても難しいのです。
もちろん、マイナスもあり得るサイコロを振るべき事もあるでしょう。
いくつもの双六を同時に行なっているなら。スタートに戻っても痛くない序盤やどうなっても良いコマがあるなら。数ヶ月で終わる短いゲームなら。しかしそうではないのならば将来に及ぶリスクのあるサイコロは振るべきではありませんし、多くの企業サイトでは上記のようなケースは少ないはずです。

一方、検索流入を増やすための地道な施策のサイコロは普通の6面ダイスのようなものです。大きくも成長できませんが、着実に進むことができます。そして何度も振っているうちに5や6が出やすい振り方も学ぶことができますし、たくさんの数のサイコロを振れるようにもなります。
そして、もっと人工リンクではないSEOのプロが増えた後でレベルが高い施策を行う事で、それまで出た目を一気に倍にすることもできるかもしれません。

長い道のりのすごろくならば、どちらを選ぶべきかは明白かと考えます。
Webマーケティング施策は双六のようにゴールはありません。おそらく数年、十数年とサイコロを振り続けることになります。
長期間続く場合でも、たまに0か100しかでない博打のサイコロを振る事もあるでしょう。しかし大きなマイナスがあるサイコロを振れはしないはずです。

いま、毎日振っているサイコロはどのようなものでしょうか?もしもSEOを行なっているのであれば、一度考えてみることをお勧めします。

2012/12/09

Wii UのUA(ユーザーエージェント)と検索

カテゴリ: ガジェット | |

wiiU
12月8日発売のWii U、買いました。

Wii UのブラウザのUA(ユーザーエージェント)

任天堂のWii Uの日本語ブラウザのUAは下記になっていました。

Mozilla/5.0 (Nintendo WiiU) AppleWebkit/534.52 (KHTML, like Gecko) NX/2.1.0.8.23 NintendoBrowser/1.1.0.7579.JP

12/9 現在最新バージョン(2.1.0 J)での確認です。NX以下の2箇所の数字は「バージョン情報が記載されます」とのことです。

上記UAでモバイルのUIに振り分けてしまっているWebサイトもあるようです。WiiUブラウザはPCに振り分けるべきでしょう。
どうぞご確認ください。

Wii Uでの検索

ブラウザを最初に立ち上げた時、GoogleとYahoo!検索から検索エンジンを選ぶ画面が出てきます。Googleが左でいい位置ですが、Yahoo!には「検索候補が表示されます」と追記されています。
WiiUの検索エンジン設定
この画面は初期設定ではなくて、あとから設定し直す画面ですが、だいたいこういう感じでした。

これはデザインとしてはどっちが選択されるかわかりませんね。普段使っている方を選びそうです。

表示は普通のPC用の検索結果が出ています。
Wii Uはこれまで以上にインターネット接続が前提になっている感じが強いです。
また、ブラウザもかなり使いやすいです。Nintendo 3DSやWiiのブラウザは正直微妙でしたが、Wii Uのブラウザなら私も普通に使えるレベルです。
Wii U GamePadの出来の良さも合わせて考えると、Wii Uでウェブブラウジングをする人は普通に増えそうです。Wii U GamePadは、お茶の間で使われるタブレットPCの代りには充分になるのではないでしょうか。

ざっと見た限りWii Uのブラウザは良い感じにHTMLエンコード出来ているようです。Flash未対応もタブレットPCとしては標準ですね。ただし、一部の先進的な技術を使っているところは微妙な表示になっていました。一応、Wii U ブラウザでのサイトの表示確認をしておくべきかもしれません。

17:30追記:公式情報

公式サイトに詳細情報がありました。

特に、拡張機能は面白いですね!ジャイロセンサーやタッチパネルの情報なども全て取得できるようです。
これを活かしたページが出てくると非常に面白いですね。楽しみです。

2012/12/02

frameやiframeとSEO、他の更新の解説(10月中旬-11月)

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

前回の更新では、Googleウェブマスターガイドラインの変更など多かったのですが、平常通りの小規模な更新に戻っています。
Google+ページの機能関連、著者情報関連が更新されています。また、Googleのフレーム(frame)の扱い方についての記述が加わった?のは面白いですね。



フレーム

Googleのframe要素、iframeタグ等の扱い方について記載されています。
このページは以前からあったのかもしれませんが、私は今気づきました。11月19日に更新と記載されている事や、左のナビゲーションが一部ページにしかついていない事から考えますと最近追加されたページかもしれません。

注目すべきはこの記述でしょう。

引用
Google では、フレームのコンテンツがフレームを含むページに関連付けられるよう努力していますが、それを保証することはできません。

Googleはnoframesの無いframe要素を単なるa要素、リンクとして扱っているようでした。通常、iframe、frameに記載された情報は検索エンジンが認識出来ない場合も多いため、SEOを考えるとフレーム機能は使えないものです。
しかしここ数年、特殊な扱いをしているケースも幾つか確認できていました。まるでiframeに記述された内容が親ページに記述されているように認識されるケースです。そのことが公式に認められているのかと考えます。

ただし、安心して使う事はできません。Googleも「保証することはできません」と記述しています通りこの認識は不安定です。

このヘルプに記載されている通り、Googleがiframeで記述された内容を必ずフレームの親ページに含むように扱うのであれば、iframeの活用方法も変わります。しかしそのような認識は例外で、多くの場合は以前どおりに微妙な認識状況です。意図的にiframeをページ内のコンテンツとして扱わせられないため、結局iframe、frameはSEOを考えると使いづらいものでした。

11/2にいくつかのiframeを使っているサイトを確認してみましたが、やはり以前どおりの問題ある認識になっている所が大半でした。しかし今後変わっていくのかもしれませんね。

フレームはSEOと相性が悪い事は周知の事です。そのため今はアクセス解析用のタグなどの特殊な用途以外ではほぼ使われていません。しかしiframeはHTML5にも含まれる見込みですし再度の使用を検討される方もいます。このヘルプに書いてあるような認識が広がるのであればiframeを活用できる日がくるかもしれませんが、現段階ではSEOを考えるのであれば避けておくべきでしょう。

ただ現段階でも注意するべき点があります。
重複コンテンツを避けるために検索エンジンに認識させたくない冗長な部分をiframeに逃がす手法を取られている場合、今後認識が変わるかもしれないことです。そういう意図の場合は、frameで読み込むページを検索エンジンからブロックしておくなどの配慮が必要でしょう。

microdata について

10/17に更新されました。
大きく変更されていないようですが、サンプルの部分の誤りが訂正されています。

引用:変更前
<span itemprop=”locality”>東京都</span>,
<span itemprop=”region”>港区</span>

引用:変更後
<span itemprop=”region”>東京都</span>
<span itemprop=”locality”>港区</span>

以前ここを見て迷っておりましたが誤りだったのですね……
誤りが修正されるのは良いことですが、それを知ることができるように公式の更新履歴・新着情報のページがあれば更に良いのですが。それが無いので、私はチェックを続けています。

自分のウェブサイトにリンクする(Google+)

表記ページが10月上旬に更新されました。

Google+ページでのWebサイト認証の方法に、Googleウェブマスターツールを使った認証が加わりました。
Google+ページを使っているアカウントが、認証したいWebサイトのGoogleウェブマスターツールの認証も行われていたら、一瞬で認証が完了します。これは便利ですね。

著者情報が表示されていません

10月中旬に大幅に更新されました。とてもわかりやすい内容になっています。
これまでは記載されていなかった情報として、「画像は、はっきりと識別できる顔写真でなければなりません。」という説明が加わりました。
これはネット上ではその事が判明して色々な記事で紹介されていましたが、やっと公式にも記載されました。また、メールアドレスで認証する場合には、「記事には著者として自分の名前を示す行が含まれて」いることが必須であることが加わりました。

検索結果内の著者情報

下記部分が追加されました。

引用:追加部分
検索結果に著者情報を表示しないようにするには、(http://plus.google.com/me/about/edit を使用して)プロフィールを編集し、[プロフィールの検索] オプションの [他のユーザーに検索結果でプロフィールを見つけてもらえるようにする] をオフにしてください。

めったに使うことはないと思いますが、検索結果への著者情報の表示解除の設定です。最近、Googleに登録されたTwitterアカウントなど様々な手段でコンテンツと著者情報を紐付けようとしていますので、意図しない表示もあるかもしれません。望まれないかたは解除しておくべきでしょう。

サイトマップ: rel="alternate" hreflang="x" を使用する

検索エンジン向けサイトマップでhreflangを使う場合の説明が10/25に詳しくなりました。

これが必要なケースはごくわずか、おそらくこれに迷う人も日本で3桁は居ないのではと思いますが、そういう方はチェックが必要です。

Google プレイス品質ガイドライン

更新されました。

引用:変更前
アカウントのメール アドレス: ビジネス リスティングを更新するユーザーが 1 人ではない場合、ビジネス用の共有メール アカウントを使用します。可能であれば、貴社ドメインのメール アカウントを使用してください。たとえば、お店やサービスのウェブサイトが www.google.com の場合、ドメインが同じメール アドレスは [email protected] のようになります。

引用:変更後
アカウントのメール アドレス: ビジネス リスティングを更新するユーザーが 1 人ではない場合、ビジネス用の共有メール アカウントを使用します。できれば、お店やサービスと同じドメインのメール アカウントを使用してください。たとえば、お店やサービスのウェブサイトが www.google.com の場合、ドメインが同じメール アドレスは [email protected] のようになります。

メールアドレスが「貴社ドメインの」から「お店やサービスと同じドメインの」に変更されました。

引用:変更前
お店やサービスの所在地で顧客に直接会ってサービスを提供していない場合は、ダッシュボードで [ビジネス拠点の住所をリスティングに表示しない] を選択する必要があります。住所を非表示にしないと、Google マップからリスティングが削除されることがあります。

引用:変更後
お店やサービスの所在地で顧客に直接会ってサービスを提供していない場合は、ダッシュボードの [サービス提供地域と場所の設定] セクションで [はい、顧客の場所に出向いてサービスを行います] を選択する必要があります。続いて、[ビジネス拠点の住所をリスティングに表示しない] を選択します。

直接所在地でサービスをおこなっていない場合の説明が変更されました。このような設定が行えることを知らない方も多いようです。該当する場合はご確認ください。

Google の基本

10/12に大幅に更新されました。これは、英語版ページと同時の更新です。先日のガイドライン更新と同じ流れでしょうか。
大幅更新ですが、意味合いは変わっていません。ちょっと気になるのはこちらでしょうか。

引用:変更前
検索結果の上位に表示されるサイトは、ユーザーが入力したキーワードに対して関連性が高いコンテンツを持つと Google の検索アルゴリズムが判断したサイトです。

引用:変更後
Google の検索アルゴリズムでサイトのコンテンツがクエリに密接に関連していると判断されると、そのクエリに対し、サイトが上位にランクされます。

言い換えレベルと思いますが「キーワードに対して関連性が高いコンテンツを持つ」が「サイトのコンテンツがクエリに密接に関連している」に変わっていますね。

リンクの否認

表記ページが追加されました。
話題の機能ですね。

構造化データ テスト ツール

10月中旬に更新されました。
このページは、以前は「リッチスニペットテストツール」とされていたページです。
この機能は9月下旬にすでに構造化データテストツールにリニューアルされていましたが、それに合わせたヘルプの変更です。
ヘルプには特筆すべき変更はありません。

検索での句読点と記号の使用

表記ページが更新されました。
%記号と$記号が新しく追加されました。これまでも使えた記号ですが説明が追加された形になります。

誘導ページ

前回お知らせしましたガイドラインの大更新のあと、微妙な表現で修正が行われています。
内容が変わるようなことはありませんが、こちらのページは「ドアウェイページ」から「誘導ページ」に名前が変わりました。誘導ページ、という翻訳は正しくないようにも思いますが、正しい翻訳は難しいですね。

ネタ:サイトマップについて

更新されました。

引用:変更前
サイトマップは、検出が難しいサイトのページの情報を Google に提供する手段です。

引用:変更後
サイトマップは、検出が難しいサイトのページの情報を Google に提供するする手段です。

なぜこんな更新をするする!?

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。
また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。

2012/11/06

Out of Tokyo Vol.1「地方ウェブ担サミット」で話してきました

カテゴリ: 活動報告 | |

地方Web担サミットの様子
10月20日、名古屋で開催されたOut of Tokyo Vol.1「地方ウェブ担サミット」で話してきました。

私は広告/Webの仕事を札幌で始めました。テレビ番組制作から始まって各種広告制作に広げた後Webに特化、その中でSEOを学び実践した2002年から2007年の5年間です。

5年で仲間やお客様から色々なことを学んだ後に東京に出てきましてSEOに特化したのですが、今の自分があるのは地方での経験のおかげです。地方で成長した者として、できる範囲で地方で仕事をされている方の支援ができればと考えていましたので喜んで登壇させていただきました。

私のセッションは「地方×SEO」というテーマで、地方の小さなWeb制作会社のSEO担当として行ったことをSEOの専門家になった今の知識で振り返って紹介しつつ、地方で一人担当として出来るSEOについてお話しました。

成功事例としてお話した中で「SEOのためにリスティング広告を活用した」という事があります。アンケートで要望もありましたので、少し解説させてもらいます。

7年前のリスティング広告のSEOへの活用

2005年頃の話です。
ある観光地名での検索での上位表示が前提となったWebサイトがありました。その情報サイトはしっかりと作ったつもりですし、リンクされやすいようなコンテンツも持ちました。しかし立ち上げたばかりのWebサイトを初期で見てもらう事は難しいものです。当時はソーシャルメディアもあまり使われていませんでしたし、無名の私には宣伝する手段もありません。しかし見てもらわない事には自然発生リンクは有りえません。

そこで私は、初期露出にリスティング広告を試すことにしました。
当時リスティング広告は今のように活用されておらず、私もあまり経験がありませんでした。この案件でも初月に1ヶ月分として考えていた予算の8割を最初の2日で使っていて、血の涙を流しつつ自腹で補填、などもありつつも、そこそこ落ち着いた後に色々と試行錯誤を始めました。

その中で試みたのが「リンクしてくれそうな人に集中してコンテンツを見てもらう」ための活用です。「このサイトについて」のページ(*1)を見てくれる人をリンクしてくれそうな人と仮定して、流入経路を確認すると流入キーワードに一定の傾向がみられました。当初想定していたリンクをしてくれそうな人は、その観光名所に訪れた後でブログを書こうとしている人です。流入キーワードは検索しそうなキーワードでもありましたので、実施してみようと決心。
お客様に許可を取った上で「ブログを書こうとしている人」に響くようなタイトル、説明文でそのキーワードに集中して出稿することにしたのですが、確実に被リンクの増加が行えました。

結局、その観光名所の指名キーワードで3位に入るのに半年は掛かりました。そこでリスティング広告は停止したのですが、自然にアクセスが集まる順位でしたので、1年後には公式サイトを抜いて1位になる事になります。

その後、私がその運営会社を去って更新も止まったわけですが、それから5年は1-3位を維持。サイト開設から7年経った今も1ページ目にいます。

*1:「このサイトへのリンクについて」というページを別に独立させておいた方がもっと良いデータが取れそうでしたね。今はなかなか見てもらえないページですのでこのままですと少し難しいですが、今ですとシェアボタンをコンバージョンとして、流入経路を確認するのが一番でしょう。

地方でないと出来なかった仕事

上で書いた試みはまだWebの仕事を始めてから3年目、SEOを知ってから2年目の私が行ったものです。SEOの考え方の基礎は本のお陰で身についていましたが、当時はSEO会社も札幌には無く相談相手もいませんでしたし、リスティングの使い方も独学でしたのでかなり微妙でした。アクセス解析もApache Log Viewerという今考えると微妙なツールを使っていましたので、今のように把握しやすかったわけではありません。
しかし、だからこそ型にはまらない使い方を思いつけたのではないかと考えています。

そしてそれを実行できたのは、お客様になんでもやらせてもらえていた環境があったからです。これは営業がお客様からしっかり信頼を得ていた事が大きいですが、丸投げしてもらえやすい地方独特の環境があったおかげもあります。

今回紹介した施策以外にも、セミナーでは様々なSEOの取り組みについてお話しました。SEO以外でも様々なWeb制作を行いましたが、その内のいくつかは今考えても非常に素晴らしい施策でした(いくつかは穴を掘って記憶ごと埋めてしまいたい失敗もありましたが……)。

地方での仕事は、本気でやれば何でもやらせてもらえる自由さがあったと思います。もちろん東京でもそのような環境はあるでしょうが、それは地方の方がより近いと考えています。

このように書きつつも、私は実際には地方を離れて東京に出てきていますし、それが正解だったと思っています。全領域の仕事ではなくSEOに特化するためには、東京でのメリットはあまりに大きかったです。
しかし、しっかりとお客様と向き合って仕事をしたいのであれば、地方での仕事はデメリットばかりではありません。
私は地方で仕事をしているときは、東京での仕事に比べて大きく不利で、劣った事しかできていないのではないかという不安をずっと持っていました。それが全て正しいわけではなかったことは、地方を離れて東京で仕事をして始めて知ることができた事です。

もちろん、真剣に仕事をすることが前提です。真剣に仕事をしているのであれば、地方での仕事は決して不利でも劣ったものでもないということを確信しています。

ただ、大きなデメリットもあります。特にトッププレイヤー達の考え方に触れる機会が少ない点は大きい部分でしょう。しかしその問題は、私が地方で仕事をしていた頃に比べて今は小さいのかもしれません。
今はソーシャルメディアで情報を発信する人も多いですし、地方でのセミナーを積極的に行われている団体や人もいます。

Out of Tokyoでも今後も今回のような地方でのセミナーを継続されるとのことです。お近くで開催されるときはぜひとも参加してみてくださいませ。

私も今後、地方の方々の前でお話させて頂く機会があれば、喜んで参上したいと考えています。近日中に告知させてもらいますので少しおまちください。

ありがとうございました

当日、会場でご参加頂いた方にはとても感謝しております。どうもありがとうございました!

笑いをとれた事だけで安心しております。「笑えたけども内容は覚えていない」となっていなければ良いのですが……
懇親会でも様々な方のお考えに触れる事ができて、私も地方で頑張られている方々に少しでもお力になれれば、という思いを新たにしました。
近くでお話する機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

また、この機会を下さったOut of Tokyoのスタッフの方々にも心から感謝しております。今後も何かお力になれることがありましたら御連絡下さい。

なお、私の次のセミナーとしては、直近で申し訳ないのですが11/8(木)のWeb担当者Forumミーティング2012Autumnになります。
今回と全く違う内容になりますが「悪質なSEO業者が非常に多くなった現状でどうSEOに取り組むべきか」という事を、SEOの人向けではなくWeb担当者の方向けに45分お話させてもらいます。

私は首都圏のオープンな場所で話すのは今後控え気味にするつもりですので、よろしければご検討くださいませ。
6日現在まだ申し込みを受け付けているようですし、私以外にも非常に興味深そうな話が目白押しです!

2012/10/08

ウェブマスター向けガイドライン大規模更新の解説(9月下旬-10月上旬)

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

10月3日にウェブマスター向けガイドラインの更新がGoogleによって公式発表されるなどもあり、直近で大きく更新が行われました。
大規模な更新といいましても本質的な部分は変わっていません。しかし細かい記載が大きく変わっていますし、SEOに取り組んでいる人にとっては理解しておくべき変化もいくつかあります。
詳しくどのように変わったかということを中心に、その他の幾つかの更新をご紹介します。



ウェブマスター向けガイドライン

英語版Webmaster Guidelines、日本語のウェブマスター向けガイドラインともに大規模に更新されました。
全て読みなおすのをお勧めしますが、特に注目すべきポイントについて説明します。

Googleウェブマスター向けガイドライン トップ

引用:変更前
ここに記載されていない不正行為について

引用:変更後
ここに記載されていない不正行為(著名なウェブサイトのつづりを少し変えただけの名前で登録するなど)について

品質に対するガイドラインの中で、わざわざ例として表記ミスを狙った手法について明言されました。行なっているサイトはアフィリエイトサイトを中心に多いのですが、もう行える手法ではありません。

引用:変更前
個別の不正行為対策を最小限に抑えられるよう、Google では拡張可能で自動化された解決方法の開発に努めています。お送りいただいた情報は、不正行為を検出、防止するためのアルゴリズムの開発に役立たせていただきます。

引用:変更後
個別の不正行為対策を最小限に抑えられるよう、Google では拡張可能で自動化された解決方法の開発に努めています。Google では、すべての報告に対して手動による対策を講じるとは限りませんが、ユーザーへの影響度に応じて各スパム報告に優先度を設定し、場合によってはスパム サイトを Google の検索結果から完全に削除することがあります。ただし、手動による対策を講じた場合には必ずサイトを削除する、というわけではありません。また、報告を受けたサイトに対して Google で対策を講じた場合でも、その効果があったかどうかが明確にならないこともあります。

通報に基づく手動により対応についての説明が長文になりました。
通報しても無駄、ではなくてどんどん通報して欲しいという意図だと思われます。

「その効果があったかどうかが明確にならないこともあります」という表現ですが、これは納得できます。リンク販売などで発生するペナルティは、一見分からないものの、詳しく確認すると明確なマイナスが発生している事例もあります。外から見ても気づきづらく、中からでも軽くアクセス解析を見ても分からないものの、じっくり確認するとボディーブローのように効いてくるようなマイナスになっている事例を確認したことがあります。
しっかりした検索流入が欲しいのであれば、Googleから来たアラート(のほとんど)は無視してはなりません。

品質に関するガイドライン – 基本方針

引用:変更前
検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。ユーザーを騙すようなコンテンツや、「クローキング」を行って検索エンジン用とは異なるコンテンツを表示しないでください。

引用:変更後
検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。

ここはシンプルに修正されました。

引用:変更前
・検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトに対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。

・サイトの順位や PageRank を上げることを目的としたリンク プログラムに参加しない。特にウェブ スパマーや不正なウェブサイトへのリンクは行わないでください。これらのリンクにより、サイトのランクが下がることがあります。

引用:変更後
・ユーザーをだますようなことをしない。

・検索エンジンでのランキングを上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。

ここも整理され、すっきりわかりやすくなりました。

説明する対象が「ランクを競っているサイト」から「ランクを競っているサイトや Google 社員」に変わりましたね。大きな意味がある更新ではないと思いますが。

引用:変更前
ページの送信や掲載順位の確認に不正なコンピュータ プログラムを使用しない。このようなプログラムはリソースを消費し、Google の利用規約に違反しています。Google は、自動化またはプログラム化されたクエリを Google に送信する WebPosition GoldTM のような製品の使用は推奨していません。

引用:変更後
どうすれば自分のウェブサイトが独自性、価値、または魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

4つめの項目は完全に内容も変わりました。
前は自動化された検索について書かれていましたが、これは詳細ページに移動されました。そのかわりにWebサイトの魅力が記載されています。
Webサイトの魅力、独自性という部分が「品質に関するガイドライン」に掲載されたのが面白い所です。
確かに、最近のGoogleはWebサイトの独自性・魅力・価値といった部分をアルゴリズムで評価しようとする部分について改善を繰り返していますね。

品質に関するガイドライン – 具体的なガイドライン

ここは、様々な情報が追加されています。
追加されたのは下記のページです。

他にも、以前は「クローキングや不正なリダイレクトを行わない。」となっていた項目が「クローキング」「不正なリダイレクト」と分かれるなどの更新もあります。

なお、一件だけ品質に関するガイドラインの具体的なガイドラインから削除された項目があります。
「複数のページ、サブドメイン、ドメインで同じコンテンツを公開しない。」という項目です。これは重複コンテンツの事ですが、重複コンテンツは偽装行為・不正行為ではありませんので当然の削除ですね。

隠しテキストと隠しリンク

次に更新された項目を見てみましょう。まずは隠しテキストと隠しリンクです。

引用:変更前
コンテンツに隠しテキストや隠しリンクが含まれていると、ユーザーに対するものと異なる情報が検索エンジンに提示されるため、信頼できないサイトと見なされる可能性があります。

引用:変更後
Google の検索結果でのランキングを操作するためにコンテンツに隠しテキストや隠しリンクを含めることは、偽装行為と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドラインへの違反にあたります。

隠しテキストについて「ランキングを操作するため」という条件が加わりました。
これは当然です。たとえばアクセシビリティのために「本文までスキップ」といったテキストを隠して配置することは一般的な行為で、ガイドライン違反ではありません。
このことについては、新しく追加された説明の中にある「ただし、隠しテキストがすべて偽装行為と見なされるわけではありません」という部分でも説明されています。

クローキング

このページは、以前は「クローキング、不正な JavaScript リダイレクト、誘導ページ 」という内容でしたが、クローキングの説明となりました。

引用:変更前
検索ページには HTML テキストのページを表示し、ユーザーには画像や Flash のページを表示する。
ユーザー向けとは異なるコンテンツを検索エンジンに表示する。

引用:変更後
クローキングの例としては、次のようなものが挙げられます:
検索エンジンには HTML テキストのページを表示し、人間のユーザーには画像や Flash のページを表示する。
ページをリクエストした User-agent が人間のユーザーではなく検索エンジンである場合にのみ、ページにテキストやキーワードを挿入する。

少し具体的な説明となりました。

また、下記の部分が新しく追加されました。

引用:追加部分
サイトがハッキングされた場合、ハッキングされたことがサイト所有者に発覚しにくくなるようにハッカーがクローキングを行うことは珍しくありません。ハッキングされたサイトについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

なお、これまでこのページで説明されていた不正なリダイレクトは別ページで独立して説明されています。

こちらには多くの情報が追加されています。例えば下記が新しい内容です。

引用:追加部分
JavaScript を使用したリダイレクトが正当な行為にあたる場合もあります。JavaScript やその他のリダイレクトを使用したサイトが Google のガイドラインに沿っているかどうかを確認する際には、その目的を確認してください。たとえば、ユーザーのログイン後に内部ページにリダイレクトする場合は、JavaScript を使用しても問題ありません。サイトの移転にあたっては 301 リダイレクトを使用するのが最善ですが、サイトのサーバーにアクセスできない場合は JavaScript によるリダイレクトを使用することもできます。

Webサイトの移転に、JavaScriptを使うケースもあるという表記が増えました。最近、移転においてGoogleが様々な解釈を行うようになりましたが、その一環でしょうか。

リンク プログラム

このページは実例も含めて多くの情報が更新されました。もしも関連するような施策を行なっていましたら、改めて確認が必要でしょう。そもそも、行うべきではありませんが。

自動化されたクエリ

ある程度本格的にSEOの仕事をする人/会社のほとんどが違反しているガイドラインですね。
この項目を考えるとまともにSEOに取り組んでいる人にホワイトハットは存在しないということになります。

こちらには下記部分が追加されました。

引用:追加部分
ランキングを調べることに加えて、その他の自動化された手段で許可なく Google にアクセスすることも、Google のウェブマスター向けガイドラインおよび利用規約への違反にあたります。

ランキングを調べるだけではなく、許可されずに自動化されたでGoogleにアクセスすることも禁止と明言されています。

キーワードの乱用

引用:変更前
「キーワードの乱用」とは、Google の検索結果におけるサイトのランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードを詰め込むことです。ページにキーワードを詰め込むと、ユーザーの利便性が低下し、サイトのランキングに悪影響が及ぶ可能性があります。

引用:変更後
「キーワードの乱用」とは、Google の検索結果でのサイトのランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込むことです。このようなキーワードは多くの場合、リストやグループの中に、または他の部分から切り離されて独立して(自然な文章としてではなく)出現します。ページにキーワードや数字を詰め込むと、ユーザーの利便性が低下し、サイトのランキングに悪影響が及ぶ可能性もあります。

「このようなキーワードは多くの場合、リストやグループの中に、または他の部分から切り離されて独立して(自然な文章としてではなく)出現します。」という文言も加わっていますね。

また、「キーワード」から「キーワードや数字」に変わっています。
これは、実例として上げられている「実質的な付加価値のない電話番号の羅列。」などの事でしょう。「ウェブページが特定の市町村や都道府県に関する検索結果の上位に掲載されるようにするために市町村名や都道府県名を羅列したテキスト。」の件もガイドライン違反の例として掲載されています。こんな手法は数年前からまとも効かなくなっていますが、行なっているページはよく見ますね。

アフィリエイト プログラム

このページは全面的にリライトされています。アフィリエイトに関係されている方は改めて読みなおすべきでしょう。

特徴的な変化としては「内容の薄いアフィリエイト」を改めて否定した上で、様々な説明を下記のように追加しています。

引用:追加部分
ユーザーが元の販売者のサイトに直接アクセスせずにこのサイトにアクセスしようとする理由を考える。元の販売者が提供しているコンテンツを転載するだけでなく実質的な付加価値を提供するサイトにします。

引用:追加部分
アフィリエイト プログラムを選択する際、サイトの対象ユーザーに適した商品のカテゴリを選択する。サイトのコンテンツに合ったアフィリエイト プログラムを選択することで、サイトの付加価値が高まり、Google の検索結果でのランキングが高くなり、アフィリエイト プログラムから収益を得られる可能性が高くなります。

引用:追加部分
ウェブサイトでユーザーのコミュニティを形成する。熱心な読者の獲得に役立ち、サイトのテーマに関する情報が集まる場を作ることができます。

今回のWebマスターガイドライン更新について

今回のウェブマスター向けガイドラインの大規模更新で、情報の追加やわかりづらかった場所が修正されるなど非常にわかりやすいものになりました。

特徴的な部分として、単なる手法ではなく意図を重視する表記が増えた事があります。
隠しテキストを行なっても、その意図次第ではガイドライン違反ではない場合は多いですが、それを勘違いして行わずにアクセシビリティを下げるようなケースも見られていました。この更新でそのような誤解が減ると良いと考えます。

しかし、リッチスニペットの部分など英語版しか無い部分もあります。ここはGoogle Codeでの技術情報ではなくて日本中のWebマスターに読んでもらうために作られているものですし、早々の翻訳を期待したい所です。

10/22追記:リッチスニペットのガイドラインは、10/19に日本語化されました!

Ajax で拡張したサイト

表記ページが大幅に更新されました。
新しい情報が追加されています。
WebサイトでAjaxを利用している方は確認してみてください。

ビジネス リスティングのスタート ガイド

このページも大幅に更新されました。「ご利用可能な国」という情報の追加もありましたし、全体の記述も変わっています。特にWebマスターとして注意すべきポイントは下記です。

引用:変更前
Google の各ビジネス リスティングは、イエローページや他のサードパーティなど、さまざまな情報提供元からの大量の情報を集積したものです。お客様の送信された基本情報が正しいことを確認するために、お店やサービスの住所に郵送するか電話でお知らせする PIN を入力して、確認を行っていただくことを初めにお願いしています。

引用:変更後
Google の各ビジネス リスティングは、Google がイエロー ページや他のサードパーティ プロバイダなど、さまざまなソースから収集した大量の情報クラスタです。ただし、Google が最も信頼するのは、Google プレイスから送信された基本情報です。つまり、Google が他の情報源から収集した基本情報は、Google プレイスから送信された情報によって上書きされることになります。お客様から送信された基本情報が正しいことを確認するために、お店やサービスの住所に郵送する、またはお店やサービスの場所に電話でお知らせする PIN を入力して、確認することを始めにお願いしています。
お店やサービスの説明などの他の情報(たとえば、写真、クチコミ、営業時間や駐車料金に関する情報など)もリスティングに追加できます。追加された情報は、他のプロバイダからの情報より上に表示されます。

自動取得も行なっているものの、Google プレイスからの情報を優先することを明確に説明しています。

引用:追加部分
プレイスページを作成する際は、適切に表示されるよう Chrome、Firefox、Safari のいずれかのブラウザを使用してください。

対応ブラウザが指定されました。メジャーブラウザではIEだけを外していますね。

Google+ローカルのスコア

更新されました。

引用:変更前
非常に良い 3
とても良い 2
良い 1
悪い-普通 0

評価を集計し、その平均値に 10 を掛けて平均スコアを計算します。
非常に良い-完璧 26-30
かなり良い-非常に良い 21-25
良い-かなり良い 16-20
普通-良い 10-15
悪い-普通 0-9

引用:変更後
満足 3
かなり良い 2
良い 1
いまひとつ-普通 0

評価を集計し、その平均値に 10 を掛けて平均スコアを計算します。その後、施設の品質を的確に反映されるように、ユーザーの入力情報やその他の情報に基づいて全体的な評価に調整が加えられることがあります。
最高-完璧 26-30
かなり良い-満足 21-25
良い-かなり良い 16-20
普通-良い 11-15
いまひとつ-普通 0-10

9月最終週に、Google+ローカルの評価基準の記載が変更になりました。
ヘルプではなくGoogle+ローカルでの表記はいつ変わったか確認できていませんが、以前は「悪い」となっていたはずがいつの間にか変わっています。

悪いという表記がなくなり、0でも「いまひとつ-普通」となりました。
この表記は口コミサイトとしてはとても重要ですね。「いまひとつ-普通」は、英語の「Poor to Fair」の略でしょう。Poorを悪いではなくいまひとつ、というのは日本的ですね。
この更新は過去にユーザが「悪い」と評価したものを事前の連絡も無く「いまひとつ」と変えてしまうのが良いのかという事や、Zagatとの表記の統一とか色々と難しいと考えますが、よりよい口コミサイトとしては正しい変更なのでしょう。

Zagat とは

そのZagatのページも9月末に更新されました。

引用:変更前
また、利用者は 0-3点の基準で施設のさまざまな点を評価します(たとえば、レストランの場合は料理、内装、サービスを評価します)。それらの平均に 10 を掛けたものが Zagat の 30 点満点の評価です。

引用:変更後
消費者は、施設をいくつかの分野(たとえばレストランは料理、内装、サービス)について 0?3 の基準で評価します。評価の平均値に 10 を掛けて、Zagat 独自の 30 点満点評価で表します。その後、施設の品質を最も的確に反映した評価となるように、ユーザーの入力情報やその他の情報に基づいて全体的な評価に調整が加えられることがあります。

調整の可能性がある、ということが追加されました。

ビジネス リスティングの修正方法

9月最終週に表記ページが大幅に更新されました。情報の変化はありませんが、一部メニュー表記が実際と異なる部分が修正されるなど、わかりやすくなりました。
Google プレイスに誤った情報が登録されている件については悩まれている方も多いようです。お悩みの方は一度御覧ください。

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。
また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。

2012/09/30

CSS Nite LP24「インハウスSEO」で話してきました

カテゴリ: 活動報告 | |

9月22日に開催されたCSS Nite LP, Disk 24「インハウスSEO」に出演者として参加しました。
CSS Nite 辻講演風景
撮影:飯田昌之様

私は「事例で考える『SEOの力』」というテーマで一つのセッションを受け持ちました。ご参加頂いた方、どうもありがとうございました!

CSS Nite

CSS Niteの有料版LPは何度も聴講者側として参加していて今回で6回目になるかと思います。
いつも高いレベルのスピーカーの方々の話は勉強になりますし、お金を払って土曜日に丸一日かけて参加されている方々とお話できる交流会もとても好きな時間です。

特に2年前に行われたCSS Nite LP, Disk 10「SEOの棚卸」は、私がこれまで参加したセミナーの中で一番楽しく、一番勉強になったものでした。特に住太陽さんのセッションや、アイオイクスの滝日さんのセッションは印象に残っています。
今は無料公開されていますので、未参加の方は是非御覧ください。

私もブログで報告を書いていましたが、SEO業界の有名人の方々の話に興奮し続ける一日でした。名刺交換できただけで大喜びしてみたり、初めてお会いした住太陽さんにサインを頂いてみたりとまるでミーハーですね。
それから2年で自分が壇上に立つことになるとは思っていませんでした。

慣れているCSS Niteですが、出演者側で参加するといままで見えていなかったこのイベントを成立させるために非常に大きな努力をされている方が大勢いらして、改めてこれまで参加したCSS Niteの運営の方、スピーカーの方に頭が下がる思いを新たにしました。

私のセッション

私のセッションは「事例で考える『SEOの力』」として株式会社nanapi様のSEOのお手伝いをした事例を紹介しました。
詳しい内容、音声データは数ヶ月後に公開されるのをお待ち頂きたいのですが、大きく成功した事例から、SEOを成功させるために必要な事をお話しました。

しっかりと行われたSEOは大きな力を持ち得ますが、重要なのはSEOだけでは何も出来ないことです。

SEOの一番大きな役割は「Webサイトの価値を検索エンジンに伝える事」だと私は考えております。もしも完璧な検索エンジンがありましたらSEOは不要になるでしょう。人間が認識するWebサイトの価値を完璧に検索エンジンが認識できるならば、人間に向けたWebサイト運営を行なっていれば問題ありません。
しかし検索エンジンが急速な進化が続けても完璧になる日は来ないでしょう。日々検索エンジンを注視している者にとっては、どれだけ急速に検索エンジンが進化してきたかは分かっておりますが、まだまだ問題だらけかということも痛感しています。痛いです。本当に痛いです。
そのため、検索エンジンが認識しやすいようにすることや、人間の評価を検索エンジンにも伝わるようなテクニックはやはり必要です。

nanapi様はユーザ目線でのWebサイトの価値向上を続けられていて非常に高い価値を持っていました。大きな成果になったのはその事が前提で、私がお手伝いしたことはごく一部です。例えるなら、陸上選手の靴の調整をして、その使い方をお教えできた位と思っています。

どんな陸上選手でも靴を履いています。どんなにすごい筋肉を持って素晴らしいフォームで走っても、裸足で短距離走の良い記録を出すことはできません。普段のトレーニングを成果に結びつけるためには、靴は必要です。

Webサイトを考えると靴を履かずに走っている選手が多いと思います。Webサイトによっては、靴を履いていても紐が結んでなかったり、鉄下駄だったり画鋲がびっしり貼り付けられた靴で苦しみながら走っているとしか思えない所もあります。

人が履いていない靴は1ミリも動かないのと同じように、SEOだけでは何もできません。
しかし、SEOにしっかりと取り組むことで普段のWebサイト運営の努力を成果に結びつけるために非常に効果的ということには自信をもっています。

全てのWebサイトはSEOで成果を上げられる余地は残っています。nanapi様をはじめとした私が仕事で関らせていただいているWebサイトでも同様です。


今回、SEOに取り組んでいる方々が参加される中で、普段から行われている仕事の価値と意義が伝えられればと考えて話をしてみました。

陸上選手の素晴らしい記録は選手の継続した努力の成果で、靴の技師が注目されることはほぼありません。同様にSEOは裏方であって、表に出ることはほとんどありません。
Webディレクターやエンジニアが評価される機会や、ユーザビリティの専門家も脚光を浴びる機会も増えてきました。しかしSEOは大きなイベントは今回が2年ぶりという事からもわかります通り表に出る事は少ないです。SEOに取り組む人は、Webサイトの分野として一番注目されないものの一つと思います。これまでのSEOが検索エンジンを騙すものが中心で悪いイメージが強かった事や、内容が見えづらい事もあると思います。

しかし、セッションでお話致しました通り、皆様の行われているSEOは確実に意義があるものです。Webサイトをさらに一歩前に進める事ができるものです。

今回は壇上に立たせてもらいましたが、私も主軸はお客様と一緒にSEOを行なっていく立場です。今後も頑張っていきます。

どうぞ一緒に頑張っていきましょう。

ありがとうございました!

改めて、会場ではご清聴ありがとうございました。アンケートでも見たことが無い高い評価をいただけて、とても嬉しく思っています。

通常業務が忙しい中でのセッションの準備は大変でしたし、当日も壇上に立つまでは緊張して手のひらに人の字の字が浮かぶのではというほどでしたが、いまは参加して良かったと思っております。

私は基本的には実務の側ですので、大勢の前でお話する機会は少ないとは思います。年内にあと3度セミナーでお話させてもらう予定はあるのですが、それが終わりましたら、少し控えめにしようと思います。
しかし時々はお話させていただく機会もあると思います。その際はどうぞよろしくお願いいたします。

ちょうど直近で、次の予定がありましたので告知させてください。
10月20日(土)に名古屋で開催される地方Web担サミットでお話させてもらいます。これは「関東に拠点を置いていないウェブ担当者」限定のイベントです。

私も6年弱前は、地方の制作会社でWeb制作を行いつつ一人のSEO担当として取り組んでおりました。
誰にも相談できず試行錯誤していましたが、今でも出来ていない素晴らしい事や、頭を床に打ち付けて記憶から抹消したくなる事も行なっていました。
地方で一人でSEOを行なっていた際の経験と、それを答え合わせできるようになった今の知識を元に、成功・失敗事例の共有と一人SEO担当としてどう取り組むべきか、という事をお話しようと思います。

9月30日現在、まだ定員には余裕があるようです。あと数時間ではありますが9月30日中は早割のようです。よろしければ、お早めにご検討くださいませ。(告知が遅れて申し訳ありません。)

では、どうもありがとうございました!

2012/09/23

ガイドライントップやサイトマップ仕様が更新(8月中旬-9月中旬)

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

9月20日前後に大幅に更新がありました。今回はいくつか重要な変更も含まれています。ウェブマスター向けガイドラインのトップの変更や、検索エンジン向けサイトマップの仕様変更、商品リッチスニペットの注意事項の追加など、関係がある方はご確認ください。



リッチ スニペット- 製品

9/21、「使用上のガイドライン」に、下記部分が追加されました。

引用:追加部分
商品はページから直接購入可能な状態にする必要があります。ユーザーが別の販売者のサイトにアクセスしたり、購入手続きを完了するためにオフラインで販売者に連絡をする必要があるページの商品マークアップはサポートされません。

直接販売しているページでしか行えない、という部分が追加されました。アフィリエイトサイトや比較サイトでは不許可ということですね。当然といえば当然ですが、そのようなサイトでリッチスニペット表示をチャレンジしていた方もいました。
表示されない事が公式に説明されました。
なおこれはあくまでも商品検索のリッチスニペットであって、似た表示のレビューは問題ありません。

ウェブマスター向けガイドライン

鈴木謙一さんが記載されていました通り、表記ページが大幅に更新されました。
更新前と比べて情報として多く変わっていませんが、もしもこのページを見たことが無い、もしくは記憶から薄れているという方は一度読み直してみてははいかがでしょうか。

サイトマップの作成

9/12に動画・画像サイトマップの宣言のURLが変更されました。

引用:変更前
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
xmlns:image="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap-image/1.1"
xmlns:video="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap-video/1.1">

引用:変更後
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
xmlns:image="http://www.google.com/schemas/sitemap-image/1.1"
xmlns:video="http://www.google.com/schemas/sitemap-video/1.1">
<url>

細かいことを書きますと、画像サイトマップ部分が9/12に、そして動画サイトマップ部分が9/17にと2段階で更新されました。

古い宣言のURLは、404になっています。
これを変えないことで大きな問題になるとは考えがたいですが、もしも動画・画像サイトマップを使われている場合、変更後の形式に直されることをお勧めします。

rel="author" を使用してコンテンツを Google+ プロフィールとリンクする

表記ページが追加されました。色々な所に書かれている著者情報の件ですね。コンテンツガイドラインに掲載されました。

メッセージの転送

表記ページが追加されました。

重複するコンテンツ

更新されました。

引用:変更前
Google では現在、robots.txt ファイルなどの方法を使用してウェブサイトの重複コンテンツがクローラでアクセスされないようにすることはおすすめしていません。

引用:変更後
Google は、ウェブサイト上の重複コンテンツに対するクローラ アクセスを禁止することは、robots.txt ファイルかその他の手段かにかかわらず、おすすめしていません。

robots.txtでのブロックはGoogleは推奨していませんが、robots.txtだけではなくUAやIPによるサーバレベルでのブロックなども推奨しない、ということですね。当然といえば当然の変更です。

キーワードと検索クエリ (Googleニュース検索)

ニュース検索提供者向けヘルプです。大幅に更新されました。先日発表された meta要素news_keywordsが追加された以外に、下記のように説明がわかりやすくなっています。

引用:変更前
特定のキーワードに対してサイトが表示されるようにするには、ページ内にそのキーワードを含める必要があります。Google ニュースのクローラは、インデックスに登録されたウェブページのコンテンツを分析し、検索クエリと最も関連性の高いページを特定します。情報が豊富で、トピックがわかりやすく正確に説明されているサイトであれば、関連するキーワードの検索結果として表示される可能性は高くなります。

引用:変更後
特定のユーザーによるクエリにサイトが必ず表示されるようにする最も効果的な方法は、記事に語句、名前、数字などが自然に取り込まれており、それらがそのニュース記事において重要であることです。明確かつ正確にそのトピックを説明する情報豊富なサイトを制作すれば、関連性のあるクエリの検索結果に表示される可能性が高くなります。

一方、この部分が削除されました。

引用:変更前
Google ニュースで特定のキーワードに対してページが表示されているかを確認するには、「site:」演算子とキーワードを使用して、Google ニュース ホームページからサイトを検索してください。たとえば、The Example Times が自社で特集したキツネザルについての記事が Google ニュースに表示されているかを確認したい場合は、「site:example.com キツネザル」というクエリを使用します。

このページからは消えましたが、この調査の仕方はいまでも使えます。Google ニュースをフル活用するのページに記載されています。

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。
また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。

おまけ:Twitterのrobots.txt

Googleヘルプではないですが、下記部分が追加されました。

引用:追加部分
Allow: /search?*q=%23
Allow: /search/?*q=%23

これまでTwitterはrobots.txtで検索結果をすべてブロックをしていましたが、ハッシュタグ検索の部分のみクロールが許可されました。
TwitterのようなWebサイトでも、検索エンジンからの流入が欲しいという事が分かる変更ですね。

追記:9/26頃に更に変更されました。上記の2行と「Disallow: /search」が消されまして、下記が追加されました。

引用:追加部分
Allow: /search
Disallow: /search/users
Disallow: /search/*/grid

検索結果のほとんどをクロール解放ということですね!
おそらくは、それだけで検索結果に多く現れるという事にはならないと考えますが、それでも面白い変化です。
私も今後の推移を追いかける事にします。

2012/08/05

スマホ関連仕様やウェブマスターツール新機能が追加(2012年7月下旬-8月上旬)

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

7月下旬から8月上旬までの更新情報です。Googleウェブマスターツールの新機能の解説の他に、Google Develpersで英語で公開されているスマホ関連仕様が更新されました。



Building Mobile-Optimized Websites

Googleの英語での技術資料「Google Developers」のスマホサイト関連のページが8/2に更新されました。

Building Mobile-Optimized Websites

このページでは「Feature phones vs smartphones」「Table of Contents」という部分が追加されましたが、重要な新情報はありません。

Details

このページでは、表現レベルの変更が多く行われました。

引用:変更前
Google’s algorithms look for max-width values that can be reasonably expected to refer to smartphone screen resolutions. As mobile websites evolve, we may update our algorithms accordingly.

引用:変更後
Our algorithms look for max-width values that can be reasonably expected to refer to smartphone screen resolutions, and we will try to monitor what typical mobile websites use and may update our algorithms accordingly in the future.

例えばこちらです。今は横幅(max-width)で判断しているものの、今後典型的に使われる手法が出てきたら変更する、というような記述がなされています。

Googlebot-Mobile User-Agents

このページが8/2に新設されて、Googleのモバイルクローラーの記述が追加されました。
フィーチャーフォンはSAMSUNGとDoCoMo、スマホはiPhoneというこれまでどおりの情報です。

JavaScript and Responsive Web Design

また、スマホサイト制作においてのJavaScriptが7月23日に公開されました。
レスポンシブWebデザイン関連の際の注意もありますので、対応されている方は目を通しておくべきでしょう。

Google Developersについて

Google Developersは英語です。
Webの技術仕様の多くは公式に日本語で公開されることはありませんし、定期的に更新もされています。最近はとても有難い事に翻訳して公開してくれる方も増えていますが、SEOにしっかりと取り組む人は最新の仕様を確認するために英語は読める必要があります。

インデックスステータス

表記のページが追加されました。
最近追加されたGoogleウェブマスターツールの新機能ですね。数値の意味や利用方法が書いてあります。

私はまだデータの意味が分からないので観察中です。
これが「クロールエラー」機能のように、日次データが見られて2-3日で更新されるのであれば様々な活用方法もあるのですが……

構造化データ

表記のページが追加されました。
こちらも最近追加されたGoogleウェブマスターツールの新機能です。

多くのWebサイトではあまり活用しづらい項目かもしれません。構造化データの認識の確認は、通常リッチスニペットテスト・ツールで確認するのが手軽です。
しかし、大きなサイトでしっかり確認をしたい時などはとても便利な新機能です。

地域の Google+ ページを確認する

更新されました。

引用:変更前
今後数か月で、ビジネスオーナー向け Google プレイスのリスティングからアップグレードした地域の Google+ ページを確認する機能を公開する予定です。このアップグレードされた Google+ ページを確認すると、オンラインの新しいホームページとして利用できます。Google+ ページで、顧客とやり取りし、ユーザーの関心を引き、自社ブランドを展開することができます。

引用:変更後
オーナー確認は、あなたの地域の Google+ ページが、実際にあなたのお店やサービスによって管理されていることを広く知らせるための手続きです。Google+ ページのオーナー確認を行うと、自分のお店やサービスが Google 検索や Google マップ(モバイル版も含む)で見つけられるようになります。Google+ ページで、顧客とやり取りし、ユーザーの関心を引き、自社ブランドを展開することができます。また、サークル、ハングアウト、+1 など、Google+ の機能の詳細については、こちらをご覧ください
Google+ ページの管理者は誰でも、オーナー確認をリクエストすることができます。

ローカルGoogle+ページのオーナー確認の情報が追加されました。
現段階では、既存のGoogle+ページをローカルにひもづけるのではなく新規しかできないようですね。

実際の手順のページも含めて情報が追加されています。もしも地域に関係した情報を公開されている方は改めて見なおして見ることをお勧めします。

この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。
また、このページの引用は、Googleヘルプを中心とした情報ソースから行なっております。見出し部分から情報元をご確認頂けます。

2012/07/24

ニュースサイトマップやプレイス関連が更新(2012年6月下旬-7月中旬)

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

6月下旬から7月中旬までは、それほど重要な更新は見つけられませんでしたが、プレイス関連、ニュースサイトマップ関連などに一部更新がありましたので共有します。
大きな変更は無いものの、このヘルプ情報をより使いやすくするための変更はずっと行われているようです。
毎週確認していますが、ある程度重要な情報が集まってから出そうと思っています。しかし数度「もうやめちゃったの?」「更新は無し?」と聞かれましたので更新です。今後も定期的に確認して、重要な情報が溜まったら更新して参ります。



動画コンテンツの送信

動画サイトマップのページが更新されました。

引用:変更前
動画を Google で見つけやすくすることで、より多くのユーザーを獲得できます。
Google に動画コンテンツを送信する方法は簡単です。Google は動画サイトマップとメディア RSS フィードに対応しています。

引用:変更後
動画を Google で見つけやすくすることで、より多くのユーザーを獲得できます。
サイトの動画コンテンツを必ず Google に送信してください。Google では、動画サイトマップと MRSS フィードに対応しています。

表現が「必ず」に変わりました。
これは、英語版「Make sure」の和訳と思いますが……ちょっと微妙な和訳かもしれません。

Google の検索結果から画像を削除する

7月2日に英語の動画部分が追加されました。

内容としては特に新しい情報はありませんが、画像検索に出したくない情報が出ている場合は一度ご確認ください。このような動画での説明が加わるページは多いです。私の様に英語が読めても聞き取れない人は、動画のタイトル部分をクリックしてYoutubeに移動して、グッド!のアイコンの右、四角いアイコンの部分をクリックするキャプションをテキストで読むこともできますのでお勧めです。

協力者

6/27に表記ページが追加されました後、7/2に表現の変更がされています。
Googleウェブマスターツールの新機能の解説ですね。外部の人にGoogle関連の一部の操作をさせる許可を与える機能です。普通は使うことはありません。

タイムアウト: robots.txt

表記ページが6/29に追加されました。
通常は無い事とは思いますが、robots.txtにアクセスが出来ないと、クロールが延期されることになります。注意しましょう。

同様にアクセスできません: robots.txtも追加されています。

Google の検索結果からページやサイトを削除する

更新されました。

引用:変更前
ただし、コンテンツを今すぐ Google から削除する必要がある場合(たとえば既に削除、更新、またはブロックしたページにクレジット カード番号などの機密情報が誤って表示されていた場合)は、その URL の緊急削除をリクエストすることができます。

引用:変更後
ただし、コンテンツを今すぐ Google の検索結果から削除する必要がある場合(たとえば、クレジット カード番号などの機密情報が誤って公開されていたページを既に削除、更新、またはブロックしている場合)は、その URL の緊急削除をリクエストすることができます。

わかりづらい日本語がわかりやすくなったものです。

なお、他の削除関連情報も少し更新されていますが、これも表現の修正レベルで新しい情報はありません。
情報の削除関連の情報は更新頻度が高いように思います。困ったときは最新のGoogleヘルプを参照してください。

リスティングを削除するか、お店やサービスを営業終了として設定する

Googleプレイスのヘルプです。タイトルも「リスティングを削除または消去する」から変わりました。

引用:追加部分
お店やサービスがその場所に存在しなくなった場合は、Google マップ上で営業終了として設定できます。まず、上記の手順でプレイス アカウントからリスティングを削除します。次に、Google マップでリスティングを探します。Google マップの [問題の報告] を使用して、お店やサービスを営業終了として設定するオプションを選択します。

「リスティングを営業終了として設定する」部分が追加されました。他にも、問題があるものを消したい時の方法がわかりやすく説明されるようになりました。

ニュース サイトマップの送信

7月中旬に、通常のサイトマップではなくニュースサイトマップの件が大きく更新されました。

引用:消去部分
注: ニュース サイトマップとして、OAI-PMH フィードまたはテキスト ファイルを送信することはできません。

使える様になったということでしょうか?ニュースサイトマップを送信できるWebサイトを個人では持っておりませんので実験できていません。
ただ、ニュースサイトマップの様々な機能を活かすためには、XMLサイトマップ以外では困難です。また、システムによる生成以外で運用されている場合は稀でしょうし、基本的にXMLのみ、と考えるべきでしょう。

引用:追加部分
Google ニュース サイトマップにより、Google ニュースがクロールするコンテンツを管理できるため、Google ニュースの検索結果に記事を迅速に掲載することができます。Google ニュースにサイトの掲載をリクエストする前に、ウェブマスター ツール アカウントでサイトマップを送信することもできます。ただし、Google ニュースがエラーなしでクロールできるのは、承認されたサイトに関連付けられたサイトマップのみです。

Googleニュースに掲載される前に送信できる事が記載されました。まぁ普通は使わないですね。

schema.org/Documentation for health/medical types

Googleヘルプではありませんが関連ということで。
schema.orgに久しぶりの大きな更新です。表記関連ページが追加されていました。
医療関連の情報です。詳細は、公式ブログで説明されています。
Googleは当然ながら対応していません。

schema.orgもどんどん進化・変化を続けている事をご参考までに。

※この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。

2012/06/26

リッチスニペットやGoogle+ページ関連が更新(2012年6月上中旬)

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

6/14に更新された内容が多くあります。リッチスニペット周りなど重要な変更もありました。
6/7、6/19更新もいくつかありますが、表記の調整レベルが中心のようです。
また、Google+のヘルプが大規模更新されました。SEO観点で関係があるものは、ウェブサイトにリンクするページです。また、ローカルGoogle+ページについても情報が多く追加されましたが、6/23段階で名称も「ローカルGoogle+ページ」と「地域のGoogle+ページ」がブレているなど問題もあるようです。まだこれから修正されていくものと思いますが、関係する人は確認してみてはいかがでしょう。



ランキング

6/14に更新されました。
このページは、以前は「掲載順位」というタイトルでしたが、「ランキング」に変わりました。

引用:変更前
一般的にウェブマスターは、人気のあるサイトからのリンクを増やすことにより、サイトの掲載順位を改善することが可能です。

引用:変更後
一般的に、質の高いサイトからのリンクが増えると、サイトの掲載順位が上がります。

現実に即した内容へ変更されましたね。

また、「これらの要素の詳細」として紹介されるURLがhttp://www.google.com/intl/ja/corporate/tech.htmlからhttp://www.google.com/competition/howgooglesearchworks.html に変わっています。

検索クエリ

6/12に大規模に修正されました。

詳細情報や具体例が加わってわかりやすくなりましたり、『(この値は端数処理されるため、正確な値ではないことがあります)。』という但し書きが追加されたりしました。
個人的には、時間帯の処理が『太平洋夏時間 (PDT) 』だと明記されたのが嬉しい所です。

このページには非常に重要な情報も多く記載されていたのですが変な翻訳が多くありました。それがわかりやすくなっています。

どちらにしましても、1度全部読み返す事をおすすめします。

Google と相性の良いサイト

更新されました。

引用:変更前
同じページのコピーを複数作成して別の URL で公開しないでください。画像の多いページに対して同じコンテンツのテキストのみ、もしくは、印刷用のバージョンを用意していることがよくありますが、メインのページが検索結果に含まれるようにするには、robots.txt ファイルを使用してこのような重複ページがスパイダーに検出されないようにする必要があります。robots.txt ファイルの使用について詳しくは、Googlebot のブロックに関する情報をご覧ください。

引用:変更後
同じページのコピーを複数作成して別の URL で公開しないでください。画像の多いページに対して同じコンテンツのテキストのみ、もしくは、印刷用のバージョンを用意していることがよくありますが、異なる URL からアクセスできる同一のコンテンツがサイトに含まれる場合、ページの(優先)正規化バージョンとして指定する方法がいくつかあります。正規化について詳しくはこちらをご覧ください。

以前はGoogleヘルプで、正規化にrobots.txtを使う事も選択肢として挙げられていましたが、ちょっと前から否定されるようになりました。まだ残っていた部分が更新された形でしょうか。

Google のクロール速度の変更

下記部分が追加されました。

引用:追加部分
クロール速度を変更すると、何らかの問題(例えば、設定したカスタム速度以上の速度で Google がクロールすることはできないなど)の原因となることがあります。従い、Googlebot がサーバに頻繁にアクセスすることに起因する特定の問題がない限り、この方法はおすすめしません。

Googleウェブマスターツールでのクロール速度の変更をみだりに使わない事の推奨が加わりました。
この事はウェブマスターツールにも記載されています。
私も、使わないと行けない機会は本当に無いはずだと思います。使うべきではないWebサイトで使ってしまっている事例もいくつかあるようです。注意しましょう。

リッチ スニペットが表示されない

下記部分が追加されました。

引用:追加部分
サイトのページが少なかったり、マークアップした構造化データを含むページが少ない場合、リッチ スニペット システムが検出しないことがあります。

一文だけの追加です。
リッチスニペットの種類によっては、確かに少ないと出ない場合もありますね。著者情報など少なくても出るものもありますが。

引用:追加部分
RDFa マークアップを使用していない場合は、正しいプロパティ名を使っていることを確認してください。たとえば、ページのレビュー数をマークするための正しいプロパティ名は、count です。count ではなく reviewCount というプロパティを使用してレビュー数をマークアップしている場合、プレビューは生成されません。

この1文も追加されました。

リッチ スニペット: レビュー

更新されました。

引用:変更前
注: count を含める場合は常に、レビュー対象の各アイテムのレビュー マークアップもページに含める必要があります。

引用:変更後
注: count を含める場合は常に、レビュー対象の各アイテムのレビュー マークアップもページに含める必要があります。 count は、ご自分のサイトにあるレビューのみを対象とします。

まぁ普通はサイト外のレビューをセマンテックにマークアップすることはないでしょうが。

リッチ スニペット- 製品

更新されました。

引用:変更前
使用上のガイドライン
商品のリッチ スニペットは、商品の価格や在庫状況、ユーザーの評価やコメントなど、特定の商品に関する追加情報をユーザーに提供するためのものです。
商品スニペットには次のガイドラインが適用されます:

  • 商品のマークアップを使用する際には、ページの主要トピックが特定の商品に関する情報になるようにしてください。リスティング ページでは商品のマークアップはサポートされていません。
  • 成人向けの商品はサポートされていません。
  • 商品が 1 人のレビュアーに評価された場合、レビュアー名は人名(例: ジェームス スミス)またはチーム名/団体名(例: CNET レビュアー)といった適切な名称である必要があります。たとえば、「ブラック フライデーは 50% オフ」は有効な名称ではありません。

引用:変更後
使用上のガイドライン
商品リッチ スニペットの目的は、個々の商品の追加情報をユーザーに提供することで、商品の価格、在庫の有無、レビュアーの評価やコメントなどを表示することができます。
商品スニペットには次のガイドラインが適用されます。

  • 商品マークアップを使用する場合、ページのメイン トピックが個々の商品に関するものである必要があります。リスト ページに対する商品マークアップはサポートされません。
  • アダルト商品はサポートされません。
  • 商品が単一のレビュアーによって評価されている場合、レビュアーの名前が有効な人物名(「山田太郎」など)またはチーム/組織名(「CNET レビュアー」など)である必要があります。たとえば、「12 月 1 日より 50% オフ」などは有効な名前ではありません。

内容の意味は変わりませんが、わかりやすくなりました。

引用:変更前
price
商品の価格です。浮動小数点数です。このタグそのもののコンテンツに価格を含めるだけでなく、オプションの content 属性を使用して、コンピュータが解読できる形式で価格を Google に指定することができます(この場合、区切り記号に使用できるのは小数点のみです)。

引用:変更後
price
商品の価格です。浮動小数点数です。区切り記号には、小数点(.)とカンマ(,)のいずれも使用できます。

変わりました。content属性でも,付きのままでOKになったんですかね?ちょっと実験してみないとわかりません。誰か知っていたら教えて下さい。

引用:変更前
priceValidUntil
価格の有効期限を示す日付を ISO 日付形式(リンク先は英語)で指定します。

引用:変更後
priceValidUntil
価格の有効期限を示す日付を ISO 日付形式(リンク先は英語)で指定します。(priceValidUntil プロパティが過去の日付である場合、サービス スニペットが表示されないことがあります。)

まぁ当然ですね。

Google+ ページ

6/12に下記部分が追加されました。重要な情報も含まれています。

引用:追加部分
サイトのホームページが Google の検索結果に表示され、noindex メタ タグや robots.txt ファイルにブロックされていないことを確認してください。(使用するドメインの site: 検索を行い確認してください: [site:example.com]また、Fetch As Google ツールを使って、Google と同じようにページを見ることができます。)

引用:追加部分
(オプション)企業やブランドの確認を Google にリクエストする場合は、こちらをご覧ください。

引用:追加部分
また、Google+ ダイレクト コネクトの対象にもなります。 

サイトマップ: rel=”alternate” hreflang=”x” を使用する

サイトマップでのhreflangの情報が追加されました。
こういう新しい仕様がすぐに日本語で反映されるのは嬉しいです。

セーフサーチ: 不適切なコンテンツの除外

6/19、下記部分が追加されました。

引用:追加部分
Google アカウントへのログイン中にセーフサーチ設定を保存した場合は、どのパソコンまたはブラウザからでも同じセーフサーチ設定にアクセスできます(特定のパソコンまたはブラウザでセーフサーチがロックされている場合を除きます)。また、Cookie を削除してもセーフサーチ設定は失われません。アカウントに検索設定を保存する方法について詳しくはこちらをご覧ください。

まぁ当然ですね。わざわざ追加されるということは、やはり問い合わせとかあるのでしょうね。

※この情報は非公式情報です。注意事項を確認の上、参考にしてください。

2012年5月に確認したSEO関連Googleヘルプ更新

カテゴリ: Googleヘルプ | |
SEO関連Googleヘルプ更新情報

最初の更新情報は、2012年5月に確認した更新情報の中から比較的重要と思いますものをまとめてご紹介します。



競合相手によるランキングの操作

英語版では昔から変わっていたようなのですが、日本語版でも更新されました。

引用:変更前
競合相手が他のサイトの掲載順位を下げたり、Googleのインデックスから削除することはほぼ不可能です。サイトにリンクしている別のサイトに問題がある場合は、そのサイトの所有者に直接連絡することをお勧めします。Googleではウェブ上に公開されている情報を収集し整理していますが、これらのページのコンテンツには関与していません。

引用:変更後
Google は、ウェブサイトの掲載順位を競合相手が下げたり、サイトを競合相手が Googleのインデックスから削除したりできないように、対策に取り組んでいます。サイトにリンクしている別のサイトに問題がある場合は、そのサイトの所有者に直接連絡することをおすすめします。Googleではウェブ上に公開されている情報を収集し整理していますが、これらのページのコンテンツには関与していません。

「ほぼ不可能」という表現から「対策に取り組んでいます」に変わりました。
色々と語られている通り条件が合えば可能ですので、実際に合わせたということでしょうか。ただ、意図的に行うにはあまりに労力がかかりますし、ペナルティになったとしても後ろめたい事をやっていないなら比較的容易に解除できますので、本当に競合を攻撃するつもりで行うのは愚かな行為と言うことは覚えておく必要があります。

URL の削除に関する問題

下記部分が追加されました。

引用:追加部分
ページのキャッシュ コピーが削除された後も、Googlebot が次にそのサイトをクロールするまでの間は、そのページのタイトルと URL
が同じ検索キーワードでの検索結果に引き続き表示されることに注意してください。その間ユーザーは引き続きライブページにアクセスできます。この情報はライブページから削除されているため、次回のクロール後に、関連するキーワードでの検索結果にこのページは表示されなくなります。既にご存知のことと思いますが、Googleのスパイダーは定期的にウェブをクロールしてインデックスを再構築しています。Google のクロールプロセスは完全自動化されており、個々のサイトをクロールする頻度はさまざまな要因の影響を受けるため、このページの次回クロールがいつになるかをお知らせすることはできません。対応が完了するまで、しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

まぁ当然の事ではありますが、問い合わせが多いのでしょうね。

rel=”alternate” hreflang=”x”

英語版です。
検索エンジン向けサイトマップを使った指定についての部分が追加されました。これは、英語版公式ブログで公開されていた情報ですね。

この情報が必要なのは、日本に数十人しか居ないのではないかと思いますが……該当する人には重要な情報です。

一括アップロード用のスプレッドシートを作成する(ビジネスオーナー向けプレイス)

日本限定のビジネスコードが掲載されまして、代わりに1-400番の海外のコードが消えました。(海外のコードは、英語版で確認が可能です)

最近、私は新規Googleプレイス登録はしていませんでしたが、以前は日本のビジネスに合う登録が無くて困っていました。追加されたのは嬉しいですね。

多言語でリスティングを追加する(ビジネスオーナー向けプレイス)

ガイドラインが下記のように変わりました。

引用:変更前
各ファイルには、その言語でのリスティングのすべてが含まれます。
最初のファイルを除き、すべてのファイルは[このファイルを現在の場所に追加]を選択します。
アップロードするときは、Google プレイス アカウントの右上にある言語選択を必ず変更してください。
リスティングはそれぞれ(同じお店やサービスを別の言語で提供する場合も)、固有のストアコードを指定する必要があります。つまり、同じ店舗でも、各国のリスティングでストアコードが異なるということです。

引用:変更後
居住国で認められた言語のリスティングだけが Google マップに表示されます。
1 つの言語に 1 つのファイルを使用し、各ファイルには、その言語で表示するリスティングをすべて含める必要があります。
アップロードするときは、インターフェースの右上隅にある言語選択を必ず変更してください。
1 つのお店やサービスを複数の言語で提供する場合でも、各リスティングには、それぞれ固有の店舗コードを指定する必要があります。つまり、同一の所在地でも、それぞれの言語のリスティングで異なる店舗コードを指定する必要があります。

「一つの言語でひとつのファイル」などの重要な追加があります。以前の表記でもよく読めばそう取れますが、わかりやすくなったのは良いですね。

一括アップロード用のスプレッドシートを作成する(ビジネスオーナー向けプレイス)

下記の表記が加わりました。

引用:追加部分
インポートする前にスプレッドシートを完全に埋める必要はありません。未入力の情報は、スプレッドシードをインポートした後に入力することができます。スプレッドシートは、.csv、.txt、.xls、.tsv、.xlsx、.odsのいずれかの形式で保存してアップロードすることができます。スプレッドシートの作成方法については、こちらをご覧ください。
注: 10,000 か所を超える所在地を含むスプレッドシートは、情報が多すぎるため、一度にアップロードすることはできません。10,000か所を超える場合、複数のスプレッドシートに分割してアップロードする必要があります。

Googleプレイス、Google+ローカルで多店舗登録をされている場合、重要な情報追加です。

※この情報は非公式情報ですのでG注意事項を確認の上、参考にしてください。

SEO関連のGoogleヘルプ 更新情報共有をはじめます

カテゴリ: Googleヘルプ | |


SEO関連Googleヘルプ更新情報

Googleウェブマスターヘルプ(http://support.google.com/webmasters/?hl=ja)は、全てのウェブマスターが内容を知っておくべきことが多く記載されています。
情報の真偽の確認がしづらいSEOでは、Google ウェブマスター向け公式ブログとウェブマスターヘルプは、数少ない信用できる一次情報です。記述内容はしっかりと把握しておきたい所です。

しかしこのウェブマスターヘルプを始めとしたGoogleのヘルプ情報は定期的に内容が追加・更新されています。非常に重要な仕様がどこでも告知されずにヘルプだけで更新されていた事も時々あります。

過去には検索エンジン向けサイトマップインデックスファイルに含めることが出来るURLの量が突然変更されていたり、なぜか日本語・英語の情報が食い違っている場合などもあります。著者情報の表記の仕方が半年で3転4転したこともあります。

私はSEOを仕事にしていますので定期的に内容を確認しています。情報が追加・更新された時にはある程度把握できているつもりです。
しかし、この確認作業はかなり大変です。
愛読書はGoogleウェブマスターヘルプです!」と自信をもって(?)名乗れる程いつも読んでいますが、最近更新も増えて時々見逃しもありますし、内容が理解出来ないこともあります。ずっと追いかけ続けるのはあまりに敷居が高い事です。

私はSEOに関わるGoogleのヘルプ情報、Googleウェブマスターヘルプ日本語版を中心に一部の英語版とGoogleプレイス関連、ニュース検索関連などを確認していますので、今後内容が追加・更新されたのを確認した際にここで共有しようと思います。

忙しい時には確認も遅れましたりしますし、確認漏れもあります。非公式情報ですので誤りもあると思います。
注意事項を確認の上、参考にしていただければ幸いです。

2012/06/19

ページ速度はSEOのための物ではない

カテゴリ: SEO | |

2010年春から、米国環境でページの表示速度がGoogleのランキングに影響を与えるようになりました。
それはしばらくgoogle.com環境のみに限定されていました。しかし、今月米国で開催されたSMX(Search Marketing eXpo)で「既にグローバルに反映済、日本環境でも反映済」とGoogleの方が言っていた事を鈴木謙一さんがレポートされています。

2012年6月現在、日本での検索でもページ表示速度がランキングに影響を与えるようになっている事は、確かなようです。

しかし、現実的にこのアルゴリズムが実際のWebサイト運営上、大きく影響するとは考えられません。

ただ「サーバを乗り換えたら順位が上がります!」という胡散臭い営業をする会社があることは以前から聞いていました。今回、日本に反映されている事が明らかになりましたのでまた増えるのかもしれません。

改めてそのような嘘に騙されないように、この件を書いておきます。

ページ速度アルゴリズムの考察

SEMリサーチ詳細解説の通り、多くの指標の中のひとつでしか無くて影響力が大きいわけではありませんし、その影響を受けるサイトもごくわずかだと推測できます。

2010年4月のGoogleの公式発表を見ますと、当時、影響を受けるのは1%未満の検索クエリだけとの事でした。
これからしばらく時間が経っていますので、もう少し増えているのかもしれません。しかし、新たなアルゴリズムの発表も無いですし、大きな変化があった場合世界中のSEOのプロフェッショナルが気づく場合もほとんどですので、大きくは変わっていないと考えるのが自然でしょう。

さて、1%の検索クエリに影響するとはどういう状態でしょう?
10件表示の検索結果で1%に影響を与えるとなると、100の検索結果のうちひとつで、10件表示ですので×10しますと、単純計算では1/1000のサイトの評価が影響を受ける事になりますね。緩く考えても、数百サイトに1つの順位が変わる形だと考えられます。
もしもページ速度が早ければ早いほどランキング評価にプラスになるのでしたら、影響は100%の検索クエリに影響を与える事になるはずです。しかし実際は1%程度ですので、限られたWebページだけが抽出されて影響を受けているはずです。

限られたWebページだけ影響を受けるとなると「極めて早いWebページにプラスの影響を与える」「極めて遅いWebページにマイナスの影響を与える」のどちらかもしくは両方が発生していると考えられます。
さて「(数百サイトにひとつの)極めて早いWebページにプラスの影響」が与えられる形は検索ユーザの満足に繋がるでしょうか?おそらく、そんなページは複雑なWebプログラミングなどを使っていない、静的なシンプルなページなのではないでしょうか。そういうページを高評価しても、現実的にプラスがあると思えません。
そのため「極めて遅いWebページにマイナスの影響を与える」形の影響だけが発生する、と考えるべきでしょう。

以上から、ページ速度とランキングのアルゴリズムは「数百サイトに一つの範囲で、極めて遅いページの順位を下げる」ものだと推測されます。ページ速度を上げたとしても数百サイトに一つの激遅Webサイト以外ではこのアルゴリズムが影響することは無いでしょう。

「サーバを変えたら流入が増えた」という事例を見ることもありますが、それも疑わしいと考えています。この話は数年前から何度か見たことがありますが、詳しく調べると必ず納得できる別の理由がありました。
サーバ変更直後は多くの人がアクセス解析を注視するでしょうが、サーバを変えただけで有利になったと主張する事例はごく僅かです。サーバを変えただけで流入が増えるのでしたらわずかな事例しか出てこないはずはありません。

なお、ランキングと直結するアルゴリズム以外にもサーバの速度がSEOに影響を与える部分は無いわけではありません。たとえば一部の巨大サイトでのクローラビリティに影響を与えていると思われる部分はあります。しかし、それが影響を与えるようなWebサイトはごくわずかですし、さらにその影響が検索流入に変化を与えるようなサイトはさらにわずかだと考えられます。

このような例外の事項も含めて、検索流入のためにページ速度を考える必要は無いと言えます。

ページ速度はSEO効果の有無に関わらず重要!

SEO観点ではページ速度を考える必要はない理由を説明してきました。

しかし、ページ速度が極めて重要な要素ということは確かです。ページ速度は様々な形でユーザの利便性に影響を与えますので、様々な配慮を行なっていくべき事は当然でしょう。
ページ速度がコンバージョン率向上や直帰率改善にどれだけ結びつくかは、様々なデータが上げられています。SEO上の価値は無くても、ページ速度の改善の目的として充分すぎるだけの説得力があるものです。

それにも関わらず、ページ速度向上の効果をSEO等の微妙な話にすると、もともとある高い価値も信じづらくなるのではないでしょうか。
ページ速度の改善は非常に有意義な事です。有意義な事を胡散臭くしないために、SEOのせいにはせずに、本来の価値のままでアピールして欲しいと私は思います。


SEOに直接影響は無いと何度も書きましたが、ページ速度の改善は私も勉強をしています。
Webサイトの修正をアドバイスする仕事をする上で、可能な限りページ速度を阻害しない形にするのは必須だと思うからです。ページ速度が直接ランキングに影響をしなくても、SEOを考える上でページ速度を考えなくてはならない状況は多くあります。

SEOへの直接的な影響は無くても、ユーザの行動を左右するページ速度は、間接的に全てに影響するものでしょう。極めて重要な技術として、今後も気をつけたいものです。

2012/06/12

Searchcenter(Chrome拡張)での一括検索が便利

カテゴリ: SEOツール | |

Searchcenterという無料のChrome用プラグインをご存じでしょうか。複数の検索エンジンを簡単に使うためのGoogle Chromeの拡張機能です。

ここからインストールできますが、色々とカスタマイズすると、とても便利になります。

仕事で頻繁に色々な検索をする人に、このエクステンションは心からおすすめです!

(なお、これはAdobe SearchCenter+とは無関係のChrome拡張機能です)

Search centerのおすすめポイント

様々な検索エンジンを登録するようなプラグインは他にもありますが、特にSearch centerが便利なのは下記のポイントです。

インポート/エクスポートが可能

設定をインポート・エクスポートすることが可能です。

ノートパソコンとデスクトップPC、自宅と職場など様々な環境でインターネットにアクセスしている場合、設定のエクスポート/インポート機能が便利です。
また、人に勧めるときに細かい設定内容を共有できるのも便利でしょう。

グループ機能が便利

複数の検索エンジンの同じ検索キーワードでの検索が1クリックで出来ます。
私は「関連ワード調査」を一括で行う場合などに非常に便利です。

細かい使い勝手が良い

キーボードショートカットを設定できる事やサジェストが表示される事、新しいタブにするか現在のタブにするかなど、細かい部分で痒い所に手が届く作りになっています。
グループの作り方とかも簡単でいいですね。

特にキーボードショートカットは便利で、私はCTRL+qでこの拡張機能が開くようになっています。

SEO担当者向けの設定

私は、このような検索エンジンを登録して使っています。
設定例
特に、SEOに取り組むような人には便利な設定になっていると思います。

この記事の末で現在私が使っている設定を共有しておきますので、宜しければ使ってみてください。

一目ではわからない部分の説明です。

YG

Yahoo!検索とGoogle検索、10件表示での検索結果を出すときです。Googleの検索結果はパーソナライズ解除のpws=0付き。

G米国英語

米国・英語環境でのGoogle検索結果を見るための設定です。
単にGoogleのフッターから国を変えるだけではhl=enと英語指定ができますが、検索環境を示す「gl=」のオプションが付きません。「&hl=en&gl=us」をつけたほうが少し米国環境に近いですので、その検索が出来るように設定しています。

リアルタイム検索

Twitter検索と、Yahoo!リアルタイム検索を同時に調べます。
パーソナライズされるTwitter検索よりもYahoo!リアルタイム検索のほうが探しやすい事が多いと思います。
時々、Twitter検索しか出ないこともあるので、私は両方で調べます。

Google15年

Google検索のURLに、パラメータ「&as_qdr=y15」をつけると最初にインデックスされた日付が調べられることがあります。正式な機能ではありませんのでいつ使えなくなるかわかりませんし、大きく更新された日付になってしまう場合もありますが、最低でも「その日時にはインデックスされていた」事は調べられます。
15年検索
この、グレー文字の日付部分が「大きく更新/初回インデックス時の日付」になりがちです。

はてな検索

コンテンツを考えるときなどに使います。
特定のキーワードで、ネットで話題になった記事はどのようなものかを事前に確認することで、記事に広がりを出すことが出来ると思います。その調査には、はてなブックマーク検索が一番です。

タグ検索で100ブクマ以上の記事の検索結果と、タグ+本文で3ブクマ以上の記事の検索結果を出すよう設定しています。この2つで大体分かることが多いと思いますが、キーワードによってはその後ブックマーク数を変更したりしています。

一括関連検索

関連ワードを調べたい時に、8つの関連ワード検索サービスを一気に開くための設定です。
文章を書く前にこれで開いてざっと眺めるだけでも、大体の関連ワード状況が把握できると思います。

関連ワードを調べるときは色々なソースにあたることが重要です。それぞれの関連検索サービスで出すアルゴリズムもデータソースも違う場合が多いですので、全く違うキーワードが出る場合もあります。

なおしっかり調べるときには、一括調査は出来ない関連検索サービスも一緒に使うこともお忘れなく。
関連キーワードを出してくれるサービスは、真摯のいちしまさんブログの記事「Webの物書きのための類語、関連語のキーワードツールまとめ18選」に詳しいです。

私の知っている一括で調査することが可能なWebサービスを全て入れているつもりなのですが、何か他にあったら教えて下さい。

私の使っている設定内容

末のテキストをインポートするだけで上記設定を使えます。
インポート方法は、下記の通りです。

インポート方法

手順1
ブラウザ上部のSearchcenterアイコンから、OPTIONSをクリックします。

手順2
出てきたOPTIONSの上部、MANAGE ENGINESをクリックします。御参考までにこれが私が使っている設定です。

手順3
出てきた画面で、「Export Engines」を選択します。Exportとなっていますが、インポートでもこちらからです。

手順4
出てきたウィンドウに、下の設定内容をペーストして、Importボタンを押します。

以上です。簡単です。
設定は、自分でも簡単に変更できます。是非、試してみてください。

設定内容

設定内容はこちらです。新しい設定を使うようになった時には更新もしようと思いますので、宜しければブックマークBなどどうぞ。

[{"Engines":[{"Id":"0.241160911973565820.10272543597966433","name":"Yahoo!検索","SearchUrl":"http://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=searchcenter","SearchEngineName":"Yahoo!検索","IconUrl":"http://search.yahoo.co.jp/favicon.ico"},{"Id":"0.063827576814219360.13971190131269395","name":"Google Japan","SearchUrl":"http://www.google.co.jp/search?ie=UTF-8&pws=0&q=searchcenter","SearchEngineName":"Google Japan","IconUrl":"http://google.co.jp/favicon.ico","updateUrl":"/xml/openSearch/www.google.com.xml"}],"Id":"0.41269710892811420.7144401816185564","name":"YG","IconUrl":"chrome-extension://ndfplmdnbnefomnjiknbpejdceedhdmf/images/folder.png"},{"Id":"0.44109459128230810.983290130039677","name":"Google Japan","SearchUrl":"http://www.google.co.jp/search?ie=UTF-8&pws=0&q=searchcenter","SearchEngineName":"Google 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2012/06/04

WEB担当者通信にSEOの講師として参加します

カテゴリ: 活動報告 | |

2013年7月を持って担当を終了致しました。ご参加頂いていた方、1年間どうもありがとうございました。

WEB担当者通信
2012年6月から、WEB担当者通信に講師として参加させて頂く事になりました。

SEOの専門家として、数ヶ月に1度、出題及び解説や一部WEB上での対応をさせて頂きます。

このWEB担当者通信には、リサーチ&分析担当として衣袋宏美さん、ソーシャル担当として河野武さん、アクセス解析担当として真摯のいちしま泰樹さん、またオープンの頃からSEO担当として鈴木謙一さんなど、その他にも私が顔を並べるには恐縮するような方々が講師陣として参加しています。

内容は、下記の通りサイトで説明されています

WEB担当者通信は、WEB担当者向けのe-Learningと毎月の冊子が届く通信講座です。
SEOやアクセス解析などの分野で第一線で活躍してる著明な講師の方から毎月1問課題が出され、
それについて回答していくことで実力が身につくように考えて制作されています。

私も実際に過去の号を拝見しました。「WEB担当者」が知るべき、身に付けるべき考え方が幅広く身につくと思える素晴らしい内容でした。
私もその品質を落とす事なく、全国のWEB担当者の方をSEOの面でフォローできるよう頑張ります。
購読されている方々、どうぞよろしくお願い致します。

参加の考え

以下、蛇足ではありますが、今回の件についての考えを書いておきます。

私は2007年から東京で活動しています。
この5年間強の大半はSEM会社で働いていました。SEOの第一人者の渡辺さんを始めとした多くのSEMの専門家と一緒に働き、疑問があってもすぐに相談できる環境です。
社外でも、都内のどこかで非常に為になる勉強会が毎週のように開催されていますので、身に付けたい事を勉強できました。勉強会以外でも様々なプロフェッショナルに直接質問できる懇親会や交流会も頻繁にあるのが東京です。

しかし2007年より前、札幌で活動していた5年間は全く違いました。
得意にしていたSEOは、私以外に分かる人は同僚におらず一人で実験や検証を続けていました。自分より詳しい人どころか、SEOと言って話が通じる人自体が稀有です。SEO以外のWeb全般については師匠と思える人と一緒に動けた時期もありましたが、大半の時期は相談される立場で相談できる相手はいません。
新しい知識の大半は本で学んでいました。毎月十数冊読むWeb関連の本と今と違って少ないネットの情報に教えてもらい、アクセスログと検索結果に相談するような日々です。深夜に一人で仕事をしていると、自分の考え・予測が正しいのかわからなくなって不安に押しつぶされそうになった事を思い出します。

その頃に一度、メールで相談出来る有料サービスに契約した時期がありました。契約していた間、自分の考えを話せる相手がいる事、自分の考えの誤りを指摘してくれる人がいる事だけでも嬉しくて、毎月契約範囲のギリギリまで相談をして(嫌がられて)いたように思います。

今の私は2005年頃の私が見たら妬みだけで殺されそうな位、効率的に学べる機会に恵まれています。専門分野でしたら自分で解決できる力も付きましたし、あまりに難しい事は様々な方の意見を聞くことができます。専門分野外でも本当に困ったら様々な分野のプロフェッショナルな方に相談できるようにもなりました。非常にレベルの高いお客様にも恵まれて仕事の中でも学習し続けられています。
一人で苦しんだ時期が長かったので今の環境のありがたさはよくわかりますし、周りにいてくださる方には感謝の日々を送っています。

ただ、おそらく札幌にいた私のような環境で苦しんでいる人は大勢いるのだろうと思いますし、私がそのような人を少しでもサポートできないかな、と考える事が多くなっていました。

同じような考えを持った方々が、様々な取り組みをされています。
河野武さんが行われている「オンラインワークショップ」もその内のひとつでしょう。
「インターネット的思考力」という一人で身に付けるにはあまりに難しい事を、メールと掲示板等で養うような講座です。
向いている人として「地方に住んでいて、なかなかセミナーや勉強会の機会に恵まれない人」と記されています通り、どこに住んでいても同じように参加できます。
私も受講者側として参加中です。一人で考えた上で課題を提出してから他の方の考えにも触れ、河野さんの総括やまとめで頭を整理するという流れは、距離があることをマイナスにせずに頭を鍛えることができるものと思ってとてもありがたいと思っています。

リスティング広告の情報コミュニティーLICも、相談相手が周りに居ない人にとって最高の取り組みの一つだろうと思います。私は無料メールマガジンを受け取るだけで参加はしておりませんが、お話に聞く限りでは非常に素晴らしい内容なのだろうと思います。
2004年にこれがあれば、右も左も分からずに始めたリスティング広告で一ヶ月の予算のほとんどを一晩で使ってしまって青ざめて自腹補填した人はいなかったのに……っ!

私が上のふたつのように立派な事ができるかわかりませんが、今後なんらかの形で地方の方々にサポートする事を考えたいと思っています。
その最初の活動としても、今回のWEB担当者通信への参加をさせて頂く事にしました。

WEB担当者通信は、地方で購読されている方も多いと聞いています。期間中、特にそのような方々を少しでもサポートできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

2012/05/24

author(著者情報)のリッチスニペット、日本環境テスト導入?

カテゴリ: 検索結果表示(SERP) | |

著者情報表示例

Googleのリッチスニペットの一つに、著者情報(Author information)(Googleの公式情報はこちら)があります。

上のキャプチャのようにページの著者を検索結果に表示させるものですが、米国では2011年6月に発表、導入されていました。
しかし、日本語環境には11ヶ月経った今もまだ実装されていません。

5月24日、一部の環境でテスト導入されていることを確認しましたので、現段階の表示内容などを共有します。

5/24 14:20追記
思ったよりも導入されている人が多いようです。テスト導入ではなくて、本導入で順次導入中なのかもしれません。

リッチスニペットの著者情報表示例

顔写真が表示

著者情報表示例7
2位に表示されたこのブログに著者情報が表示されています。
表示されるのはGoogle+で使っているプロフィール写真です。この表示は通常ではクリック率を大きく上げる事になるでしょう。(顔を見ただけで嫌な気持ちになる人からのクリック率は大幅に落ちることになるでしょうが)

写真の無い表示も

著者情報表示例1
4位のGoogle+の個人アカウントも著者情報が表示されていますが、こちらは写真が消えていますね。

大量表示も

著者情報表示例3
この検索結果では、2位、3位、4位と著者情報が表示されています。
このように顔写真が並ぶと、他の検索結果のクリック率は相当下がることになるでしょう。

無料ブログでも

著者情報表示例2
著者情報の表記に対応することができれば、このように無料ブログでも表示されます。
HTMLコードの追加が必要ですので、対応ができないブログはありますが、はてなブログなど自由度が高いブログでは容易に対応可能です。
はてなブログの場合、こちらのページのサイドバーのようにする方法が一番簡単でしょうか。
設定画面に入って、デザイン→カスタマイズ→サイドバー→モジュールを追加→HTML で、下記のように記述します。

<li>Google+→<a href="https://plus.google.com/108574609637974114351?rel=author" target="_blank" rel="author" class="roll">辻正浩のGoogle+</a></li>

その上で、Googleのプロフィールの設定も変更する必要があります。詳細は、Googleのヘルプページのオプション2を御覧ください。

必ずしも出るとは言い切れない

著者情報表示例5
1位、2位が私の個人ブログですが、2位にしか著者情報は表示されていません。
1位のページも確実に著者情報に対応したマークアップをしていますし、他の検索ワードでは表示されるのですが。

著者情報とSEO

著者情報のリッチスニペットに対応する設定方法は、Googleのヘルプページに詳細がわかりやすく記載されています。
著者情報の設定方法は、この1年でも二転三転してきましたので、公式情報以外は時々誤っている場合がありますので、公式情報、特に変更が激しい情報については、更新が早い英語版を確認することをおすすめします。

しかし、現段階で著者情報は個人ブロガー以外には利用しづらいものです。
この仕様は特定のページを特定の著者と紐付けて表示するものですが、その著者の情報はGoogle+から引用されます。そのためには、本名登録が必須なGoogle+に登録する必要があります。

企業など団体としてGoogle+で活動できるGoogle+ページでは著者として認められません。あくまでも個人アカウントと特定記事を紐付ける必要があります。これを行うことができる企業は非常に少ないのではないでしょうか。企業が出す情報ということを考えると、やはり個人と紐付ける情報を出すのは難しい場合が多いです。
有名人や社長など、個人を表に出して活動している人にとっては非常に有益な機能です。しかし、それ以外では使用が難しいでしょう。

しかし上で見てきました通り、この著者情報は大きく目立つものとなります。現段階では順位に対する影響はありませんが、見ての通りクリック率の向上には大きく結びつきます。特に、有名な方の場合は向上率が更に上がることでしょう。

私個人の考えですが、この仕様は下記の点で好きではありません。

  1. 企業サイトが参加しづらい形でクリック率を大きく変える仕様が導入されること
  2. 実名以外で活動している人が検索結果上で不利になる事
  3. Google+の登録が必須であり、ある程度の活動が被サークル数表示でさらに優遇されること

特に企業サイトに対してSEOのアドバイスを行っている私にとっては、企業サイトの検索競合が強化される事は望ましくありませんし、多くの企業Web担当者にとっても同じでしょう。
しかもこの仕様は、Search Plus Your Worldなど最近のGoogleが発表した様々な先進的機能とは違い、ログオフユーザにも反映されます。流入への影響を考えるとログオンユーザ限定の機能は非常に限定的なのですが、ログオフユーザにも表示されるこの機能は影響力を否定できません。

個人が出す情報に価値が無いわけでは無く、非常に価値がある情報が含まれています。しかし、企業が公式に出す情報と比べて質が高いとは言いづらいものだと私は考えます。それにもかかわらず個人が出す情報を優遇する事は検索エンジンを利用するユーザとしても望ましいものとは思えません。

ただ、1番と2番はGoogle+ページを著者として扱うことができれば解決されます。簡単に検索結果表示を操作出来るようになるので導入は難しいと思いますが、上手くスパムを回避して仕様が変わると良いなとおもいます。

3番はGoogleがGoogle+を優遇しすぎ、とよく非難される部分ですね。個人的にはGoogle+は非常に好きですし、さらに普及すればいいと思うのですが。
(Google+の個人アカウント及びSEOの情報を中心に投稿するGoogle+ページがありますので、よろしければサークルにいれてみてください)

日本環境でのテストを進めているということは、近日中の日本導入もあるのかもしれません。
個人に紐付いても構わない情報を発信しているのでしたら、今のうちから設定を済ませておいてはいかがでしょうか。

2012/05/15

HTML5とSEOについて「HTML5とか勉強会」で話してきました。

カテゴリ: 活動報告 | |


4月25日に開催された、HTML5とか勉強会の第29回、「HTML5ビジネス最前線(B2C編)」のパネルディスカッションにパネラーとして参加しました。

HTML5とか勉強会は、HTML5の世界で高名な白石俊平さんが主催されている勉強会で、申し込み開始してもあっという間に100名以上が申し込んで満席になってしまう人気の勉強会です。
HTML5は私も勉強したいテーマですので、何度も申し込もうとしていましたが毎回撃沈。それを裏口参加(?)できただけでも嬉しいものでした。

私が参加した第28回は「HTML5ビジネス最前線(B2C編)」という内容。

全体のレポートはgihyo.jpの記事「第28回 HTML5とか勉強会 HTML5ビジネス最前線(B2C編)」活動報告」に詳しいので、宜しければ御覧ください。

パネルディスカッションはHTML5に様々な立場から関わる5名がパネルとして「HTML5でビジネスはどう変わった?どう変わる?」がテーマ。モデレータの白石さんを始めとしてHTML5の専門家やHTML5に日々関わられている方の話は、私にも勉強になるものでした。
私は門外漢でしたが、SEOの観点でのHTML5についてはひと通りお話できたかなと思っています。

その場でお話した事や、改めてSEOとHTML5について考えた事をまとめておきます。

SEOとHTML5

以前「SEOで大事な事を3つ上げると?」と聞かれたときに、「キーワード」「リンク」「論理構造化」の3つだと回答しました。

HTML5はより論理的なHTMLを書く事ができるわけですので、ページを論理構造化しやすいHTML5とSEOは本来非常に相性が良いもののはずです。
しかし現段階ではGoogleの順位評価においてHTML5をプラスにもマイナスにも使っていない、ということが繰り返し語られています。

複数の経験上、この事は現段階で信頼に足る情報と考えています。

しかし、HTML5はSEO観点で何も考えなくていいわけではありません。
私が考える「HTML5とSEOを考える際に注意すべきポイント」は、3つあります。
「現状プラスもマイナスもない」「リッチスニペットでは重要」「リスクもある」です。

現状ではHTML5の新規要素はSEOにプラスもマイナスも無い

HTML5をSEO観点で考える上で一番目を引くのは、nav要素やaside要素などの、論理的な意味を持った要素の追加でしょう。
またsection要素の入れ子でHTMLで論理構造を作りやすくなってもいます。

しかし現段階ではHTML5の新要素を検索エンジンが評価しない、と考えるべきでしょう。
論理的な意味を持つ新要素をGoogleが評価した場合、HTML5とHTML4では明らかな有利不利が現れます。
当然ながら、HTML5で書かれたWebページはHTML4で書かれたものに比べて価値があるわけではありません。検索ユーザが検索したいのは役立つコンテンツであって、新しい仕様を使ったり綺麗なHTMLコードで書かれたWebページではないでしょう。
もしもHTML5を有利にしてしまった場合、順位上で一部の先進的Webサイトが有利になることになりますが、それは検索ユーザが望むものにはならないはずです。

また、HTML5などの内部要因はスパムへの転用も簡単です。ページの構造認識のような重要な部分の操作を簡単に出来るようになった場合、一番喜ぶのはスパマーでしょう。

これらの事は、ユーザの検索体験を良くすることに繋がらない事は明白です。

そのため、現状ではHTML5を大きな検索順位の評価には使いづらいと言えます。
現段階での、順位上昇を目的としたHTML5化は無意味なものになってしまいます。

リッチスニペット観点では重要

Googleにおいてリッチスニペットを表示させる場合、Googleの定める独自仕様またはschema.orgで定義された仕様でセマンテックに記述する必要があります。
その記述方法で、最も容易に行えるのはHTML5のmicrodataです。

もちろん、HTML5でないと記述できないわけではありません。
Googleは、schema.org発表前のRDFa等のサポートを今後も継続すると発表しています。
さらに、現段階ではHTML4にmicrodataを書いても、Googleは一応認識してくれます。
また、schema.orgはRDFaにも対応するという発表も2011年11月に行なわれています。

しかし、microdataのみに対応しようとしていた時期が有りました。2011年8月にGoogleが発表して、英語環境では検索結果への表示も行われている「音楽」のリッチスニペットでは、microdataしか使えないschema.orgでしか対応できなかった実例もあります。

今後の流れ次第では変わる可能性はありますが、最もリッチスニペットと適合性があるものはmicrodataであることは確かでしょう。
もしも、様々なコンテンツの展開を予定しているWebサイトであれば、今後の検索エンジンの対応が最も確実なmicrodataが記述できるHTML5としておくのが安全と言えます。

HTML5はSEO観点でのリスクもある

GoogleはHTML5をプラスにもマイナスにも評価しない、という事を何度も述べていますが、一部状況においてはマイナスにはなる可能性はあります。

下記の2点には、特に注意が必要です。

h1多用は怖い(かも)

正しいHTML5を書くと、ひとつのページに複数のh1要素を含む事になりがちです。

昔「h1にキーワードを含めると順位が上がる」などと言われていた時期もありますが、今はそんなことありません。しかし文書の構造の解析において検索エンジンがhx要素を活用していることは明らかですので、h1要素はSEOでは重要な部分となります。

ページに一つだけのページテーマを示す場合が多かったh1要素を複数持つ事は、以前はSEO観点でマイナスとなることがありました。
現段階で、Googleが正しく組まれたHTML5での複数のh1要素を、結果的にマイナスに扱っていると判断できる事例は見たことがありません。
しかし以前はマイナスだったことを行うのは、いつアルゴリズムが調整されるか分かりませんし恐ろしい事です。また、Googleより劣った検索エンジンが正確に評価できるとは限りません。

HTML5を正しく記述する上で複数のh1記述は避けづらいですが、やはり若干注意を払うべきと考えます。

これは私見ですが、ユーザにわかりやすいページをHTML5で正しく論理構造化した場合、非常に多くのh1要素を含むようなページにはならないのではないでしょうか。あまりに多くのh1要素を含むようなページだった場合、ページの情報の論理構造から見なおしてみるべきかもしれません。

iframeの不安

HTML5では新しい要素が追加されただけではなく、復活した要素もあります。
その中で、HTML4のstrict条件で排除されていたiframe要素が復活する予定なのはSEO観点では大きな不安があります。

iframe要素は、検索エンジンが認識しづらい要素です。検索エンジンのiframeの扱いは複雑なので一概には書けませんが、検索エンジンに評価されたい部分をiframeで表現するのは避けるのがSEOでの常識です。

しかし、HTML5でiframeが復活したことが影響しているのか、最近のWebサイトでiframeが使われているのを見ることが増えたように感じます。

今後、検索エンジンがiframeを正しく解釈できるようになることもあるかもしれません。しかし、やはり現段階では評価しづらいものであって、それを評価するのは相当先だろう、と私は推測しています。
たとえHTML5の仕様が許したとしても、検索エンジンに認識させたい部分をiframeで記述するのは避けるべきでしょう。

HTML5とSEOの今後

これまで書いてきました通り、現段階ではHTML5化はSEOにはプラスは無い、という事が言えます。

しかし「現段階」に限った話です。

最初に述べた通り、SEO観点で重要な論理構造化をHTML5では行いやすいです。今後、HTML5で記述すると検索エンジンがより的確にページを認識してくれるようになる可能性は極めて高いと考えられます。

さて、その今後はいつになるでしょう?
私にはわかりません。それはHTML5の普及次第と考えます。HTML5がより普及して、多くのWebページがHTML5の論理構造化とセマンテック化が行われた状態で記述されるようになれば、検索エンジンもより精度の高い検索結果を作るために、それらの情報を使い出す事でしょう。

WebページをHTML5対応は、レガシーブラウザ対応が難しいなど困難な部分もあります。しかしHTML5としておくことで今後高い確率でプラスとなるのであれば、充分に検討の余地はあるはずです。

長期間使っていくWebサイトであれば、今後行う新規構築・リニューアル時にHTML5としておくことは、長期的なSEOの観点でも是非お勧めしたい事です。


最後に、この勉強会に参加くださっていた方々、お聞き下さって有難うございました。
また、パネルディスカッションにお声掛けいただいた白石さん、本当に有難うございました。

2012/05/04

canonicalは検索エンジンだけのものじゃない

カテゴリ: SEO | |

canonicalは、GoogleとYahoo!、マイクロソフトが共同で策定した仕様です。
正しいサイトのURLを検索エンジンに指定することができるもので、これをうまく活用すると重複コンテンツやリンク価値の分散、無駄なインデックスのなどの様々な問題を防止することができます。
特に大量の動的ページを含む大規模サイトでは様々な意図でcanonicalが活用されていて、canonicalは無くてはならないものになっているサイトも少なくありません。

しかしcanonicalを活用しているのは検索エンジンだけではありません。Facebookやはてなブックマーク、Twitterなどソーシャルメディアもカノニカルを参考にしています。
そのような中、canonicalを検索エンジン対策、SEOのためだけに使っているとソーシャルメディア側で問題が起きる場合もありますので注意が必要です。

実際にどのような形でフェイスブックがcanonicalを使っているのかを紹介します。

Facebookとcanonical

Facebookは、2012年5月現在、canonicalを使っています。

少しわかりづらいですので、実例で見てもらおうと思います。
下記をテストでやってみました。
Facebookとcanonicalの実験

  1. nothing.htmlはog:urlもcanonicalも指定していません。
  2. onlyogurl.htmlはog:urlをog_url_saki.htmlに指定して、canonicalは指定していません。
  3. both.htmlはcanonicalをcanonical_saki.htmlに、og:urlをog_url_saki.htmlに指定しています。
  4. onlycanonical.htmlはcanonicalをcanonical_saki.htmlに指定して、og:urlは指定していません。

当然ですが、通常FacebookのタイムラインでURLをシェアすると、シェアしたURLのタイトル・説明文・サムネイルが表示されます。
では、上の場合にはどのURLのタイトル、説明文、サムネイルが表示されるでしょうか?

Facebookとcanonical実験結果

og:urlもcanonicalも指定しない場合

example0
og:urlもcanonicalも指定しない場合、当然ながらシェアしたページのサムネイル、タイトル、説明文が現れます。

og:urlだけを指定した場合

上のページと同じソースで、og:urlだけを追加したものがこちらです。
example1
og:url先のタイトル、説明文に変化しました。元のURLは無視して、og:urlのOGPで指定した内容が表示されます。
なお、この場合、表示される内容がog:url先になりますが、クリックした場合に飛ぶリンク先は、シェアしたURLのままになります。

og:urlとcanonicalを指定した場合

今度はog:urlとcanonicalを追加してみました。
example2
両方指定しても、og:url先のタイトル、説明文が表示されています。

canonicalだけを指定した場合

og:URLを外してcanonicalだけ残してみました。
example3
og:urlが無く、canonicalを指定した場合には、canonical先のタイトル、説明文が表示されます。
なお、この場合、表示される内容がcanonical先になりますが、クリックした場合に飛ぶリンク先は、シェアしたURLのままになります。

なお、上記のテストを試すときは、それぞれ下記のページを公開範囲を自分のみなどにしてシェアしてみてください。

Facebookは一部状況でcanonicalを使っている

上記の実験の通り、現在のFacebookは下記の仕様としてcanonicalを使っています。

  • og:urlを設定せずにcanonicalを設定していると、タイムラインに表示されるサムネイルや文章はcanonical先が表示される
  • 変化するのはタイムラインに表示されるサムネイル、タイトル、説明文だけで、リンク先は変更されない。

この仕様が問題になる事はあまり無いと思いますが、canonicalの使い方によっては充分に有りえます。

紫色のシャツのページを「この色は趣味悪いね」とシェアしたつもりが、Tシャツの総合ページと白いTシャツのサムネイルが表示されてしまうかもしれません。

また、以前Googleが推奨していた方法で、多国語展開するWebサイトは一つの代表的な言語のページにcanonicalを指定するべきケースが稀にあります。「イギリス版ページをシェアしていたはずが、アメリカ版のタイトルが表示されていた」という事もあるかもしれません。

さらに、失敗したcanonical設定だと様々な問題が発生し得るでしょう。

情報が異なるページに対してcanonicalを指定する時には、セットでog:urlを指定するようにするべきでしょう。

はてなブックマーク・Twitterとcanonical

検索エンジン以外でcanonicalを見ているのは、Facebookだけではありません。

はてなブックマークは、Chrome等の拡張機能でブックマークをするときにcanonical先のURLを提示して「このページには別のURLが提示されています」と推薦してくれます。
はてブとcanonical

通常でははてなブックマーク数が集中しやすくなるので便利ですが、無料ブログのBloggerなど特殊なcanonicalの使い方をしている場合や誤ったcanonicalの使い方をしていると、はてなブックマークユーザを混乱させてしまいます。

また、Twitterも一部canonicalを使っています。
Twitter公式のツイートボタンにはツイート数が表示されるものがありますが、canonicalを指定しているとcanonical先のツイート数も配慮して表示してくれます。

ソーシャルメディアをふまえたcanonicalの注意点

canonicalは「ほぼ同じ情報のページに指定するもの」という仕様でありつつ、本質的に同じ情報ならばある程度違う情報でも問題ありません。

また、ほぼ異なる情報であったとしても検索エンジンが許容する場合もあります。例えばコンテンツを100ページに分割したものと、それを1ページにまとめたものがあった場合、それぞれの1/100のページから1ページに指定する事もGoogleが公式に認めています。情報としてはcanonical元はcanonical先の1%の情報しか含んでいないにもかかわらず、です。
さらに、GoogleのMatt Cuttsのブログのカテゴリページの2ページ目以後から1ページ目にcanonicalを指定している例をみましても、インデックスの制御のためにcanonicalを使うことも充分に許容範囲のようです。

もちろんスパムを意図としたcanonicalはリスクがあるのは当然でしょうが、canonicalは様々な用途で使うことができます。
しかし本来は「本質的に同じ情報」に指定するものです。

canonicalは実装当初の異様なまでの強力さは少し抑えられてきました。しかし現状でもまだまだ強力です。その分、乱用や指定ミスは致命的な事態を招きます。
そして、本来の仕様とは異なる使い方をしていると、今回のような検索エンジン以外が使う場合に問題が発生する可能性もあります。

canonicalは非常に便利ですので多くのサイトで採用されています。今後canonicalが更に多く使われるようになると、そのデータを様々なWebサービスが使うようになっていくのかもしれません。
非常に便利であっても、自信がない場合は利用は避けるべきでしょう。

2012/03/19

マルウェア感染時 Googleウェブマスターツールの対応方法

カテゴリ: SEO | |

警告:不正なソフトウェアが存在する可能性があります

Webサイトがマルウェアに感染した場合、検索結果や一部ブラウザからアクセスできなくなります。
これはGoogleも協力しているstopbadware.orgのデータを検索エンジンやブラウザが使ってマルウェア・ウィルス感染がさらに広がらないようにするセキュリティ対策です。

時々、検索結果でサイトがマルウェア扱いとなっているのを見ることがあるでしょう。しかし、実際にウイルスに感染した側の立場になることは少ないはずです。実験で感染サイトを放流して攻撃サイトを作るのも微妙ですので、試すのも難しいです。

2月上旬に友人の運営しているサイトがMalwareに感染してしまい、検索結果に下のような表示、「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」と表示される状況になりました。
このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります

私がGoogleウェブマスターツールでの対応をして復旧させたのですが、その際の挙動を公開しても良いという許可をもらえましたので、経緯と、気づいた点を書いておきます。

これは2月上旬段階の話で今は変わっているかもしれませんし、サイトの規模や状況によっていろいろと変わってしまうかもしれません。しかし、感染時にどうなるのかを共有している記事はあまり見ませんでしたので、少しはご参考になるかもしれません。万が一、自分のサイトが感染した時のために、どうぞご覧下さい。

マルウェア感染対応の経緯

感染したサイトは、友人が運営するWebサイト。約100ページのメインサイトと、サブドメインで展開されている400ページ強のブログ、別ドメインで展開されている300ページ弱のECサイトが含まれています。
今回、ブロックされていたのは、メインサイトとブログ。ドメイン全体がブロックされた形で、別ドメインは無傷でした。

検索結果でのブロック開始後数時間でその事に気付けました。おそらくは、マルウェア感染後半日も経っていないのでは、と思われます。

検索結果では「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」と表示されてアクセスできませんし、直接URLを叩こうとしてもマルウェア対策機能が付いているFirefoxChromeともにアクセスできません。
Firefoxで開こうとすると「この Web ページ(URL)は攻撃サイトであると報告されており、セキュリティ設定に従いブロックされました。」というような表示でアクセスできなくなっています。
最新のブラウザでは、このようなマルウェアやバッドウェア、フィッシングサイトなどをブロックするようになっています。
……ちなみに、私の環境のIE9ではアクセス出来ました。

慌ててFTP情報を持つ友人と手分けして作業を開始。ミイラ取りがミイラにならないよう注意しつつ問題を特定。HTMLファイルをダウンロード。マルウェアのコードを全部消して再アップロードをする作業を友人が開始します。

その間に、私の方でGoogleウェブマスターツールに新規登録。
登録した段階でこのようなアラート画面が表示されていました。
マルウェア感染サイトへのアラート

ウェブマスターツールのメッセージは届いておらず、Googleウェブマスターツールのトップと、このマルウェアページだけに警告が表示がされています。

その後すぐに友人の作業が終わり、マルウェアのコードを削除済な事を確認してマルウェア専用の再審査依頼を送信しました。

その後4時間経ちましたが検索結果でのブロックは解除されません。
再度Googleウェブマスターツールを見ると、上記画像の表示が少し変わって具体的に感染した1ページのURLが表示されていました。
初期には上のキャプチャのように感染していることだけが表示されますが、少し時間が経つと具体的にURLが出るようです。

確認するとそのページはまだ感染したままでした。

そのページの修正後、また再審査依頼を送ろうとしたものの「再審査依頼を受けたばかりなので受け入れられない。数時間待て」というようなメッセージが表示されて送信ができません。

マルウェアは削除済なので、再審査を送らなくても回復するかな?と思っていましたが、いつまで経っても検索結果・ブラウザでのブロックは継続しています。
結局、最初にマルウェアの再審査リクエストを送った12時間後にまた再審査依頼を送れるようになりましたので送信します。

その後、9時間後に検索結果でのブロックが解除され、ブラウザでのアクセスも可能になりました。
ブラウザでのアクセス可能化と、ほぼ同時刻でしたのでブラウザのマルウェアブロックに使われているstopbadware.orgのデータとGoogleのデータは連動しているのかと思います。

検索結果とブラウザでアクセスできる事を確認後Googleウェブマスターツールにログインすると、上の警告は消えていて下のようなアラートが「メッセージ」に到着していました。
マルウェア感染サイトへのGoogleからのメッセージ
解決後に確認できた、ちょっと遅い通知でした。

結局、ブロック開始後24時間強で復旧できたことになります。

マルウェア感染時のGoogle対応のポイント

マルウェア感染対応は今回が初めての経験でしたが、いくつか新しく発見したことがありました。
一度だけの経験ですので毎回同じようになるかはわかりませんが、感染した時のために覚えておいて下さい。

マルウェアの再審査依頼は12時間に1度

これが、今回の私の対応で失敗したポイントです。
マルウェアが1ページでも残ってしまっている状態でマルウェアの再審査依頼を投げた場合、その後12時間は再審査依頼が送れなくなります。

可能な限り早く復旧させたいと慌てて再審査依頼を送り、1ページでもマルウェアが残っていた場合には、さらに12時間余計にブロックされるということになります。
再審査依頼を送るときには、完璧に直してあるかをしっかり確認するのが、結果的に時間の節約になるでしょう。

Google ウェブマスターツールは重要

今回、一度全部マルウェアを削除したと思っていましたが、Googleウェブマスターツールのお陰で残っていることに気づくことが出来ました。
もしもGoogleウェブマスターツールに登録していなければ、更に数日「マルウェアを消したのにブロック解除されない!」とやきもきすることになっていたはずです。

Googleウェブマスターツールが様々な面で有益なことは明らかです。もしも登録していないWebサイトがありましたら直ちに登録されることをお勧めします。

ブロックされる範囲はドメイン全体

今回感染していたページは、サブドメイン無しのページ(例:http://example.com/)だけでした。しかし感染していない別のサブドメイン(例:http://hoge.example.com)もブロックされました。

サブドメインだけが感染した場合はサブドメイン無しのページがブロックされないのではと思いますが、自信がある事ではないです。そんなことができたら無料ブログサービスを簡単に潰せますし。
しかし、親から子へはブロックが引き継がれるのは確認できました。

マルウェア感染に備えてドメインを分けておくなんて事は笑い話でしょうが、万が一のときにはそうなる事を覚えておくべきでしょう。

Googleウェブマスターツールのアラートメールは遅い

検索結果でブロックされて、Googleウェブマスターツールで警告が表示されるようになっても、まだ「メッセージ」にアラートは到着していませんでした。おそらくはメール転送のアラートも送信されていないと思われます。

今回Googleウェブマスターツールの「メッセージ」にアラートが届いたのは、ブロックが開始されてから最短でも10時間以上経ってからになります。

こちらのGoogleウェブマスターヘルプの記述によると、様々なメールアドレス宛に別途メールが流れているようです。この記述を信じるのであれば、このメールは比較的早く来るのではないかと思います。

今回はこのアドレスのメールを受信していなかったため、直ちに感染に気づくことはできませんでした。
スパムメールも来てしまうアドレスではありますが、万が一に備えて、受信出来るようにしておくべきでしょう。

マルウェア削除後、再審査依頼を送ると数時間で復旧

今回のサイトの場合、再審査依頼の後10時間弱でブロックが解除されました。
百ページしか無いWebサイトなので10時間だったのかもしれませんが、思ったよりも短い復旧です。

マルウェア感染とGoogle

マルウェア感染時には「完璧にマルウェアを削除した後」「Googleウェブマスターツールで再審査依頼を出す」ということが重要なポイントです。

自分は大丈夫と思っている人でも、なにかの機会に感染してしまうかもしれません。FTPの接続情報を誰かに預けている場合、その人からの感染もありえます。
誰でも「ありえない」と言い切れないと思いますので、もしも感染された際には参考にしてください。

数年前はWebページ感染型のマルウェアは、あっという間に広がっていって大騒ぎになっていました。しかし今は簡単には感染しづらくなりました。最新のブラウザでは危険なサイトを表示することができませんし、古いブラウザでも検索結果という訪問経路が閉ざされて、感染した人への通知も行われるようになりました。その多くの部分を膨大な量のクローラを保持していてウェブマスターへの連絡もできるGoogleが果たしているのかと思います。

マルウェア感染する機会が減りましたので、多くの方にとってマルウェアの問題に絡む事は滅多に無いか思います。そのようなあまり発生しないけれども発生すると大きな問題となる部分で、Googleがその役目をしっかりと果たしているのですね。

今回、「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」の解除を実際に体験することができましたが、まだ私が気づいていない部分で非常に重要な役割を果たしている部分もあるのかもしれません。
やはり、Google先生は流石です。

さて、マルウェア感染対策について今からできることは、感染をしないように注意することはもちろんですが、万が一感染した時にすぐに対応出来るように、Googleウェブマスターツールにしっかり登録した上で、いざというときにすぐにログインして対応出来るようにしておくことをお勧めします。

2012/02/15

SEOのスキルセット/あるいはSEO業界へのお誘い

カテゴリ: SEO | |

SEOのスキルについてのツイート

先日、SEOのスキルセットについてのツイートをしました。
私は、他の職種からSEOになる場合、アクセス解析の方かWeb制作全般を幅広く行われてきた方が一番と思っています。幅広い範囲が求められるSEOのスキルセットに一番近いのはアクセス解析と思いますし、小さなWeb制作会社などで営業から制作まで大量にやってきたような人も適正が高いと思うのですよね。
この件を掘り下げて書いてみようと思います。

SEOのスキルセット

SEOの専門家(人工リンク中心ではない)、特に高いレベルのお客様にSEOを提供する側になるには、検索と検索行動、検索エンジン周りの知識は当然の事として、Webデザイン、HTMLコーディング、ユーザビリティ等のWeb制作に関わる広い知識が必要になります。

Web制作上の知識が無くてSEO観点でのサイト改善を提案できるはずがありません。
SEOは、Web制作の方が作られたWebサイトを変更するアドバイスが主な仕事です。すべてのWebサイトの構成要素には意図があります。その意図を理解せず変更を提案してもほとんどが無駄になってしまいます。
Web制作の意図を汲み取るためには、どのような制限の中でどのような目的でWebサイトを構築しているかを理解しなくてはなりませんので、Web制作の知識は必須と考えています。
また、アルゴリズムの推測においても、Web制作の観点と知識は必須でしょう。

Webライターとしてのノウハウや、ユーザビリティ・成果に向けた改善を行うためのアクセス解析、大きなサイトのSEOに関わる場合はサーバの知識が必要になります。

最新知識も重要です。例えば、HTML5をある程度理解しないとHTML5のサイトへSEO提案はできるはずがありません。jQueryを検索エンジンはどう認識するかという知識だけではなく、jQueryで何ができるか・どれ位面倒かということを知らないことには、お客様の前でjQueryなんて口にだせません。

ネット上でどのような話題が盛り上がっているのか、どういう事が話題になりやすいのかという観点も非常に必要になりました。
ソーシャルメディアの理解も必須です。それぞれのソーシャルメディアの仕様や使われ方を把握しないと、ソーシャルメディアをSEOに活かしきるのは不可能でしょう。

最新技術を一切使用せず制作のレベルが高くないWebサイトを対象にSEOを行う場合でしたら、Webの知識が無くてもどうにかなります。しかしそういう場合でも「SEO観点でも、コンバージョンを生む観点でもプラスになる」提案が出来れば、施行もしていただける事が多いですし、非常に大きな効果に繋がります。

SEOのスキルセット
このイメージは、_gaTracker話させてもらった時の資料からの抜粋ですが、今まで私がSEOの仕事の中で必要になった知識を書きだしてみたものです。

SEOはあまりに領域が広すぎます。すべての情報を整理しようとしている検索エンジンを相手にするには、極論、世の中のすべての情報のあり方を理解しなくてはなりません。まぁそれは無理ですが主戦場となるインターネット周り全般を把握する必要があることは当然とも言えます。
それぞれの分野はある程度浅くても良いものの、すべてを一人で網羅しようとするといろいろなものを捨てないといけないですね。
健康で文化的な最低限度の生活とか。幸せな結婚とか。2月14日にひとつもチョコレートをもらえないようになる覚悟とか。これを書きながらディスプレイが滲んでもキーボードを打ち続けられる技能が必要になることとか。

すべてのSEO専門家が上イメージのスキルを高いレベルで持つ必要は無いでしょうし、不可能と思います。
浅くてもひと通りは知るべきと思いますし、そういうスキルを持った人がチームを組んで行う必要があると思っています。

チームで働かないフリーランスの私は、やはり自分にある程度の知識を備える必要がありますが、私もまだまだです。
最近は、非常に優れた方々と仕事させて頂くことが多くなって学べる機会も増えましたが、身に付けないといけない事だらけで勉強の日々です。

他の職種とSEOのスキルセット

では、他の職種の方がSEOになるとすると、どのような方がスムーズなのかを考えてみます。

リスティング広告からSEOへという流れは、スムーズなように思いますが、必ずしも最適ではないと思っています。
リスティング広告とSEOは、職種は同じSEMとして括られますが、ツイートでも書きました通り「同じ野球選手として括られるピッチャーとキャッチャー位違う仕事」と思っています。

リスティング広告は自分は浅い経験しかありませんので自信はありませんが、リスティング広告の実務を行うためには、必ずしも深いWebの理解が必要なわけではないと思っています。ある程度のランディングページの理解は必須ですが、サイト全体の把握が必要になるケースは少ないはずです。
例えば、リスティング広告の高いレベルの専門家でHTMLを深くは知らない・実際にサイトを作ったことが無い人にはたくさん会いましたが、高いレベルのSEO専門家で自分が中心でしっかりしたWebサイトを作ったことが無い人には、ごく数名を除き会ったことがありません。

「検索行動の理解」とそれに含まれる「キーワードマーケティング」という分野では、リスティング広告の専門家は非常にレベルが高いです。SEOの専門家のそれを大きく上回ることが多くあります。しかし、Webサイトの要件によって対策可能なキーワードが限定される件や、リスティング広告を出稿することがまれなタイプのWebサイトなど、リスティング広告の専門家が理解しづらい事もあります。

リスティング広告の専門家が十分にSEOに必要な事を学んでSEO専門家になった場合、重要なキーワードマーケティング分野で多くのSEOよりも素晴らしい発想ができる、価値ある人になるかと思います。
ただ、Web制作の領域を知らない方には、その道のりは楽なものではないだろうな、と思います。

ではどのような職種ならSEOに向いているのかと考えますと、「アクセス解析」以上の職種は無いのではないでしょうか。
アクセス解析の専門家もWebの全領域の知識が求められる場合が多いです。Webの全体を把握する必要があるのですから当然と言えば当然です。
さらに最近では「Webサイト上でのユーザの動線を改善する」事と「検索エンジンに評価されるWebサイトを作る」事は、多くが一致する場合が多いです。アクセス解析で培ったスキルは、少しだけ観点を変えるとSEOでそのまま活かせるでしょう。

ただ、アクセス解析に求められるスキルセットは、SEOと同じかそれ以上に広くて深いものと思います。ですので、優れた専門家も非常に少ないと聞いています。

アクセス解析以外ならば「Web制作を全領域で続けてきた方」というのが一番適しているでしょうか。
コーディング専任、デザイン専任のように分業できるような良い環境ではなく、営業から制作、プログラミングまで幅広い領域を一人でやってきたような人が数年で身につけるスキルは、そのままSEOの実務で必要なものばかりです。
このような方が、数社のしっかりしたSEO会社で「検索エンジンの考え方」「ユーザの検索行動」を本格的に学べたならば、SEOの専門家は非常に近いものになるでしょう。

SEO業界に来ませんか?

上で書きましたような人は、転職市場でも価値がある人です。
アクセス解析の専門家は引く手あまたと聞きますし、Web制作の全領域のスキルを持っている方も制作会社・インハウスともに重宝されるでしょう。やはり、そのような方は希少ですので。

ただ、日本のWeb業界の各職種の市場規模とプレイヤーの数の比率では、SEOが一番希少と考えています。
日本のSEO市場はここ数年で拡大しました。が、人工リンクレンタルがこれまでのSEO会社のサービスのほとんどでした。

海外では外部リンク中心ではない形で進化している国が多くあります。米国ではSEOの職種別の給料調査が行える程多様になって進化してきています。
上記米国調査では4%程度の「リンクビルダー」が、日本では90%以上を占めているのではないかと私は思います。

その中、色々と話が流れていますのでここでは詳細を書きませんが、今の形の「リンクビルダー」が活躍できる場は小さくなってきています。
おそらく今後もリンクの専門家は残ると思いますが、僅かな高いレベルの専門家以外はリンク中心で商売することができなくなると考えています。この動きが本格的に始まったのは昨年夏ですが、この半年強でさらにその速度を早めています。
SEO会社も人工リンク中心からそうではないように転換を図っている所もあるようですが、それを短期間でできるほどSEOに必要な知識は浅いものではありません。
ここ数年でSEO市場が拡大したにもかかわらず、しっかりしたサービスを提供できる人/会社が減少を続けているのが今の状況だと思います。

今、SEOのスキルセットを多く持った方がSEOの専門家に転身できたならば、自分の価値を早く大きく高められると思います。また、アクセス解析の方のサブスキルとしてもSEOは非常に良いものではないでしょうか。
今後に迷われている方がいましたら、ぜひ検討してみてくださいませ。

じつは小さいSEO業界で、みなさまのお越しを心からお待ちしております!

2012/01/15

2011年に読んだ記事 ベスト10

カテゴリ: その他 | |

年始、帰省中の暇な時間に2011年に自分がはてなブックマークに保存した記事を全部見なおしていました。
私は「あとで読み返す可能性がある記事は全部はてブ」という感じで使っていますが、2011年に私がはてブした記事は、公開・非公開をあわせて1,100強。
こんな出来事があったと自分の一年間を見直したり、読んだけれども忘れていた記事もあって思った以上に面白い時間でした。

特に素晴らしいと思った記事を抜き出していましたので、そのベスト10をここで紹介してみます。

SEO以外の記事

仕事関係のSEOの記事が多かったのですが、まずはSEO以外の記事です。

いつ来るか分からない15分のために常に準備をしているのがプロ、デザイナー奥山清行による「ムーンショット」デザイン幸福論 – GIGAZINE

はてブ:3051件
これは話題になった記事ですね。日本人の仕事の仕方や、プロ/アマチュア論などとても読み応えがありました。
年に一度読み返すフォルダに格納しています。

古賀洋吉氏(@yokichi)のドラクエ人生論 – Togetter

はてブ:66件
ドラクエで喩える人生論。
喩えってあまり好きではないんですが、これは言い得て妙な喩えばかりで納得でした。


うん、旅に出よう。

大反響となったネットの投稿「余命51時間だけど質問あるかな?」:らばQ

はてブ:1321件
日本でも人気の「何か質問ある?」のシリアスなものです。
僕らにメッセージか教訓を残したいとすれば、という質問への回答「我々が持っている何であれ、人を傷つける価値はないということ。何もかも儚いものだということ。種族も性別も宗教も。」という言葉が心に残ります。

バスタオル | 京都大丸シモダの残念展

はてブ:1件
やはり2011年の出来事で震災以上のものはありません。この記事が公開されたのは3月17日で、震災後に最初に笑いをくれたものでした。
記事にもあります通り、この記事がくれた笑いは心の余裕をすこし取り戻す事ができたように思います。あの状況ですのであまり話題になることもありませんでしたが、私には心から有難い記事でした。
改めて読み返すと、震災に触れつつ、誰も傷つけない形でしっかり笑いに落とし込むという素晴らしい記事だったと気付きました。

いつも笑いを提供する側の方が良い形で笑いを提供していて「それぞれの人が出来ることをすることの大切さ」など、色々と考えました。ネットにすらほぼ笑いがなかった時期、やはり非常に勇気がいることだったと思います。

風俗行ったら人生変わった

はてブ:1087件
2chまとめの長文。読むのに1-2時間はかかりますが、中盤以後がエキサイティングで面白いです。時間がある時に是非。
これは絶対出版とか動くだろうな、と思ったけど今のところ無いですね。

SEO関係の記事

SEO関係の記事です。

東日本大震災で被災地の人は何を検索したのか

はてブ:932件
震災のときに、人が何を検索したのか、という記事。
単にSEOの検索行動の実例としても興味深い記事ですが、大きな災害に見舞われた時に、人はネットでどのような情報を探すのか、という事を詳細レポートされているこの記事は、非常に有意義で素晴らしい記事と思います。

GoogleはSEOをスパムとみなしているのか? | 海外SEO情報ブログ

はてブ:23件
GoogleのMatt CuttsがYoutubeで公開した映像の日本語訳の記事。
Googleが公式にこのように言ってくれるのはとても嬉しい事でした。
Matt Cuttsの解説

SEOs, feel free to point people to this video if you hear someone claim that all SEOs are shady or sell snake oil.

『誰かが全てのSEOがいかがわしかったり、蛇の油を売るようなものだと主張してたら、このビデオを使っていいよ』とのことなので、早速何度も使わせてもらっています。
まぁ、いかがわしかったり、蛇の油どころか、蛇の毒を売っているようなところも少なくないですが……

SEO を考えるためのフレームワークを再定義してみよう

はてブ:22件
最新のSEOの考え方についての記事。以前の通りに考えることは出来ない事が増えてきて、この考え方が重要になってきていることを私も実感しつづけています。

SEO Salaries – Top Cities, Jobs and Salary Ranges for SEO professionals

はてブ:1件
英語のインフォグラフィック。アメリカのSEOの専門家の給料事情をまとめたもの。
日本のSEOとはやっている事も、文化もネットの状況もあまりに事情が違うものの、日本のSEOもこのように評価されるようになってほしいです。

SEO内部施策だけで検索エンジンからの来訪が3億PV増加、社内にSEOノウハウも蓄積/pixivのSEO事例

はてブ:595件
前職の関係の記事です。日本でSEOの実例がしっかりと紹介されることは本当に珍しい事と思います。尽力くださった方に心から感謝致します。

はてなブックマークの見返しについて

ほとんどの記事はタイトルだけを見るとはいえ、2100記事その見返しは、三時間強かかりました。
しかし今後もやってみようかと思うほど、一年を振り返るには良い情報でした。

年に一度ではあまりに時間がかかりますので、半年に一度位で。
またその時にまとめてみます。

非常に魅力的で勉強になる記事を公開してくださった方、どうもありがとうございました。2012年もどうぞよろしくお願い致します!

2011/12/31

2011年末のご挨拶

カテゴリ: その他 | |

1231
2011年末のご挨拶です。

本年、リアルで色々とお世話になった方々、TwitterやGoogle+で交流してくださったりこのブログを読んでくださった方々、どうもありがとうございました。
大きな変化もあって色々大変な一年を無事乗りきれましたのは皆様のおかげです。

この3ヶ月を振り返って

9月末までで前職を退職し、フリーランスのSEOとして活動を始めました。

嬉しいことに数名・数社の方にお仕事を頂きまして、10月、11月から数社のWebサービスを中心としたサイトのSEOに取り組んでいます。
思っていた通り私がお役に立てる部分は沢山ありましたし、思っていた以上に魅力的な人たちとの仕事は楽しく大きく成長できています。
退職当初は不安でいっぱいでしたが、3ヶ月後の今はやはりあの時の決心は正しかった、と確信をもって言える事をとても嬉しく思います。

まだ立ち上げに慌ただしい状況で忙しい状況になってしまい、お客様からレッドブルを頂くような心配させる状況ではありますが……立ち上げの時期も終わり来年は本格稼働のつもりで頑張ります。

Decade更新

2010年版から作り始めましたDecadeを更新しました。
Decadeは、自分の十年史プレゼン資料というようなものでしょうか。
始められた河野さんの説明がこちらです。

こちらが私の今年版です。去年のに数ページ加えただけですが。

一年を振り返ってみますと、仕事の面では自分では満足できていますが、変化に備えて準備していたにも関わらず10月以後に仕事以外でやりたいと思っていた事にあまり手を付けられませんでした。
来年の更新の時には、いい形で更新できるよう頑張ります。

私は去年、多くの方のDecadeを見て刺激を受けまして、年始に作ってみました。
自分の昔を振り返ってまとめるのは簡単ではないですが、本当に良い事ばかりでしたので、ぜひ作ってみてください!

来年もがんばります

2012年、私が仕事にしているSEOの業界は大きく揺れ動く一年になるのだろうと思います。
その中でお客様に少しでも貢献しつつ、『検索する人にもWebサイト運営者にも検索エンジンにもプラスになるようなSEO』を多くの方に知って頂けるような活動をしていきたいと思っています。

彼がさまざまな成功者の人生を調べたところによると、人生の転機は、26歳、38歳、51歳でやってくるという仮説だ。その調査範囲は芸人のみならず、スポーツ選手、海外の企業家、さらにマンガのキャラクターなど多岐にわたる。
博多大吉が書籍「年齢学序説」サイン会を開催より引用

来年8月には38歳です。
「人生の転機」が2012年に起きるのか、それとも今年の10月から始まった事なのかはわかりませんが、どちらにしてもいい方向にいけるようにできるよう全力で頑張ってみるつもりです。

2012年もどうぞよろしくお願い致します。

2011/12/25

Gmail振り分けの便利な使い方

カテゴリ: Webサービス | |

Gmail振り分けイメージ

わたしはメールは全てGmailで読み書きしています。

自宅ではWebから、外出先でのメール確認と簡単な返信はAndroidでやっていますが、そうするとAndroidは中々やっかいな部分があるのですよね。

たとえば。急ぎではないメールも未読メールとして通知される事です。多くのメールを受けるようになると、Androidを見る度に未読のアラートが出るようになります。
小一時間ミーティングをしているとあっという間に未読10通の通知で、慌てて確認すると急ぎではない用事ばかりというような事ばかりで、ストレスになります。

仕事でGmailを使う機会も増えたので、この事も含めて少しでも快適にならないかと色々と試していましたが、やっと満足できる方法に着地できました。

ポイントは「振り分け/ラベル付を最低限にして検索を使う」事なのですが、そのためには幾つかのポイントがあります。

Gmailのフィルタ文法を把握

前提としてGmailのフィルタの独特の文法は理解しましょう。
Gmailの活用はフィルタ活用次第、と思っています。

Gmailのフィルタは、fromやto、件名についての設定部分がありますが、「含む」にGmailフィルターの文法で書く事だけ使うべきと思います。そうすると過去のメールの検索にもフィルターを使って効率よく探せるようになります。

実際の文法で、私がよく使うものは下記です。

  • 『to:メールアドレス』でtoに入れたのと同じ。同様に『from:メールアドレス』『subject:文字列』でfrom、件名と同じ。
  • 『-』を頭につけると除外設定。例えば、『-from:@example.com』でexample.com以外から来たメールとなる。
  • ()で囲んで、スペースで2つ以上の条件を書くとand処理。例えば、『(from:example.com -from:[email protected])[email protected]ルアドレスから来たメールが対象となる。
  • {}で囲んで、スペースで2つ以上の条件を書くとor処理。例えば、『{from:example.com subject:hoge}』だと、 example.comから来たメールか、メールタイトルにhogeが含まれる場合が対象となる。
  • {}や()で、条件は続けて書ける。例えば『from:[email protected] [email protected][email protected] [email protected]
  • [email protected]場合は””(ダブルクォーテーション)を使う。例えば『subject:"New messages from"』などのように。『subject:{"Mail 通信" "至急 メール"}』などのようにすることも可能。
  • 上記の条件は組み合わせ可能。例えば『(from:facebookmail.com subject:{"New messages from" "からの新着メッセージです!"})』では、facebookmail.comというドメインから来たメールで、タイトルに「New messages from」か「からの新着メッセージです!」が含まれているメールが対象となる。

まぁ複雑のように見えますが、慣れれば簡単です。
この文法を覚えておくと、「あまり振り分けを使わずに検索でメールを探す」のがとても楽になるのです。

狙ったようなフィルターにならない場合は、大概は(){}の誤りか、スペースがうまく入っていないだけと思いますので、ご確認ください。

シンプルな振り分け

Gmail振り分けの使い方で問題になるのは、しっかり振り分けをしようとして複雑になってしまって把握できなくなるケースが多いように思います。
そのため、振り分けは可能な限りシンプルにしましょう。

私は、読む必要があるメールは全て受信箱に未読で入るようにしてあります。未対応のメールは受信箱に残し、残りは全部アーカイブしておきます。
そのためには、フィルターでの振り分けを「すぐに読む」「読む」「あとでまとめて読む」「読まない」「スパム」の5つの振り分けに使います。

「すぐに読む」のは、未読のままで受信箱に入るメールで、仕事関連のメールなどが該当します。
「読む」は大至急ではないものの読む必要があるメールで、既読状態で受信箱に入るようにします。読むメールの大半ですね。
残りの「あとでまとめて読む」「読まない」は、受信トレイに入らないようにしてしまいます。そのためにフィルターで「既読にする」「スキップする」としてしまいます。

「あとでまとめて読む」メールは、ラベルを付けておくといいでしょう。

読まなくて良く、後で探す事がないようなメールは、どんどん「スパム」にしていきます。
これは、フィルタを使うよりも迷惑メール報告をかけていく方が良いでしょう。

フィルタ設定は項目を減らす

フィルタを設定するとき、『from:[email protected]『from:[email protected] [email protected] [email protected] [email protected][email protected][email protected][email protected][email protected][email protected]でした。

なお、フィルタの制限としては、ある程度の文字数を超えてはならないようですが、1400文字程度は通ります。メールアドレスだけならば50-60は1つの設定に入るはずです。

下は、私の「読まない」のフィルタですが、この位の量が限界のはずですのでご注意ください。
フィルタ設定例

2つのメールアドレスの使い分け

「すぐに読む」「読む」メールの振り分けのためには、メールアドレスを二つ使い分けるのが一番と思います。
サブのメールアカウントをとり、Webサービス系やメーリングリストなどは、全てそちらのメールアドレスに登録変更した上で、

上がサブメールアドレス、下がメインメールアドレスです。上のサブメールアドレス宛は「既読にする」と設定しておきます。私は今のところ、メインメールアドレスにスパムは来たことがありませんので、メインメールアドレスに来たメールは「迷惑メールにしない」としています。
Androidに通知が来るのは未読メールだけですので、サブメールアドレスに来たメールは、全てAndroidで通知されません。Gmailを開くと、受信トレイには入っていますので確認できますね。

ラベルは「検索ショートカット」

Gmailの長所は検索です。基本的に振り分けをするよりも検索して調べるように出来ていると思います。
検索でも上記で書きましたフィルター文法が有効ですので、それを活かせば過去のメールでもすぐに出てきます。

ひとまずラベル振り分けは無しにして、検索して見る機会が多くなったら後からラベルを設定する形でいいのではないでしょうか。
ラベルは、受信時振り分けというよりも「よく使う検索のショートカット」として使うイメージです。

実際の私のラベルは、下記のように分けています。

  • メモ:自分の住所など、メモがわりに使うメールを手動で振り分けています。
  • 仕事用:下層ラベルも作ってで案件別に振り分け。
  • すぐ読む:未読として受信箱に入れたいメールに設定するフィルタです。ラベルをつける必要はないですが、わかりやすくするために。
  • 読む:これも同様。ラベルを付ける必要はないですがわかりやすくするためです。
  • 後で読む:メーリングリストなどをフィルタで振り分けています。
  • 読まない:読まないけれども受信していたいメールをフィルタで振り分けます
  • スパム捕獲:スパム対策。後述します。

仕事用の部分だけ下層にいくつかラベルを作っていますが、他は本当にばっさりと切り分けています。

以前は振り分け/ラベル付けを色々と設定していましたが、振り分けルールがどんどん増えて行って様々なラベルに混乱してしまうようになってから、一度全削除して上記のルールでやってみました。全く支障がなかったですし、設定を変更するときも簡単になりました。

2段階スパム対応

迷惑メール報告をどんどん使っていくと、多くのメールが迷惑メールに入って行きます。
それを確認するのも、中々大変です。
絶対読まないメールを直接削除というフィルターを作ってしまってもいいのですが、必要なメールが迷惑メールになることもありますし、メールマガジンなどざっとタイトルで確認しておきたいメールもありますので、私は削除はせずに週に一度は確認して削除をします。

少しでもこの迷惑メール確認の作業を減らすためには、下記のようなフィルターを設定します。

黒四角にはメインメールアドレスが、ぼかしにはここに表示するのも控えたくなる、迷惑メールによくある文字を入れておきます。例えば『VIAGRA』などですね。
これで本来は迷惑メールに行くはずのメールが、別のフォルダに格納されます。重要なメールが入る可能性が低い「悪質な迷惑メール」が格納されますので、月に一度でもざっと見て迷惑メール報告の上、削除します。

「in:spam」は、迷惑メールのみを対象とするものです。
単に文字列で削除にすると必要なメールも見逃す可能性があります。親切心から私に精力の薬を薦めてくれる友人もいるかもしれません。大きなお世話です。

Gmailが迷惑メールと判断して、さらにそういうワードを含んでいれば、そういうリスクもほぼ無くなるでしょう。
しばらくこの設定を使っていますが、誤判断はないようです。

スター機能の利用

私は、大切なメールをスルーしてしまうことが万が一にも無いように、スター機能を使っています。

私は受信トレイを「未対応」のメールを残すようにしていますが、それだけでは1ヶ月後に行うようなメールが沢山入ると、受信トレイが長くなってしまいますし、タスクをどんどん返信して消していき真っ白にする快感も減ってしまいます。
そのような「後で対応」は、全てスターを付けて「アーカイブ」しておきます。その上で、PCからGmailを開くときのブックマークURLは、Gmailトップではなく「スター付き」ページにしておくことで忘れることも少ないでしょうし、お客様からのメールを見逃す可能性はさらに減ります。

このように、お客様からのメールや大切な人からのメールにはスターが自動的につくようにして、対応したらスターも消すようにしておけば、対応漏れは防げると思います。

また、Androidで前のメールを確認するときも、スターを付けておけば簡単ですね。特に、一ヶ月後のイベントの通知メールなどは、スターを付けておけば当日にすぐに拾えて安心です。

これを行うと振り分けが複雑になってしまいますし、対応した時にスターを消すのを忘れてしまって混乱する事も多いので、あまりお勧めではないです。しかし、重要な仕事関連のメールをスルーする事が無いようにするためには、有効と思います。


以上です。
一度、振り分けルールを全部消して「すぐに読む」「読む」「あとでまとめて読む」「読まない」の4振り分けだけに変えてしまって、フィルタでの検索で探すようにしているうちに、良い感じになってくるのでは、と思います。

なお、その時は念のためにGmailのLabsの「フィルタのインポート/エクスポート」を使うことをお勧めします。
Gmailフィルタのインポート/エクスポート
この機能で既存のフィルタをエクスポートしておけば、使いづらかった時にはすぐに元に戻せます。

せっかく試す事ができる機能もあることですし、一度お試しください。

2011/11/23

_gaTrackerで発表してきました。

カテゴリ: 活動報告 | |

gaTracker風景

11月23日夜、_gaTrackerで発表をしてきました。

_gaTrackerは、真摯いちしま泰樹さんが幹事をされていてグーグル社が協力している、Googleアナリティクスの非公式ユーザー会です。
アクセス解析の著名な方が多く集まって、Googleアナリティクスについて情報交換を行う場なのですが、第3回の今回、私がお声掛け頂いて発表させてもらうことに。

私はGoogleアナリティクスを日々活用させて頂いていますが、アクセス解析を本業にしている方々を相手に話せる事として、SEOでGoogleアナリティクスをどのように活用しているか、という事をまとめました。
資料はこちら。

SEOのための分析をする際に、一部ロングテール部分が無視されてしまう場合があります。数万件、数十万件に及ぶデータの取得・分析は非常に面倒ですので。ただ、特に大規模サイトでは、この分析は極めて重要です。
しかし、この部分の分析を行わないと全く見当違いな分析結果になることもあります。

大規模サイトのSEOの肝はロングテール部分と考えています。ここを無視して分析することが無いよう注意するべきでしょう。
一部、検索関連のロングテール部分が見ることが現実的に不可能なアクセス解析ツールもありますが、『一日5万件の壁』に引っかからない限りは、Googleアナリティクスはこの部分の分析も完璧にできます。5万件の壁にひっかかる場合でも、ほとんどの場合は充分な分析も可能です。
せっかく対応してくれているのですから、しっかり分析していくべきでしょう。

ちなみに、発表の際は、
使用前
これが
使用中
こうなって(GoogleTシャツ装備)
使用後
こうなりました。(胸に+1シール&Googleキャップ&Hi Vis Slap Wraps他4グッズ追加)

ちなみに、持参したノートPCはこれが貼られた痛ノートPCでした。

初めて伺うグーグル、これくらいGoogleロゴを身につけていればせいぜい耳をとられる位で済むかと思いまして…


懇親会の場などで伺う限りでは好評のようでほっとしています。「卑怯」という声はありましたがw
時間をオーバーしても良いと事前には伺っていたものの、長くなってしまい申し訳有りません。
内容をまた聴きまして、反省しつつ今後に備えることにします。
貴重な機会を頂いた_gaTracker運営の方々と、ご清聴頂きました参加されていた方々には心から感謝しております。

私で宜しければ、都合が合えば話に参りますので、ぜひお声かけ下さいませ。

2011/11/20

フロー型とストック型のWebサービス

カテゴリ: Web制作 | |

確かに。フローのメディアは本当は少ないとおもいます。フローになってしまっている所は多いですが。 RT @fshin2000: はてブもそうだけど、絶妙なストックを作っているサービスってすごく大事です。一見フローのメディアが主役のように見えて、ストックの上に成り立ってるんだと思う。
この前、こうツイートしました件について、友人からDMを頂いて話をして面白かったので、補足をエントリに書いておきます。

フロー型・ストック型Webサービスって?

Webサービスは、フロー型/ストック型と分けられる事があります。
一般的には、Twitterのように最新の情報以外はほとんどが『流れて行ってしまう』場合にはフロー型、しっかりと価値ある情報が『貯められる』のがストック、ということでしょうか。
でも、このサイトはフロー型、こっちはストック型という事の明確な線引きは無いはずです。
その分類は、人によって解釈が違うでしょう。例えば、日々コンテンツが追加されていって、主動線から古いコンテンツが消えて行くのがフロー型Webサービスならば、Cookpadはフロー型でしょうか?ではWikipediaは?
似たWebサービスでも、Instgramはフロー型かもしれませんが、Flickrはストック型な気がしませんか?

例を出します。
Twitterは代表的なフロー型Webサービスでしょう。おそらく過去まで全て遡れるようにできないことは無いのでしょうが、「ツイートが流れて消える」事が、良くも悪くもこのWebサービスの重要な要素の一つですので注力せずにいるのかと思います。
では、Twitterの投稿を保存してあとで見返せるようにしているWebサービス、Twilogがあります。このサービスをフロー型、と思う人は居ないでしょう。これはストック型です。

では、もしもTwitterがTwilogの機能を持っていたら?それでもやはりフロー型ではありますが、ストック型の機能を持ったフロー型のWebサービスでしょう。
そのときTwilog的な機能がどんどん高性能化していって、その人の過去のツイートを非常に魅力ある形で整理することでユーザーに高い価値を提供できるようになったら。最新ツイートよりも過去のツイートの情報の方が価値あるものになったら。それはストック型Webサービスになるのかと思います。

本来、フロー型・ストック型ではなく、フロー機能・ストック機能と呼ぶのが正解なのかもしれません。
そのフロー機能と、ストック機能のどちらに高い価値が認められているかが、フロー型・ストック型を分けるものでしょうか。

ストック型Webサービスになるために

ほとんどの一般的なフロー型Webサービスは、ストック部分に魅力を出せなかった(もしくは重視せずに出さなかった)Webサービスなのではないかと私は考えます。

ストック型になれないフロー型は、最新情報以外は意味を持たない情報だけを扱うものや、何かの理由で過去の情報を参照させられないもの、もしくはストック型になることを重視せず、他に任せた/諦めただけかと考えています。
ほとんどは、フロー+ストックとして高い価値を出せるにも関わらず、ストックできないでいる所がほとんどなのかと。

もちろん、すべてのWebサービスがストック型であるべき、とは思いません。ひとつのサービスで完結しないで、APIなどによって他に任せているものにも、非常に良いWebサービスが多くあります。しかし、そういう形であるべき所は少ないはずです。

では、ストック部分に魅力を出すために重要なことは、以下の2つだと私は考えます。

  • 検索エンジンで、高い価値がある過去の情報が探せるようになっている事
  • Webサイト内の動線で、高い価値がある過去の情報が探せるようになっている事

このどちらかがうまくできていれば、そのサイトはストック型ということになるのではないでしょうか。

前者の検索エンジン対応は、大量の情報を持っているWebサービスでは簡単ではありません。特に巨大サイトの過去の情報を、いい形で検索されるようにするのは本当に難しいものです。私はその専門家ですが、必死に考えてご提案して検索流入は伸ばせても、「ストック型」と言える域まで行かない事がほとんどです。
また、しっかり過去の情報を評価させるようにさせられるようなSEOは日本には非常に少ないです。(11月現在、私も新規の仕事をお受けできておりません・・・)

しかし、後者『Webサイト内の動線』でのストック化は、じっくり考えればできない事ではないかと思います。Web制作ならば必ず取り組むべき所でしょうし、その専門家も大勢いるかと思います。もちろん簡単なことではないでしょうが。

制作側が最新情報以外への動線を諦めなければ(もしくはSEOを妥協しなければ)、ストック型になれないWebサービスは少ないと思います。
意図的にフロー型にしているのではなくて「フロー型になってしまっている」のであれば、ストック型化を諦めずに考えていく必要があるのではないでしょうか。

2011/11/16

ChromeでJavaScriptを無効にする方法(NotScripts)

カテゴリ: Web制作 | |

Google Chromeをメインブラウザにすると、本当に便利な点はいくつもありますが、幾つかの不満が出てきます。
その内の一つが「ChromeではJavaScriptを無効にしづらい」という事です。

Firefox等では、各種プラグインで簡単にJavaScriptオフに出来ましたが、Chromeではとても面倒です。
通常の機能ではChromeではJavaScriptを無効にすることはできません。起動オプション「–disable-javascript」を使うという方法はありますが、ブラウザの立ち上げ直しは面倒です。
追記:オプション→高度な設定→プライバシー?コンテンツの設定→Javascript でも無効化はできますね。ブラウザ全体になってしまいますが。

しかし、Web制作や、SEOの仕事などではJavaScriptオフでの挙動確認も頻繁に行います。
そういう方のために、NotScriptという拡張機能があります。Firefoxでいうnoscriptと同じ機能ですね。

しかしこのプラグインは、初期設定が中々面倒ですので、NotScriptsのインストールの仕方を書いてみます。

NotScriptの入手

NotScripts(NotScriptではなくNotScriptsです)は、まず、ここからインストールできます。
Chrome ウェブストア

インストールは、普通のChromeの拡張機能のインストールと同じですね。

初期設定

面倒なのは初期設定です。

NotScriptsをインストールすると、ブラウザのURL表示部分に、ピラミッドのマークが現れます。
まずはこれをクリックしてから、Optionsを選択してください。
こんな「パスワードが設定されていない」というアラート画面が表示されます。

NotScriptsを動かすには、セキュリティのためにパスワードを設定する必要があるのです。

パスワードを設定するためのファイルは、下記の場所にあります。この場所を開きましょう。

  • Windows XP: %userprofile%\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions\odjhifogjcknibkahlpidmdajjpkkcfn
  • Windows Vista or 7: %userprofile%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions\odjhifogjcknibkahlpidmdajjpkkcfn
  • Mac OS X: ~/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/Extensions/odjhifogjcknibkahlpidmdajjpkkcfn
  • Linux: ~/.config/google-chrome/Default/Extensions/odjhifogjcknibkahlpidmdajjpkkcfn

※Windowsの場合、初期設定では隠しファイルになっていますので、それを見られるようにする設定が必要です。

ここに『CHANGE__PASSWORD__HERE.js』というファイルがありますので、それを編集しましょう。
このファイルの下の方に、
const ENCRYPTION_PASSWORD = "";
という行があります。この""に、20文字以上100文字以内でパスワードを書きましょう。
20文字と長いですが、一度設定するとまた求められることはないはずなので、複雑で問題ありません。

パスワードを入力しましたら、一度上書き保存して終了します。
(後でまたこのファイルを開きますので、すぐ開けるようにしておいてください。)

JavaScriptの不許可設定

初期設定を終えてChromeを再起動したら、どこかJavaScriptを多く使っているサイトに移動してみてください。
開きませんね・・・

この状態で、ピラミットマークをクリックすると、このように表示されます。
NotScript設定イメージ
全てが「Block From Site」になっています。NotScriptsは、初期状態では、JavaScriptを全て不許可設定です。
このあと、JavaScriptが動いても良いサイトだけ許可を出していく事で、普通に表示されるようになります。

しかし、これですと新しいサイトに行く度に許可を出さないと行けないので、面倒です。
「初期状態を全て許可、ダメなサイトだけ不許可にする」設定にするためには、先ほどのパスワードファイルをもう一度開いてください。
パスワードを記入した場所の上か下に、下記の一行を追加しましょう。
const BLOCKING_MODE = "BLACKLIST";
上書き保存してパスワードファイルを閉じて、Chromeを再起動すると、設定が下記のように変わります。
設定画面その2
これで、初期状態は全てJavaScript許可で、上の設定から「Block From Site」を選択したドメインだけJavaScriptが不許可にすることができます。

なお、この設定方法は、Optionsから、Whitelist/Blacklist に記載があります。

NotScriptsでJavaScript無効化

上記の設定で、Firefoxのように、簡単にJavaScript無効化ができます。

無効化したいページを表示している状態で、ピラミッドマークをクリックして、無効化したいドメインの「Block From Site」を選択するか、全部不許可にするときは「Block All Shown」をクリックしてください。
JavaScript無効にしたものをまた許可する場合は、有効化したいドメインの「Allow」か、「Allow all Shown」をクリックしてください。

Chromeはとても便利なブラウザですが、他のブラウザと勝手が違う部分は沢山あります。
しかし、大概の問題は、拡張機能で解決できるはずです。

JavaScriptの無効化は、NotScriptが一番と思いますので、お困りの方はぜひお試しください。

2011/10/01

フリーランスのSEOになります

カテゴリ: その他 | |

名刺

9月末をもって株式会社アイレップを退職しました。10月からはフリーランスのSEOとして活動します。
今後は様々なWebサイトにSEOとして関わりつつ、非常勤にてアイレップのSEOサービスにも関らせて頂きます。

37歳という若くもない年齢で、この選択をした理由を書いておこうと思います。

現状に不満があって退職するわけではありません。働く場所としても取引先としても、心からお勧めできる会社でした。今まで合計8社に在籍しましたが、その中でも一番好きな会社です。
(新卒入社の会社以外は現存していませんが、現存していた頃の話としまして…)

私は2007年4月に東京に来ました。それまでは、札幌で独学でSEOを実践していましたが、今考えると基礎もできておらず沢山勘違いをしていたと思います。4年半後の今はSEOにも自信が付き、一人で仕事をしていけるようになりました。私がたったの4年半でそうなれましたのは、この環境以外では無理だったのではないかと思います。前職の方々には、心から感謝しております。

その恵まれた環境から、退職を選びましたのは色々と理由があります。
一番の理由は、別の環境でもっとWebを学びたいという思いでした。

私はSEO(職種として。Search Engine Optimizer)ですが、その仕事は非常に幅広い知識が必要です。

(リンクのみなど限定したサービスを除きますと)SEOコンサルティングは、Webサイトに対して何か変更する提案をするのが主な仕事です。そのためには、キーワードの知識と、どのようにしたら検索エンジンが認識しやすくなるか/評価しやすくなるか、という知識だけがあればいいわけではありません。

全てのWebサイトのHTMLやシステムは何かの「意図」があって作られているものですので、その意図を理解しないで提案したのでは、意味が無いアドバイスになってしまいがちです。
しかし、Web制作者の意図を掴んで、変更が容易な部分を把握して提案できたならば。さらに、SEO観点以外でも今よりも良くなるようなアドバイスでSEOにも効果がある部分を指摘できたならば、より実現性のあるSEOの提案になります。

でも、そのような能力を一人で持つのは本当に難しい事です。
成果に結びつきやすい表現やユーザビリティ・アクセシビリティの理解、アクセス解析、システムやサーバの理解も必須です。最近ではソーシャルメディアの理解も極めて重要になりました。
私は、検索エンジンの知識があった上でインターネット全体の知識がないと、理想的なSEOコンサルティングはできないと考えています。
#もちろん、そうではなくて分業した形のSEOの専門家も有りとは思いますし、多くの場合、現実的に正しいとも思いますが。私は、そうではないSEOになりたいと思っています。

これまで、個人としても会社で提供するサービスとしても、そのような理想に近づけるように努力をしてきましたし、充分に価値あるサービスを提供できてきたと思います。
しかし、まだまだ上があります。お客様に改善施策をご提案してそれが通らない度に、それを痛感していました。

その中で、検索について前職で学んできましたが、Webを一番学べたのはお客様からです。
もっと色々なサイトに関わって学びたいという思いが強くなる中、何かの理由で会社では仕事としづらい魅力的なWebサービスや、この人から学びたい、と思う方が増えてきました。
これまで仕事で関わってきましたのは大きなお金が動くWebサイトがほとんどです。しかし、安定した収益がまだ得られていないような魅力的なWebサービスには学ぶべき事が非常に多くあります。そしてSEO上の問題を抱えている所が多いですので、私が力になれる部分が多くあります。
もちろん、前職の会社にいらっしゃる方から学び尽くしていないですし、在籍していた方がより多くの大きなWebサイトに関われます。しかし、天秤にかけた結果、一人でやってみるべきという結論を出しました。

単純に、Webが好きな人間として自分が好きなWebサービスに深く関わってみたい、という想いもあります。
少しおこがましい考えと思いますが、アクセスが伸びずに困っている魅力的なWebサービスを運営するスタートアップ企業の人をSEOで力になりたい、という想いもあります。

そのような意図に一番あった活動としまして、今後「Webサービス」を中心としたSEOを行います。

本格的な「Webサービス」のSEOは非常に難しいものです。それぞれのサービスで性質が全く異なりますし、それぞれが抱えるSEO上の問題も大きく違います。サイト上の制約もユニークで、サイト構成・ユーザ動線も複雑かつ大規模です。
毎日数万ページ増える自動生成ではない価値あるコンテンツや、サイトの構造をユーザが変えていけるようなWebサービスを検索エンジンから評価されやすく、それも今だけではなく今後の検索エンジンの動きを想定して評価され続けるようにする事、そんな複雑で前例もないSEO上の大量の問題に向き合って行かないと行けない場合がほとんどでした。

しかしそれらのWebサービスは独特な魅力を持っていますし、それを運営する人も非常に魅力的な人ばかりです。
SEOは「Webサイトや運営する方々の魅力を、アクセスと収益に変える事」が可能です。魅力的な人が運営する魅力的なWebサービスは、SEOで大きく価値をあげられるものだと思いますし、実現もしてきました。
今後、その事にさらに向き合っていきたいと考えています。

今後関らせていただける方々、どうぞよろしくお願いいたします。SEOとしてできることを精一杯頑張らせて頂きます。

改めて、この4年半前職でお世話になった大勢の方々、お客様と会社や業界の方々には深く感謝しております。
特に、渡辺さんには深く感謝しております。著書で勉強した事をきっかけにSEOを始め、入社後もSEOについて何から何まで学ばせて頂きました。もしも渡辺さんが居なければ、まだ私はSEOのSの字も知らずに仕事をしていたのではないかと思います。

お世話になった方々と、SEOの業界を日本で創られてきた方々には心から感謝しておりますし、このご恩は今後何かの形で返していきたいと考えています。

今回の選択は、私にとってかなり大きな冒険です。しかし、これまでに何度も大きな人生の分岐点にたって、真剣に考えて出した結論に従って失敗だった事はありません。前回、4年半前の選択も最善の決断だったと思いますように。
今回も真剣に取り組んでいけば良い選択になるはずと確信しています。

頑張ります!

2011/09/04

Twitterアクティブサポート入門を読んだ

カテゴリ: | |

Twitterアクティブサポート入門
smashmediaの河野さんが著者の「Twitterアクティブサポート入門」を読みました。
公式サイトで紹介されていますレビューで語られています通り、ツイッターを使おうという企業にとって、素晴らしい内容です。

これまで知り合った方から「会社でTwitter使おうと思うんだけど」と聞かれることが何度かありました。少し話を聞きますと「無料なんだよね?」「カンタンなんだよね?」というイメージが先行している印象です。
「無料でカンタン、誰にでもできる!」というものではないものの、うまく活用できれば非常に有益、ということもわかっています。しかしそれは簡単に伝えられるものではなく、数分で話ができることは「簡単じゃない」「難しい」という事だけしか伝えられませんでした。

去年、親しい知人から聞かれた事もあって、せめて良い本を紹介できればと本屋で探した事がありました。しかし、使い方の解説だけか成功事例を紹介する本しかありませんでした。
靴の履き方と目的地の素晴らしさを教えるだけで、実際の歩き方、走り方が説明された本はほとんどありません。もちろんそのような本も非常に有益ですが、それ「だけ」では道に迷う事しか無いように思います。

この本「Twitterアクティブサポート入門」は、実際の出発の仕方(上司の説得の仕方・トレーニングの仕方等)や、歩き方(運用ルールの設定例等)や杖の紹介(ツール紹介)など、Twitter活用の一つの道がすべて網羅されています。これから「Twitterを始めたいんだけど」という時はこれ一冊を紹介すればいいと思える素晴らしい書籍です。

個人的には、内容の多くはある程度大きな団体、カスタマーサポートチームを自社で持っている会社を対象として紹介していつつ、十数人?数十人の中小企業の方が読んだとしても多くの情報がそのまま使えるようになっている事がさらに素晴らしい、と思いました。

企業サイトでTwitterをこれから活用してみようという方、アカウントを作ったものの凍結状態の方は、ぜひ一度読まれることをおすすめします。


さて、実際の内容は、公式サイトで多くの方のレビューが紹介されています。レビューが一足遅れた私は、何でも検索で考えてしまう残念なSEO脳でちょっと考えたことを書いてみます。

p.58にこのような記述があります。

『まずアクティブサポートにはコールセンターの負荷低減につながる可能性があることをアピールしましょう。アクティサポートであれば、ソーシャルメディアという公開された場でやりとりされるため、メールや電話でのサポートと異なり後日、他のお客さんが検索して発見することもできます。いうなれば、FAQがインターネット上につくられていくということです。』

この事は素晴らしい効果と思いますが、今年の夏以後、簡単ではなくなりました。
2011年の初夏からTwitterの個別ツイートページは、ほぼ検索結果に現れることが無くなっています。これは、GoogleとTwitter社のデータ提供契約が終了したことや、Twitterの旧UI廃止などが影響したと考えられますが、実際、ほぼ検索結果ではアカウントトップ以外、Twitter公式はほとんど表示されなくなっています。
Yahoo!検索においても、基本的に検索結果はGoogleの検索結果を引き継いでいます。一部、Yahoo!独自のリアルタイム検索が表示されていますが、それはごく限られた話題のワードで、最新期間のツイートに限られています。

この状況がずっと続くのか、近日また表示されるようになるのかはわかりません。しかし、大きい会社同士の色々な思惑に引きずられるのは残念な事です。

しかし、それでこの利点を諦めてしまいたくはありません。
アクティブサポートで非常に多くの、ユーザの生きた疑問を解決するツイートは、非常に魅力的な「コンテンツ」でもありますし、これらが検索できないのはあまりにもったいないでしょう。

巻末のツール紹介にも記載されています、Twilogを使った上で、公式サイト等からTwilogの自社アカウントトップにリンクを張ることは有益でしょうが、必ずしもTwilogが検索されやすい状態ではないですし、特に毎日相当数のツイートをするアカウントではうまく検索されるのは難しいです。

個人的には『FAQがインターネット上につくられていく』ことを、実際にFAQにすることができれば理想では?と考えました。
これまで私が見たいくつかのアクティブサポートでは「詳細は公式サイトのこちらでもご紹介しておりますので、よろしければ御覧ください」と公式サイトに誘導されるのが少なくないと思います。
しかし寄せられる質問の多くは、公式サイトには情報が無く迷っている事でしょう。(あっても見つからないかもしれませんが)。
そのような場合にアクティブサポートをされている方が、実際に多く寄せられる質問をFAQとして公式サイトで公開して行くことができたならば、『コールセンターの負荷低減』だけではなくて『アクティブサポートの負荷低減』にもなり得ると思いました。

私は、アクティブサポートの現場の実際も知りませんので現実的な事かはわかりません。
ただ、多くのサイトでのFAQが更新される頻度は、非常に少ないように思います。また、FAQといいつつ実際にFrequentlyにAskedされている方がFAQ作成に関わってい無いことも多いのではないでしょうか。

この本で読みました、『Twitterでのアクティブサポートはカスタマーサポートが行うべき』という考えは、心から納得できる事でした。それならば、FAQ作成/更新もカスタマーサポートが深く関わっていくべきなのでは、と思います。

もしもTwitterでの理想的なアクティブサポートを実施されて、そこで分かった顧客が感じた問題点が次々とFAQに反映されていったならば。さらにそれをアクティブサポートで参照リンクとして使い続けられれば、サポートとしても、SEOとしても理想的な状態になりそう、と思います。

2011/08/20

Facebookでプライバシーを守る設定 「タグ付けされた写真」拡散防止

カテゴリ: Webサービス | |

Facebookでタグ付けされた写真
Facebookで「写真にタグ付けされました」という通知を見たことがありませんか?

これは、誰かがアップした写真に私のタグをつけると、私の友達全員にその写真が「タグ付けされた写真」としてニュースフィードで告知される仕様になっているからです。
これは、大きな問題につながることもあります。

もしも、だれかが顔を隠したあられもない写真をUPして、それに私のタグをつけたら、私のFacebookでの友達二百数十人に公開されるわけですね。きっと大勢の人がそのあられもない写真を私と勘違いして、喜劇か、すごい喜劇かが生まれることになるでしょう。

そのような事は、多くは悪意ではなくて、単純に拡散するとは思わないでタグを付ける場合がほとんどでしょう。
十数人の繋がりでFacebookを使っている人が、気軽に友達の名前をタグづけたら、その人は数千人の友達を持っている人で、その全員に告知される…いろいろなトラブルが目に見えています。

大勢の人に見せたくない姿をアップされるのはやはり避けたいものです。
さらに、最近ではスパムに利用されることも出てきました。宣伝の写真をアップして、友達が多い人のタグを大量につけるような行為です。

このトラブルは、Facebookのプライバシーの設定でカンタンに防ぐことができますので、ご紹介します。


まず、Facebookの右上から、アカウント→プライバシー設定をクリックすると、このような画面がでてきます。初期設定では、このようになっているはずです。
手順1
この上の画面で、一番下の「設定をカスタマイズ」をクリックしましょう。すると下のような画面がでてきます。

手順2
この下の方、赤枠部分の「他のユーザーがシェアする情報」の「設定を編集」をクリックしましょう。
すると、このようなポップアップが出てきます。初期状態では、友達の友達、になっているはずです。これを、カスタマイズ、を選択しましょう。
手順3
すると、下のような画面に切り替わります。この、対象者を「自分のみ」に変更しまして、「設定を保存」を押しましょう。
手順4

これで設定は完了。左上の自分の名前をクリックして自分のプロフィール画面を見ると・・・
プロフィール画面1

普通に出てしまっていますね。これは、設定を誤ったわけではありません。
友達から見ると、タグ付けされた写真は下のように消えています。
プロフィール画面2

Facebookのプロフィール画面、ウォールは、このように見る人との関係によって大きく変化します。

これを見るのは、わざわざ別IDを取らなくても、アカウント→プライバシー設定→設定をカスタマイズから、上の「プロフィールをプレビュー」ボタンを押すと、下のような「特定のユーザーに表示される内容を見る」という画面がでてきます。
手順7

ここに、友達の名前を入れると、その人からどう見えるかが確認できます。今回の設定をしていますと、タグ付けの情報は表示されていないはずです。

今回の方法は、「他の人が勝手に自分の友達に自分の写真を見せる」ことだけを禁止するための設定です。
Facebookが、誰かにアップロードを禁止することができないように、その人が情報を整理するためにタグを付けることも禁止できないです。その人の友だちにそのことを知らせる事も禁止できません。
Facebookで、自分が写った写真がアップされるのを防ぐ方法はありませんので、それは写真を撮られないように注意するか、撮った人にお願いしておくしかないでしょう。

けんすうさんがブログの「ほとんどがオープンになるソーシャルメディア時代での心構え」の記事で書かれていましたように、やはり公開されてしまう時代です。
多くの人に見せられたくないことがあるならば、十分な対策をするべきだと思います。

前にも書きました通り、多くの人はFacebookで写真タグをなんの気もなしに付けていますし、スパムに利用されることもあります。
余程の理由がない限り、早々にこの設定はしておいたほうがいいのではないでしょうか。

2011/07/31

WordPressで写真共有をカンタンに行う方法

カテゴリ: WordPress | |

ブログで画像共有イメージ

Twitterを使っている方で、ケータイから撮影した写真を共有するのは、TwitpicやInstgramなどのサービスを使われる事が多いでしょう。

しかし外部サービスに写真を預けていると、いざというときに探しづらいものです。大手サービスの場合は気にする必要も無いかもしれませんが、サービス終了も気になる所ですね。やはり、自分のコンテンツは自分の手の届くところに、と思うのは当然の事でしょう。

そして、投稿した写真のURLがRTやソーシャルブックマークで広がっていくと・・・SEOな私にとっては、せっかくのリンクが他サービスに!と(いろんな意味で)残念な気持ちになります。

という事で、Twitterで共有する写真をどうにか自分のブログで上手く公開できないか、と思っていました。
具体的には、下記のような機能をもてれば、充分使用できると思います。

  • 使用中のブログの一部と検索エンジンに認識されるように公開
  • ブログを使いつつ、RSSや検索エンジン向けサイトマップには流さない
  • 良い感じに画像サイズを調整して表示
  • 写真投稿後、自動的に、短縮URLでツイート

いくつかのプラグインをあわせて使うと思い通りに出来ましたので、ここで共有してみようかと思います。

手順

下記の方法で、特定のメールアドレスに写真を添付して送信することで、メールのタイトルは記事タイトルでTwitterにも投稿される形になります。本文にはURLにアクセスした人にしか見えない文章が入る形になります。
メール送信後、数分で記事がポストされて、Twitterにも短縮URLで投稿されます。

これを実現するために、4つのプラグインの設定と、少しのテンプレート調整が必要です。

Ktai Entry

WordPressにケータイメールで投稿するプラグイン、Ktai Entryをインストールします。
この手順の中で、インストールするのが一番面倒なプラグインです。最初から大変ですが、一番の山ですので頑張ってください。

投稿設定を入れる際に、これまで使っていないカテゴリを設定する事を忘れずに。私の場合、「photo」というカテゴリを用意しました。

Ktai Entryですと、メール着信後すぐにブログエントリーにする機能を持っていますが、設定が少し面倒なので、私は5分に一度チェックする方法にしました。

Advanced Category Excluderを導入

イベント参加時など、何度も写真をTwitterに流すと、トップページやRSSが酷い事になります。
一日に10もRSSを流してしまうと、購読してくれている人も解除してしまうでしょう。

これを防ぐために、Advanced Category Excluderを導入します。
これは、Wordpressに投稿したカテゴリ別に、どこに表示するかを指定できるプラグインです。

これで、上で写真投稿用に設定したカテゴリを、表示しないように除外していきます。

私の場合は、Archive、Home、RSS Post、RSS Comments、Pagesを除外しました。
この設定は、TwitterをWordPressブログに1週間まとめて投稿する方法でも使用したもので、ツイートまとめも上と同じ設定で除外しています。

Google XML Sitemapsの調整

WordPressを使っていてSEOを考えている人はほぼ全員入れているほど有名な、検索エンジン向けサイトマップの生成プラグインですが、普段の記事が少なくて写真連投をする場合は、下手にSitemapに入れてしまうと認識が狂う可能性もあります。

この写真投稿カテゴリに投稿された記事は、サイトマップに含めないように、「含めない項目」にいれておきます。
ちなみに、私はツイートまとめ投稿もサイトマップに含めていません。
これは、必ずしもベストプラクティスじゃないかもしれません。人によって意見が違うでしょう。私もしばらく上記設定で様子を見て、おかしいようなら変えようと思っています。

デザインを変更

Twitpicなどに近づけるためには、可能な限りデザインも軽くしたい思います。写真共有用の投稿は表示内容を変えるべきでしょう。

これは、プラグインではなくてWordpressの基本機能で、カテゴリ毎にテンプレートを分ける方法がありますので、それで実現可能です。

私の場合は、可能な限り写真を上にだすために上部の共有ボタンを削除。下の共有ボタンは右上に移動した上で、右上の目障りなプロフィール写真をはずしました。
サイドバーは、重くなるウィジェットは解除。Twitter連携で使う事を考えて、最新ツイートだけは残しました。
コメント機能も一応欲しいかと、一番楽につけられるコメントのFacebookソーシャルプラグインのコメントを追加しました。

Twitterへの自動ツイート

ブログに投稿されると自動的にツイートしてくれる機能をもったプラグインはたくさんあります。
その中でも、特定カテゴリを除外できる機能を持って、URL短縮機能も持ったプラグインでしたら、この用途に使用できます。

私は、Twitter Toolsを使いました。

この方法の欠点

この方法の欠点は、やはり、単純な共有にしか使えない事でしょう。Twitpicはさておき、Instgramなどのように独自のソーシャル機能を持った魅力的な写真共有サービスがありますが、それは当然ながら使えません。

写真を公開する側の視点で考えると、自分のブログで公開した方がいいのは冒頭で述べた通りです。しかし写真を見てくださる方の側にとっては、ブログではなく有名なサービスを使ったほうが使いやすい事も確かでしょう。そして、ユーザが使いやすければ使いやすいほど、拡散も大きくなってより多くの人に見られる事になります。
この問題は、企業が動画などで話題になるコンテンツを公開するときに、自社サイトで公開するか、Youtubeで公開するかの問題にも似ていますね。

テンプレートの修正などで、自分のドメインに写真をおきつつ、ユーザの利便性を上げる事は可能でしょうが、その利便性が専門の写真共有サービス以上になる事はないかと思っています。
私はそれほど多く写真を上げるわけでもないですし、しばらく上記の方法でやってみようと思いますが、この方法を行うか迷われている方は、どちらが本当にいいか考えてみてくださいませ。

2011/06/20

Twitterにリンクを張る時、「#!」有無はどっちがいい?

カテゴリ: SEO | |

Twitterとリンクイメージ
Webサイト運営をしていると、Twitterの特定アカウントにリンクを張る場合が多くあります。

このサイトの右サイドバーなどでも、私、辻正浩のTwitterにリンクを張っています。
・・・というようにリンクを張っていると、[辻正浩]の検索結果の上位にTwitterアカウントが出るようになっています。

その場合ですが、はたしてリンクを張るのは、

  • http://twitter.com/tsuj
  • http://twitter.com/#!/tsuj

#!有り、無しのどちらにするべきでしょうか?

分かっている方には当然かもしれませんが、正解は前者の#!無しです。

普段では後者で張ってもそれほど問題ない場合が多いですし、個人サイトだけではなく、Webサービスなどでも#!有りでリンクされている例がよくあります。しかし2011年6月段階のGoogleの認識を見てみると、前者でないと大きな問題がありそうですので、#!は抜いてリンクしましょう。

この説明は下記に記載します。
若干難しい内容でしたので、時間の無い方はあとでご確認くださいませ。

実験

上記を確認するために、昨年秋からひとつ簡単な実験をしていました。
検索結果でゼロ件の適当な言葉を2つをアンカーテキストにして、#!有りと、#!無しのURLにリンクを数サイトから数本張るという単純なものです。

その十数日後に#!無しのURLでリンクしたキーワードで検索すると、検索結果には#!が無い本来のURLが#!が付いたURLでリンクしたキーワードでの検索結果には、#!が付いたURLがスニペットなどが表示されずに表示されました。このスニペットが無い形式の検索結果はmeta refreshなどでリダイレクトされる際に、上手く転送を検索エンジンが認識できないときによく表示される形式です。
その当時、site:twitter.com/#! と検索すると数千の#!有りURLが表示されていましたが、その全てが同様のおかしい表示となっていました。

この事から、高い確率で#!有りと#!無しのURLを、検索エンジンは統合できていなかったと推測されます。
#!有りから#!無しへのリダイレクトは望ましい状態ではなかったようです。おそらくは#!有りでリンクされたリンクの価値とアンカーテキストは、本来のTwitterアカウントのURLにひもづけられる事が無く、捨てられていたのでは、と推測されます。
つまり、#!有りでリンクしても[辻正浩]などの名前の検索でTwitterアカウントを上位表示させる効果に繋がっていなかった可能性が高いのです。

#!無しでリンクするべき

さて、上記の実験は昨年の後半に行ったものです。この実験結果は、2011年のあるタイミングで大きく変わりました。
2011年6月現在、#!有りのアンカーテキストで張った方の言葉で検索した結果から!#付きのURLが消滅しまして、!#無しのURLが現れたのです。ただし、#!無しでリンクしたワードでは、1位にTwitterアカウントが表示されますが、#!有りでリンクしたワードでは、大きく順位を下げています。
また、以前は数千インデックスされていた#!付きのURLが検索結果から消滅しており、クエリとして#!を認識しなくなっているようです。

ちなみに、個人サイトだけで実験した簡単な内容なので公開しますと、その検索ワードは、#!無しが[グジャルェツ]、#!有りが[バェユヴェィ]です。興味ある方はご覧ください。

そのタイミングで何が行われたかは多くの可能性がありまして、特定は困難です。Twitterの特定アカウントのURLの認識については、GoogleのAJAXの特殊処理や、特殊なリダイレクト、#!の扱い、超巨大サイトの特殊な扱いなど、非常に複雑ですので。

しかし、私たちが通常関わる部分でのリンクについて、#!無しでリンクした方が良い結果になっている事は確かです。
検索エンジンがインデックスしているのは#!無しのURLで、リンクにおけるリダイレクトは無ければ無いほうが良い、という単純な理由だけでもいいかもしません。
Twitterアカウントにリンクを張るときは、#!無しでリンクを張るようにしましょう。

2011/06/12

Twitter短縮URLの仕様変更(2011/6)

カテゴリ: twitter | |

Twitter新短縮URL仕様イメージ
Twitterの公式Webからの短縮URL、t.coの仕様が変わったようです。

6月11日現在、私が確認した4つのアカウントで全て変更されていましたので、おそらくは全体に反映されているのでは、と思います。

この仕様変更は、強制URL短縮など注意しなくてはならない部分もありますので、現段階での仕様の解説を書いてみました。

短縮URL仕様

私が確認した6月11日現在での仕様は下記の通り。

  • Twitterの新UI(URLに#!が付く方)のみに反映。旧UIには反映されず。
  • 公式Webからのツイートのみに反映。API経由のツイートにも反映されず。
  • 反映される場合、http://やhttps://付きで入力した全てのURLが短縮される。
  • 短縮されたURLは、公式Twitterだとhttp等無しで通常30文字程度が表示されて、その後は「…」として省略される。
  • 短縮された場合、どんな長さでも20文字扱い。
  • API経由でのツイートは、短縮されない。
  • サブドメイン+ある程度長いドメイン+パスの場合、ドメインが表示されるように配慮。

今までも、短縮については様々な仕様がありましたが、今回はどのようなURLでも強制短縮、というのが大きな変更と考えます。
さて、具体例で説明しましょう。

No. 入力したURL 公式Webでの表示 APIに渡される表示
1 http://webweb.jp/blog/web-service/
twitter/url-shorter-change/
http://webweb.jp/blog/web-servi… http://t.co/(7文字)
2 http://a.com a.com(リンク付) http://t.co/(7文字)
3 a.com a.com(リンク無) a.com
4 http://bit.ly/a3sn6 bit.ly/a3sn6 http://t.co/(7文字)

さて、1は入力は60文字の所、20文字として計算されます。URLの長さを考えずにツイート出来るようになった非常に便利な仕様です。
なお、複数のURLを書いてもそれぞれ短縮してくれます。URLだけなら最大7URLをツイートできるという事ですね。

2はちょっと複雑です。 http://a.comとツイートした場合は、表示はa.comとなりまして、20文字扱いとなります。短縮されなければ12文字ですが、短縮?されて20文字扱いされることになります。
そして、APIに渡されるのもt.co/(7文字)として表記されています。APIから見るとURLを展開しないとどのようなドメインだか把握できないことになります。

なお、3のようにhttp://の表記無しにa.comなどとツイートした場合は当然ながら短縮されません。

そして、このような強制短縮は、別短縮サービスのURLも同様です。
5のように、bit.lyなどの短縮サービスのURLは、表記上はhttp://が消えるだけですが、APIに渡されるのはt.co/(7文字)の形です。再短縮が掛かって、20文字扱いになることになります。

新短縮URL仕様の利点と注意点

普通の使用では、非常に便利な仕様変更です。
長いURLでも気にせずにツイート出来るようになりました。公式WebからTwitterを利用しているユーザにとっては、ドメインも表示されるので、どういうサイトか確認もできます。
Webマスターとしては、自分のドメインを知らせることが出来るのが便利ですよね。
ただし、これは公式Webから見ている人だけです。HootsuiteなどAPI経由のアクセスの場合、公式WebからツイートされたURLは全てt.co/(7文字)の形で見られることになります。

「新サービスをリリースしました。ドメイン名にこだわりました。 http://suteki-domain.jp/」 のように公式Webからツイートされた場合、公式Webで見るとほぼツイートしたとおりに見られます。しかし、API経由でアクセスしている人には、「新サービスをオープンしました。ドメイン名にこだわりました。 http://t.co/(7文字)」と表示されて、クリックしないと何のことだかわかりません。

現状、公式Webから閲覧している人が大半、とTwitterからの発表もありましたので、上記は余り気にする必要はないのかもしれません。それでも、全ユーザに短縮させずに見せたい場合には、HootsuiteなどのAPI経由でツイートするべきでしょう。

また、強制短縮されるということは、非公式RTなどで短縮URLをツイートすると、2重短縮となってしまいます。これは、SEOに若干のマイナスがあります。
TwitterのリンクのSEO上の価値は複雑なのでここでは言及を避けますが、togetterやふぁぼったー、Twilogなどの関連Webサービスのリンクは、弱いながらもリンクとして検索エンジンは認識しています。そのリンクが2重リダイレクトですと、Googleはリンクの価値を減らして評価している可能性が高いです。

幸いな事にt.coは301リダイレクトですので、リダイレクト1回プラスによって減るリンクの力は1?2割程度の気にしないで良いレベルです。また、多重リダイレクトで大きな問題が去年段階ではあった検索エンジンも、日本では気にするシェアではありません。この問題は大きな問題、とは言えないでしょう。
しかし、システムを組む場合に、公式ツイートボタンなどを使わないで独自短縮URLのシステムを使う場合などは、ちょっと考慮してもいいかもしれません。

#この仕様変更で、独自短縮URLでの大量リンクをTwitterから受けるしくみになっているサイト、たとえばはてなブックマークなどの評価を見ていれば、Twitter関連サービス経由のリンクが直接のプラスになっていたかが確認できますね。きっと確認できるレベルの変化はないと思いますが。

新短縮URLの使い方

6月12日段階で確認できる仕様と気づいた注意点を書かせてもらいました。
基本的に、素晴らしい仕様変更と思います。これまで、外部の短縮URLシステムに頼ることで、リンク先がどのようなサイトだか分からない場合も多く有りましたが、今後は、リンク先がどんなドメインかを把握してクリックすることができます。
ただし、公式Web以外からのアクセスだと、逆にドメイン名が見られなくなる状態も発生するようになりました。
特に、Twitterを仕事で使われている方には、重大な問題になる場合もあるでしょう。理想のTwitterでの情報伝達をするためには、公式WebとAPI経由のサービスの使い分けが必要なのかも知れません。

このURL周りの仕様は、変化を続けています。
6月10日には、&を含むURLをツイートすると、&以後が短縮されないという不具合もありましたが、現在は既に解消されています。
また、近日中に写真も140文字に含まなくなるようです。

どんどん仕様が変わっています。
最新の状況を把握し続けるのは大変ですが、どうにか追いかけていきたいものです。

2011/05/07

TwitterをRSSリーダーで読むには

カテゴリ: twitter | |

TwitterのRSS
Twitterでは大量のツイートが流れますし、見逃す事も多いです。しかし、この人のツイートだけは見逃したくない、という人も多いのではないでしょうか。
そのような場合、RSSリーダーに登録するのが便利です。

TwitterをRSSリーダーで読む方法について、ご存じない方が多いようでしたので、まとめてみます。

なお、この方法は2011年5月7日現在は使えますが、いつ使えなくなるか分りませんので、予めよろしくお願いします。

TwitterとRSS

Twitterは、RSS配信をしています。私の知っている限りで、下記の2つが配信されています。

  1. 特定ユーザのツイートのRSS(公式RTを含む)
  2. 特定ユーザがFavをつけたツイートのRSS

しかし、今はご存知ない方が多いようです。理由は簡単、今多くの方が使われている新画面ではRSSが見つからないからです。
Twitter新画面でのだれかのツイート画面(私ですと http://twitter.com/#!/tsuj )のソースを確認すると、下記のRSSっぽい行はあります。

<link rel="alternate" href="http://twitter.com/favorites/25634576.rss" title="Your Twitter Favorites" type="application/rss+xml" />

しかし、これは、自分のFAVをつけたツイートのRSSが配信されているだけです。

特定ユーザのツイートのRSSのURLはどこに記載されているのでしょうか。

TwitterのRSSの位置

簡単です。旧画面では表示されています。
旧画面に切り替えまして、右サイドバーの一番下には、このようにRSSフィードへのリンクがあります。
旧TwitterのRSSフィード部分

さらに、下記のソースのように、RSSディスカバリーも設定されています。こちらですと、その人のツイートだけではなくてその人がFAVをつけたツイートも選択可能です。

    <link rel="alternate" href="http://twitter.com/statuses/user_timeline/25634576.rss" title="tsujのツイート" type="application/rss+xml" /> 
<link rel="alternate" href="http://twitter.com/favorites/25634576.rss" title="tsujのお気に入り" type="application/rss+xml" />

RSSディスカバリーが設定されていますので、ほとんどのRSSリーダーでは特定ユーザのURLから#!を除いたもの(私ですと http://twitter.com/tsuj )wをRSS登録しようとすると、その人のツイートはRSS登録可能です。

さらに、もっと簡単な方法として、Yahoo!検索のキャッシュを使う方法もあります。
調べたいID名を、[Twitter (ID名)]と検索して、出てきた検索結果からキャッシュをクリックすると、下のように旧画面が表示されます。検索エンジンのクローラーには、新画面ではなくて旧画面を見せているからですね。
Twitterのキャッシュ
このキャッシュにも右サイドバー下にはRSSへのリンクがありますし、RSSディスカバリーでツイートもFAVも登録可能です。

なお、Google検索ではキャッシュからもリダイレクトが効いてしまいますので、Yahoo!検索しか使えません。

注意点

冒頭でも書きましたが、これは今は使えますが、いつ使えなくなるか分りません。
予告されています通り、Twitterの旧画面は近日の廃止が予告されています。廃止されてしまった場合、上の方法でRSSのURLを見つける事はできませんし、一緒にRSSも廃止されてしまうかもしれません。

しかし、今は使えますので、Twitterでどうしても見逃したくない人、フォローはしないでツイートをまとめよみしたい方は、使ってみてはいかがでしょう。
ちなみに、私のツイートのRSSフィードはこちらです。思い出したように連投してTLを埋めるのがうぜぇ、でもヲチはしておきたいと言う方はご利用下さい。

そうそう、Googleリーダーで、フィードを購読すると、下の画面のようにツイートの傾向や、Googleリーダーで読んでいる人の数が確認できます。
Googleリーダーでのツイート
フォロワーは少ないけどもたくさんRSSで読まれている人も居たりして面白いですので、Twitterを使っている方は、自分がどれだけ読まれているか、ヲチされているか確かめてはいかがでしょうか。

2011/02/06

Decadeを作ってみました

カテゴリ: その他 | |

smashmediaの河野さんが作られて、その後多くの方が作っては公開している、「Decade」というものがあります。

自分の10年史プレゼン資料、というようなものでしょうか。
多くの方のDecadeを見ていると、とても感銘をうけることも多く、勉強になります。
非常に好きなコンテンツでしたので、私も1月中に作ってみました。
公開は躊躇っていましたが、晒さないとそもそも意味がない、このDecadeを作る意義が殆ど無くなると思いまして、公開することにしました。
長いですので、もしもお時間に余裕があって、私に興味が有る方は見てくださいませ。

見てくださってありがとうございます。こんな感じにして今こうしています。

Decadeについて、河野さんがエントリーの中で、こう書かれています。

「こうやって自分の人生を振り返ることはいいことだとぼくは思ってます。過去の反省も大事ですが、それよりも毎年更新することで、「今年も人に語れるように生きよう」という前向きな気持ちになれるのが、一番の効果ですね。」

作ってみて分かりましたが、本当におっしゃる通りです。
自分の人生を振り返って今後を考える良い機会になりましたし、自分がこれまで受けた恩を再確認するきっかけにもなりました。
作るきっかけを下さった河野さん、どうもありがとうございました。

会社員をやっていて、現在過去に所属した会社の事を書くのは難しいです。最近の話になりますと、あいまいな内容になってしまっています。
でも「今年も人に語れるように生きよう」と前向きになれるよう、今後も毎年更新していこうと思います。

今はまだ、受ける恩と返せている恩の収支がマイナスですが、早く恩返しが出来るようになりたいなあ。
がんばります。

ちなみにこれは、Googleドキュメントのプレゼンテーションで作ったのをPDFで書きだしたものですが、Googleドキュメントはなかなか大変でした・・・共有しての作業には最高なのでしょうが、やはり専用のオフラインソフトには劣るのですね。

2011/01/11

Twitterで話題になった記事がSEOに影響するか調査してみました

カテゴリ: SEO | |

この個人ブログは、一ヶ月も新規エントリが無かったりもする零細個人ブログですので、アクセス数もわずかです。しかし、広告も置いていませんし、私が関わるサイトの中で唯一アクセスを稼ぐ必要が無いサイトですので、あまり気にせずに運営しています。

このブログに2010年10月、11月にエントリを3つ公開したのですが、その記事によるアクセス推移が非常に興味深い物になりましたので、個人サイトでしかしづらい、アクセス数晒しをしつつご紹介してみようと思います。

12月のデータ

下記は、Google Analyticsによる2010年12月のトラフィックデータです。
12月全データ
一日300-400セッション前後で安定しています。
直帰率の高さが異常ですので、サイトのデザイン見直しや回遊用の導線を作るべきと思いつつ、いつでもできると、結局2年近く放置しちゃっています。

では、12月の検索からのセッションのみのデータをみてみましょう。
12月検索流入
流入の9割近くが検索エンジンからの流入で、自然検索流入にたよったサイトとわかります。流入のほとんどが流入1-2で、テールワード流入が主となっています。

この12月中にはまともな記事も公開せずにいましたので、この状態が今のサイトの「素」ということになるでしょう。

10月、11月のデータ概要と公開記事

さて、では本題です。
記事を公開していた10月、11月はどうでしょう。10月、11月のトラフィックデータが下記です。
10月11月トラフィック
12月と比べてわけが分らないデータになっています。
これは、下記の記事を公開した結果のデータです。

最初の記事は、Twitterのrelpy関係仕様が変わっているのを見つけて1時間ちょっとで慌ててエントリにしてみたところ、はてブ300件超、Twitter言及600前後、最大1日1万アクセスを貰った記事でした。
次の記事はその3日後、前の記事で足りないところを補足説明した記事です。こちらはしっかり考えて3時間位かけて書いたのですが、現在はてブ17とあまり注目されませんでした。

最後の記事は11月になってから、当時日本で一番普及していたAndroidケータイ、Xperiaのアンドロイドのバージョンが2.1にアップされるタイミングで公開した、おすすめのAndroidアプリを30個紹介したまとめ記事です。自分が使っているAndroidアプリをリストアップしてコメントをつけた、ある程度時間をかけた記事だったのですが、はてブは21と振るいませんでした。ただ、[android2.1]やその掛け合わせを中心としたキーワードからの流入がずっと続いています。

アクセスデータの最初の山が10月10日の記事で、増加分は殆どがTwitterからの流入となっています。この記事は、Twitterの仕様変更を扱ったもので、Twitter以外ではほぼ話題とならなかった記事なのです。

11月にある小さな山が11月9日の記事で、直後の増加分の多くはGoogleのQDFによるアクセスです。

さて、ではこの3記事によるアクセスの変化をもう少し詳細を含めてみていきましょう。

Twitterで話題になった記事によるアクセス変化

最近、Googleはもう既にTwitterのリンクをWeb検索順位に影響させているという発表がありました。

小規模個人サイトには滅多に無い、Twitterからの大量リンクを受けたこのサイトのアクセスがどうなっていたかを見ると、Twitterからのリンクの検索への影響力を推測する事ができるかもしれません。
下記が、10月11月の検索流入の推移です。
10月11月検索流入
グラフの山の場所が違いますね。

分りやすいように、10月11月のアクセスデータと検索流入をならべてみましょう。
10月11月、アクセス数と検索流入比較
ご覧の通り、10月の2記事でTwitterから大量リンクが張られた後、ほぼ検索流入が増えていません。

これをもう少し分けて確認してみましょう。
下画像は、10月のTwitterで大きく言及された記事公開前後2週間のセッション数(上)と、検索流入の変化(下)です。
10月の記事公開前後2週間
やはり、Twitterでの言及が跳ねたタイミングと、検索流入はほぼ一致しません。
アクセス数でみましても、2-4日続いたTwitterでの言及が終わると、元の数値に戻ってしまっています。

こちらは、11月のTwitterからのリンクはあまり受けていない記事公開前後2週間のセッション数(上)と、検索流入の変化(下)です。
11月の記事公開前後2週間データ
こちらは、2-5日のGoogleのQDFと若干のTwitterでの言及が終了したタイミングでアクセス数は減ったものの、元の流入にまで減らずに検索流入は1日100前後底上げされた状態を保ち、これは年が明けた今でも続いています。

このデータだけで推測すると、2010年10月段階ではTwitterからのリンクがWeb検索の順位に対して、直接的な大きな影響力を持っていなかった可能性が高いと考えられます。

2つの記事、『Twitterだけで大きく話題となった、コンテンツ内容が薄い記事』と、『少ししか話題とならなかったものの、コンテンツの内容としては豊富な記事』を比べますと、2、3ヶ月では、圧倒的にTwitterで大きな話題となった記事がアクセス数が多い状況です。実際、10月から12月末までのPVで言いますと、Twitterで話題となった記事が23,502PV、まとめ記事は7,916PVでした。
しかし、このまとめ記事は、ほぼ毎日100流入程度のアクセスを得ています。この記事の情報がユーザに対して価値ある情報である限り、合計アクセス数も数ヶ月後には逆転する事でしょう。

Twitterでの話題の、Web検索への価値

Twitterでの話題はWeb検索に全く意味が無いのか、というと異なるデータもあります。

下画像は、Googleウェブマスターツールでの「クロールの統計情報」のデータです。
クロールの統計情報
10月の記事がTwitterで話題になった途端、スイッチが入ったようにクローラの訪問数が数倍になっている事が確認できます。
実際に新規ページが検索結果に出るタイミング、旧ページを更新した時の検索結果への反映は早くなっています。
このブログは、過去にも一応の被リンクや数十前後のはてブ、Twitterでの言及は得られていましたが、ほぼクローラには影響をしていませんでした。今回の爆発的なTwitterでの言及の後、初めてクローラ訪問数が増えていました。

このクローラ動向の変化が、Twitterでの言及を原因とするのかは、確証は持てません。Twitterでのアクセスだけではなく、このタイミングで一気に張られたTwitter周辺サービスからのリンクなど、多くの変化があったからです。
しかし、Twitterで話題となる事によって発生する「なにか」がクロール頻度を早めた可能性が高い事は確かではないでしょうか。

個人ブログでのTwitterとSEO

結局、今回のデータで確証が取れる事は殆どありません。
なによりもデータとして少なすぎますし、このサイトは個人ブログにしてはいくつか変な事をやっている特殊性もあります。12月以後Twitterの扱いが変わっている可能性もあるでしょう。
仕事で確認している他データや最新データも含めますと、さらにいろいろと考察はできるのですが、ここでは紹介を控えさせてもらいます。

しかし、Twitter「だけで」話題となるコンテンツを狙う事で、自然検索流入の大幅な拡大に結びつける事は難しい事は確かではないかと思います。

もちろん、Twitter「だけで」話題となるわけではなく、Twitterを仲介して様々なサイトからの話題となって、被リンクを得られるコンテンツについては今回の例とは違う動きになるでしょう。間接的な効果も含めると、TwitterというWebサービスが自然検索流入に影響を与えるのは確かです。

ただ、既に知名度がある人以外、Twitterで話題となるコンテンツを狙って量産する事は非常に困難です。
一方、11月の記事のようなまとめ記事のように、自分が詳しいジャンルについての多くの情報を、検索市場と検索キーワードも意識して公開することは、手間はかかりますが簡単です。あまり知られていない個人ブログがアクセス数を増やすためには、やはりこのような記事が一番の近道ではないかと、私は思います。

最後に、今回ご紹介した記事は、多くの方にTwitterやはてブなどでご紹介頂いたおかげで、上でご紹介した面白いデータを見る事が出来ました。今後もこのサイトで面白いデータが出てきたら紹介させてもらいます。
どうもありがとうございました。

2011/01/01

新年のコピーライト年度更新、おすすめの方法

カテゴリ: Web制作 | |

あけましておめでとうございます。
このブログを読んで下さっている方々、本年はこれまで以上に更新をしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、年が明けて最初の仕事はフッターのコピーライト年号変更という方も少なくないのではないでしょうか。
私は、コピーライト年号は「(開設年)-(現在年)」という形で、現在年部分を自動更新にするのがベストでは、と思っています。
このコピーライト表記を勧める理由と簡単な設置方法をご紹介します。

コピーライト表記の本来の目的

そもそも、このフッターのコピーライト表記は何のために入っているか、どうして入れないといけないかご存知でしょうか。

実は今、コピーライト表記を入れる意味は、ほとんどありません。
本来、コピーライトを入れる目的はとても複雑でした。そもそもの目的から考えてみましょう。

コピーライト表記で守られるべき「著作権」が発生するための方式として、国によって2つの異なる方式があります。「無方式主義」「方式主義」です。

無方式主義の国ではものを公開した時点で自動的に著作権が効力を持つ事になりますが、方式主義の国では所定の登録申請を行わないと著作権が効力を持たないのです。

日本など無形式主義の国の著作物の著作権を、方式主義の国で守るためには、所定の表記もしくは手続きをしなくてはならないとも言えます。それは面倒という事で、世界各国である条約が結ばれました。ベルヌ条約とその後の万国著作権条約です。

専門ではないのでちょっと理解が誤っているかもしれませんが、ベルヌ条約は加盟国が「無方式主義」となる条約になります。諸々の理由でベルヌ条約に加盟せずに万国著作権条約に加盟した国、方式主義の国では、無方式主義の国の著作物でも特定の決まりに沿った著作権表記がされていると著作権が発生するということになりました。

この、万国著作権条約で定められた表記が、今の一般的なコピーライト表記なのです。

この「万国著作権条約に加盟した方式主義の国」の代表はアメリカでした。影響力があるアメリカですので、以前は必ずコピーライト表記は必須だったのです。

しかし、1989年にアメリカはベルヌ条約に加盟して、著作権は無方式主義になりました。現在、方式主義の国はほぼ残っていません。そのため、著作権を守るためにコピーライト表記をつけたとしても利点はほぼない、と言える状況になりました。

つまり、コピーライト表記は以前は必須でしたが、今は殆ど意味が無い、ということになります。

万国著作権条約で定められた表記

方式主義の国に著作権を認めてもらうための万国著作権条約の表記は「著作権者」「著作権マーク」「著作権発生年」が揃う必要があります。

著作権マークは、Webではマルシー「©」で表記されますが、表示が困難なときはカッコシー「(C)」で良い事になっています。
著作権発生年は、発生年であって、現在の年度ではありません。

つまり、コピーライト表記の本来の意義で考えますと、2009年に開始したこのブログでは、「© 2009 辻正浩」だけあれば充分ですが、この3点が無いと、本来の目的としては意味が無いことになります。

コピーライト表記の意義

コピーライト表記の本来の目的、必要な表記内容を説明してきました。
しかし現在、コピーライト表記を書く意味は、万国著作権条約に対応するためだけではないでしょう。

私は、下記の意味があると思っています。

作者の確認

コピーライト表記を見て、このサイトが誰が管理しているサイトなのかを確認する意味はあります。運営企業、などのページが無い場合、この部分を見て確認できることもあるでしょう。

作成・更新年度の確認

…Copyright 2005…などと記述されていると、古くから運営されているサイトということが分って、信頼感が増す事はあるでしょう。
「Since 1999」とか書いてあるお店のように、古くからの運営をアピールする事はWebサイトのイメージにもプラスになると思います。
さらに、…Copyright 2011…と記載されていると、更新が続いた死んでいないサイトという印象も付けられます。
…Copyright 2008…などと中途半端な年代で止まっていると、いい加減なサイト、と思われる事があるのかもしれません。

万国著作権条約の対応

万国著作権条約対応の意義はほぼ無いと書きましたが、昔からの決まりですし一応正しく守っておくと安心でしょう。
意味が無いから書いていないとしても、人によっては「コピーライトも無いなんて、このサイトの管理人いい加減だな!」などと思われるかもしれません。

みんなが使っているから

コピーライト表記でなにか主張をしてもしょうがない、と思います。
特に誰からもつっこまれない一般的な内容、可も無く不可も無くとしておくのが一番かもしれません。

望ましいコピーライト表記とは

上で述べました4点の意味を全て満たすコピーライト表記は、

Copyright (C) 2005-2011 Masahiro Tsuji All rights reserved.

という、開設年と最新年の併記ではないかと思っています。
万国著作権条約の3点を表示した一般的な内容としつつ、開設年と最新年の両方の記述で更新を続けている事と、古くからのサイトの場合はそのアピールも可能です。

この表示にする場合、最新年部分はJavascriptで記載しておく事で更新は不要です。
開設年はソースにそのまま書いておく事で、Javascriptが使えない環境や、getFullYearに対応していない古いブラウザでも、万国著作権条約で定められた本来のコピーライト表記を守る事も可能です。
ちなみに私のサイトの場合、下記のように記述しています。開設年と著作権者部分、URLを変えてご自由にお使いください。

Copyright(C) 2009
<script type="text/javascript" language="JavaScript"> 
<!-- 
TYnow = new Date();document.write( ' - ' + TYnow.getFullYear() );
// -->
</script> <a href="http://webweb.jp/" class="bb">辻正浩</a> All Rights Reserved.

今年のコピーライト年号更新にどうぞ

コピーライト表記を年の頭に変える事は、Web制作にとって年始の儀式のように思う方もいるでしょう。これを変えないと年が明けた気がしないという、以前の私のような方もいるかもしれません。
しかし、多くのサイトを管理するのに大変な人や、コピーライト表記は可も無く不可もなくでいいからひとつでもコンテンツを作りたい人にとっては、自動更新にしてしまうのが一番と思います。

2011年の最初の効率化として、コピーライト年号の自動更新化はいかがでしょうか?

2010/12/31

2010年末のご挨拶

カテゴリ: その他 | |

おそらく、これを読まれている方の殆どは、TwitterやFacebookのソーシャルメディアで交流してくださっている方ではないかと思います。
皆様のおかげで、今年1年は本当に有意義なものになりました。心から感謝いたします。

本年、大勢の方との繋がれた事がなによりも嬉しかった事です。

すこし積極的にイベントなどに出るようにして、すこし積極的に話しかけるようにしただけと思いますが、知り合った方々からお誘いいただく事や、知り合った方からさらに魅力的な人をご紹介いただくことも多く、どんどんと自分の世界が広がっていく楽しさを感じ続ける1年になりました。

これまで、Webや本でいつも勉強させて頂いていた方々、色々な業界・会社の有名な方とも大勢お会い出来て、今年1年だけで「いつかお会いしたい」と思っていた人のほとんどにお会いしてしまったようにも思います。
もちろんお会いしただけではなく、大勢の方の考えと触れ合って、非常に勉強になった1年でもありました。

2011年、これまで知り合った方ともっとお会いして、もっと多くの人と知り合っていきたいと思います。そのために、もっと多くの方に興味を持ってもらえるような自分になれるよう、さらに成長していきたいと思います。

どうぞ、2011年もよろしくお願い致します!




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